こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。
今回は、倉庫大手で、医療、食品、機械・電機、新素材に重点を置き、賃貸やマンション販売もおこなう三菱倉庫について調査をしました。
www.mitsubishi-logistics.co.jp
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年7月31日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:三菱倉庫公式HP)
三菱倉庫は、倉庫大手で、医療、食品、機械・電機、新素材に重点を置き、賃貸やマンション販売もおこなう会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価の構成銘柄の1つ
当社は、旧三菱為替店の倉敷業務を継承し、1887(明治20)年に東京・深川で創業しました。
以来130余年にわたり、倉庫事業を中核に陸上運送、港湾運送、国際運送取扱を有機的に結合したロジスティクス事業を営んでいます。
また、昭和30年代からは不動産事業を展開し、会社所有地を活用したビル賃貸から、住宅の販売・賃貸、商業施設の運営へと事業領域を広げてきました。
社会や経済が大きく変化する中、当社グループが今後も成長していくためには、お客様のビジネスや社会に変化をもたらす「価値の創造」、つまりイノベーションの積極果敢な推進が不可欠です。
このような観点から、当社グループでは2030年に目指す姿として「MLC2030ビジョン」を2019年に定めました。
昨年スタートした経営計画[2022-2024]はその実現に向けた第2ステージにあたります。
これまでの施策をさらに推し進め、強固な収益基盤と適正な財務基盤のもと、株主還元の一層の充実を図り、資本効率を高め、さらなる企業価値の向上に取り組んでいきます。
新たな「価値の創造」に向けた強い意志の下、社員一丸となり、企業理念である「誠実かつ公正な企業活動を通じ、適正な利潤の確保と会社の安定した成長を図り、ステークホルダーの皆様に報いるとともに、豊かな社会の実現に貢献する」の実現に邁進し、当社グループの持続的な成長を目指します。
(引用:三菱倉庫公式HP)
まずは無料セミナーに参加♪【マネきゃん/Money Camp】
沿革
▼クリックで詳細表示
1887年4月 - 三菱為換店(1880年3月開業)の倉庫業務を継承し、東京・深川に有限責任東京倉庫会社として設立
1892年3月 - 大阪支店開設
1893年12月 - 東京倉庫株式会社に改組、商号変更
1902年12月 - 神戸支店開設
1907年11月 - 神戸港に海運貨物の海陸一貫取扱施設を完成、海陸連絡業(のちの港湾運送事業)の体制を確立
1918年3月 - 三菱倉庫株式会社に商号変更
東京支店開設
1919年1月 - 門司支店開設
1924年5月 - 横浜支店開設
1931年1月 - 東京・江戸橋(現在の日本橋)で我が国最初のトランクルームサービスを開始
1943年8月 - 名古屋支店開設
1949年5月 - 東京証券取引所に株式を上場
1960年4月 - 福岡支店開設(こののち、1974年4月門司支店を統合)
1962年4月 - 東京・深川にコンピュータ・倉庫・住宅の複合賃貸ビルを建設、コンピュータ用賃貸ビル事業開始
(こののち、不動産事業に本格進出、コンピュータ専用ビル、オフィスビル、商業施設等の賃貸施設を建設するとともにマンション分譲を継続的に実施)
1963年4月 - 自動車運送事業に本格進出
1970年1月 - 米国カリフォルニア州に倉庫会社設立
(こののち、1972年3月ニュージャージー州に倉庫会社、1981年6月ニューヨーク州に運送取扱会社設立、両社は1998年10月合併)
1971年4月 - 航空貨物取扱事業に本格進出
1973年9月 - 東京・新川にコンピュータ専用賃貸ビル(東京ダイヤビルディング)を建設
(こののち、東京・新川及び永代並びに大阪・芦分地区に順次増設)
(こののち、1985年6月香港に運送取扱会社、1989年9月タイに運送取扱会社、1998年10月マレーシアに運送取扱会社、2011年7月ベトナムに運送取扱会社設立)
1986年10月 - 情報関連事業会社設立
1987年4月 - 創立100周年
1992年 - 各店に高機能倉庫を一斉建設(約25,000坪)、倉庫改造元年と宣言
1992年9月 - 神戸・ハーバーランドに商業施設・オフィスビル等の賃貸施設建設
1993年6月 - インドネシアに倉庫会社設立
1995年1月 - 阪神大震災被災
1995年2月 - オランダに運送取扱会社設立
(こののち、2001年7月ドイツ、2007年4月イタリアに同社支店を開設)
1996年4月 - 中国に倉庫会社設立
(こののち、2004年2月運送取扱会社設立。以降順次拠点を整備拡大)
1996年6月 - 商号の英文表示をMitsubishi Logistics Corporationに変更
1999年 - 冷蔵倉庫業に本格進出
(1999年6月東京・大井、2002年12月神戸・六甲に冷蔵倉庫建設)
2006年8月 - 横浜・ポートサイド地区に商業施設建設
(こののち、2009年12月オフィスビル建設、2010年3月同ビル内の商業施設賃貸開始)
2010年9月 - 富士物流(株)の株式公開買付けを実施し、同社及び同社の子会社10社を連結子会社化
2014年9月 - 東京・江戸橋に所有する倉庫ビル(本店事務所、トランクルーム)を建て替え、オフィスビルを建設(本店事務所、賃貸用オフィス、トランクルーム。建替中の平成23年9月から同26年9月までの間、本店を東京都中央区日本橋から同区新川へ一時移転)
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
事業内容
三菱倉庫は、以下の4つの事業からなります。
【連結事業】倉庫・港湾運送等の物流 85%、不動産 15%
