社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】日本郵船(9101)~海運国内首位 総合物流企業 コンテナ船 コンテナターミナル 航空運送 不動産業 高配当 日経平均株価 JPX日経400 JPXプライム150~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、海運国内首位で、総合物流企業化し、コンテナ船を事業統合して稼ぎ頭とする日本郵船について調査をしました。

 

www.nyk.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年5月20日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:日本郵船公式HP)

 

日本郵船は、海運国内首位で、総合物流企業化し、コンテナ船を事業統合して稼ぎ頭とする会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

日経平均株価およびJPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ

 

周りを海に囲まれた我が国で、貿易量の99%以上を担う「海運」を中心に、人々の暮らしや生活を支えることを誇りに、1884年の創業以来、総合物流企業として活用の幅を広げてきました。

 

今年3月に発表した新しい中期経営計画”Sail Green, Drive Transformations 2026 - A Passion for Planetary Wellbeing -”で、「総合物流企業の枠を超え、ESG経営を礎としながら、中核事業の深化と新規事業の成長の両輪を成長戦略とし、ステークホルダーの皆さまとともに未来に必要な価値を創り続けていく」ことを新しいVisionとして掲げました。

 

脱炭素など地球規模の社会課題の解決にも積極的に挑戦し、社会に貢献し、社会から必要とされ、持続的成長を続ける企業グループであり続けたい、これが私たちの強い思いです。

 

存在意義、社会的使命は「Bringing value to life.」、

ビジョンは「総合物流企業の枠を超え、中核事業の深化と新規事業の成長で、未来に必要な価値を共創します。」、

バリューは「誠意」「創意」「熱意」です。

 

(引用:日本郵船公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1885年 - 郵便汽船三菱会社と共同運輸会社の合併により日本郵船を設立、資本金1,100万円、所有汽船58隻

1886年 - 長崎・天津航路開設

1893年 - 日本初、遠洋定期航路(ポンペイ航路)開設

1896年 - ロンドン支店設置

    欧州、シアトル、豪州航路開設

1911年 - カルカッタ航路開設

1914年 - 「徳島丸」が日本籍船として初めてパナマ運河通過

1916年 - パナマ経由 東航ニューヨーク線開設

1917年 - 南米東岸定期航路開設

1920年 - ニューヨーク支店設置

1923年 - 日華連絡航路(長崎・上海線)開設、第1船「長崎丸」出帆

1926年 - 第二東洋汽船株式会社を合併、サンフランシスコ航路、南米西岸航路を継承

1929年 - 社船に二引のファンネルマークの標示決定

1939年 - 近海郵船株式会社を合併

1942年 - 日・米・英 外交官交換船差立(「淺間丸」・「龍田丸」・「鎌倉丸」)

1945年 - 終戦、所有船舶37隻、15万5,469総トンに減少(戦禍による喪失船185隻、113万1,424総トン)

1951年~1957年 - バンコク、印パ、ニューヨーク、シアトル、カルカッタ、欧州、豪州、中南米ガルフ、南米東岸、中近東、西回り世界一周、中南米西岸、その他諸航路再開

1959年 - 当社初、原油タンカー「丹波丸」が竣工

1960年 - 当社初、鉱石専用船「戸畑丸」が竣工

1961年 - 貨客船「氷川丸」を山下公園(神奈川県)に係留、一般公開開始

1962年 - 世界初、大型LPG専用船「ブリヂストン丸」が竣工

1964年 - 海運再建整備に関する臨時措置法に基づき、三菱海運株式会社と合併、合併後の所有船舶153隻、228万7,696重量トン

    世界初、チップ専用船「呉丸」が竣工

1968年 - 北米西岸コンテナ(PSW)航路開設(日本初のフルコンテナ船「箱根丸」就航)