【海外】17%
倉庫事業
(引用:三菱倉庫公式HP)
国際輸送事業
国際海上輸送(NVOCC)、航空貨物輸送を軸とした多様なサービスを提供することでお客様のグローバルサプライチェーンを支えるパートナーとしてサービスを展開しています。
(引用:三菱倉庫公式HP)
港湾運送事業
国内主要港(東京・横浜・名古屋・大阪・神戸・博多等)において、一貫した港湾運送事業を行っており、コンテナターミナル業務、在来船業務、自動車船業務、船舶代理店業務等で、港湾を利用するお客様のありとあらゆるニーズに対応できるよう、きめ細かい高品質な港湾ロジスティクスサービスを提供します。
(引用:三菱倉庫公式HP)
不動産事業
当社は、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸および福岡6大都市で、所有地の立地に適した再開発を行い、約50棟、延床面積約100万m²にのぼる不動産施設(オフィス、商業施設、住宅)賃貸事業を行っています。
東日本大震災以降、高まりつつある事業継続ニーズにお応えうするオフィスビルを多数保有。
太陽光発電やLED照明の積極的な採用を通じて、環境負荷低減にも力を注いでいます。
その他、分譲マンション事業にも取り組んでいます。
(引用:三菱倉庫公式HP)
時価総額
三菱倉庫の時価総額は3,938.62億円です。(2024年7月31日現在)
社員の状況
従業員数:連結 4,922名(臨時2,617名)
単体 976名(臨時792名)
平均勤続年数:15.9年
平均年齢:40.5歳
平均年収:938万円
業績
2024年4月30日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結営業収益は15.3%減で、経常利益は18.9%減の243億5,800万円となっています。
売上高営業利益率は前年の7.66%から7.44%と横ばいでした。
(引用:三菱倉庫公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年7月31日に発表された2025年3月期の1Q決算の結果です。
連結営業収益は4.2%増で、経常利益は17.0%減の62億9,600万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の7.75%から6.18%と悪化しました。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は25.39%でした。
計画通りのペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年7月31日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年4月30日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は2.5%前後の配当を出しています。
2014年3月 0.84% 24.7%
2015年3月 0.64% 23.0%
2016年3月 0.81% 22.5%
2017年3月 0.91% 23.0%
2018年3月 1.24% 23.3%
2019年3月 1.46% 34.1%
2020年3月 2.75% 43.7%
2021年3月 1.77% 13.0%
2022年3月 2.63% 36.5%
2023年3月 2.89% 26.3%
2024年3月 2.41% 33.4%
2024年9月 3.11%
(引用:三菱倉庫公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
三菱倉庫は、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2019年まで横ばいが続きましたが、それ以降は上昇傾向です。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、上昇傾向が続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 14.34倍 (予 10.88倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.98倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 367.01 (予 485.41)
BPS(1株当たりの純資産) 5,363.85
ROA(純資産利益率) 4.09% (予 5.48%)
(引用:三菱倉庫公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率はやや悪いといえます。
自己資本比率 60.6%
(引用:三菱倉庫公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 5.44倍(2024年8月30日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上・利益は、2023年3月期に大幅に拡大しましたが、基本的には横ばいです。
2025年3月期は増収増益予想です。
一方、株価は2020年以降上昇が続いています。
配当はそこそこあり、株価は上昇しており、まだ割安レベルなので、長期投資するのが良いでしょう。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:〇
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):〇
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
この記事がいいと思ったら、いいねやブックマーク、読者登録をよろしくお願いします。
最新の情報を発信していますので、X(Twitter)のフォローもよろしくお願いします。