1969年 - 近海、内航部門を近海郵船株式会社に移譲

    豪州航路、コンテナサービス開始

    当社初、自動車船兼ばら積船「第五とよた丸」が竣工

    NYK Line (Hong Kong) Ltd、NYK (Thailand) Co.Ltd.設立

1970年 - 北米西岸コンテナ(PNW)航路開設

    当社初、自動車専用船「神通丸」が竣工

1971年 - 欧州航路、コンテナサービス開始

1972年 - ニューヨーク航路、コンテナサービス開始

1974年 - 大井ふ頭(東京都)で当社初の自営コンテナターミナル開業

1978年 - 日本貨物航空株式会社(NCA)設立

1979年 - 印パ航路、オアシス・コンテナサービス開始

1980年 - 豪州/マレーシア/ペルシャ湾航路、三国間コンテナサービス開始

1981年 - 南米西岸航路コンテナサービス開始

    南アフリカ航路コンテナサービス開始

1983年 - NYK Line (Singapore) Pte.Ltd.設立

    インドネシア出しLNG輸送開始

1986年 - 長期経営ビジョン「NYK21」を策定

1988年 - NYK Line (North America) Inc.設立

    Hong Kong Logistics Center開業

1989年 - NYK Bullkship (USA) Inc.、NYK Bulkship (Europe) Ltd.設立

    NYK Line (Europe) Ltd.設立

    バンコク、ロサンゼルス、シドニーで物流センター開業

1990年 - 客船「クリスタル・ハーモニー」が竣工、客船事業を再開

1991年 - 日本ライナーシステム株式会社を合併

    米国ロサンゼルスとオークランドにてコンテナターミナル開業

    タイのラムチャバンでコンテナターミナル開業

    客船「飛鳥」が竣工

1992年 - 台湾の高雄でコンテナターミナル開業

1993年 - 日本籍船初のダブルハルタンカー「高峰丸」が竣工

1994年 - NYK Line  (Deutschland) GmbH、NYK Line  (Benelux) B.V.、NYK Line (Sverige) AB設立

1995年 - NYK Line (China) Co. Ltd.設立

1996年 - 北米、欧州航路でグランドアライアンスによる新サービス開始

    カタール出しLNG輸送開始

1997年 - 東京湾にてタンカー「ダイヤモンドグレース」原油流出事故発生

1998年 - 昭和海運株式会社を合併

    独自の安全運航規格「NAV9000」を導入

1999年 - 定航部門、自動車輸送部門でISO9002認証を取得

2000年 - 中期経営ビジョン「NYK21新世紀宣言」を発表

2001年 - 在来船事業を日之出汽船株式会社に移管

    シンガポールに、船舶管理会社NYK Shipmanagement Pte. Ltd.設立

2002年 - 世界初、傭船船隊を含めたISO14001認証取得

2003年 - 中長期グループ経営ビジョン「Forward 120」を策定

    日本郵船歴史博物館オープン

    物流事業統括会社NYK Logistics (Europe) Ltd.、NYK Logistics (Asia) Pte. Ltd設立

    大連で完成車専用ターミナル事業に参画

2004年 - 海外物流事業ブランドを”NYK Logistics”に統一

    株式会社MTI設立

2005年 - NYKグループ中期経営計画”New Horizon 2007”策定

    日本貨物航空株式会社を連結子会社

    国連「グローバル・コンパクト」に参加

    客船「飛鳥Ⅱ」デビュー

2007年 - フィリピンに商船大学「NYK-TDG MARITIME ACADEMY」開校

    NYKグループ・バリュー「誠意・創意・熱意」を発表

2008年 - NYKグループ中期経営計画New Horizon 2010”を発表

2009年 - 未来のコンセプトシップ「NYKスーパーエコシップ2030」を発表

    ブラジルで大水深掘削船(ドリルシップ)事業に参画

2010年 - Knutsen Offshore Tankers社に出資、シャトルタンカー事業に進出

    物流事業の再編・統合を開始、郵船ロジスティクス株式会社が始動

2011年 - NYKグループ中期経営計画”More Than Shipping 2013”を発表

    ブラジルでFPSO(浮体式海洋石油・ガス生産貯蔵積出設備)事業に参画

2012年 - 世界初、船舶エネルギー効率管理計画(SEEMP)の鑑定書を(一財)日本海事協会から取得

    欧州航路で新アライアンス「G6アライアンス」によるサービス開始

    ウィートストーン(オーストラリア)LNGプロジェクトでLNG上流事業に共同参画

2013年 - 日之出郵船とNYKグローバル・バルクが合併し、NYKバルク・プロジェクト貨物輸送株式会社が発足

2014年 - NYKグループ中期経営計画”More Than Shipping 2018~Stage 2 きらり技術力~”を発表

2015年 - 日本初、LNG燃料タグボート「魁」が竣工

2016年 - 世界初、LNG燃料の自動車専用船が竣工

2017年 - 定期コンテナ船事業合併会社Ocean Network Express Pte.Ltd. (ONE)設立

    郵船ロジスティクス株式会社を完全子会社化

    世界初、大型LNG燃料供給船「ENGIE ZEENRUGGE」が竣工

2018年 - NYKグループ中期経営計画”Staying Ahead 2022 with Digitalization anf Green”を発表

    定期コンテナ船事業合併会社(ONE)事業開始

    未来のコンセプトシップ「NYK スーパーエコシップ2050」を発表

2019年 - 世界初、有人自律運行船に向けた自動運航の実証実験に成功

2020年 - 社長をトップとしたESG経営推進体制の構築

    世界初、MarCoPay Inc.により洋上で電子通貨が流通

    日本初、LNG燃料自動車専用船「SAKURA LEADER」が竣工

2021年 - NYKグループESGストーリーを発表

    NYK-TDG MARITIME ACADEMY卒業生から初の船長が誕生

    外航海運事業における「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」を宣言

2022年 - 秋田支店を開設

2023年 - 日本郵船グループ中期経営計画”Sail Green, Drive Transformations 2026 - A Passion for Planetary Wellbeing -”を発表

    世界初、LNG燃料のパナマックス型石炭専用船が竣工

 

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事業内容

日本郵船は、以下の6つの事業からなります。

 

当社グループは定期船事業、航空運送事業、物流事業からなるライナー&ロジスティクス事業と、不定期専用船事業、不動産業とその他の事業を営んでいます。

 

【連結事業】定期船 7%、航空運送 8%、物流 33%、不定期専用船 47%、不動産 0%、他 4%

 

定期船事業

一般消費財を主に輸送するコンテナ船部門とコンテナターミナル等を各地で展開するターミナル関連部門で構成されています。

 

(引用:日本郵船公式HP)

 

航空運送事業

連結子会社である日本貨物航空株式会社(NCA)が、日本発着を中心とした北米、欧州、アジアとの国際航空貨物運送事業を展開しています。

 

(引用:日本郵船公式HP)

 

物流事業

グローバルな拠点間を結ぶネットワークを活用し、倉庫・配送から海上・航空フォワーディングまで、物流全体を最適化する包括的なサービスを提供しています。

 

(引用:日本郵船公式HP)

 

不定期専用船事業

(引用:日本郵船公式HP)

 

不動産業

当社とグループ会社が保有する不動産を運営しています。

 

(引用:日本郵船公式HP)

 

その他の事業

石油製品や舶用機器販売のほか、船舶代理店業、レストラン観光業、客船事業などを展開しています。

 

(引用:日本郵船公式HP)

 

 

時価総額

日本郵船時価総額2.2700兆です。(2024年5月20日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 35,502名(臨時11,043名)

     単体 1,299名(臨時184名)

平均勤続年数:14.2年

平均年齢:39.9歳

平均年収:1322万円

 

 

業績

2024年5月8日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は8.7%減で、経常利益は76.5%減の2,613億4,100万円となっています。

売上高営業利益率は前年の11.33%から7.32%と大幅に悪化しました。

 

 

(引用:日本郵船公式HP)

 

2025年3月期の連結業績予想は減収減益になります。

 

 

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適時開示情報

2024年6月10日 当社連結子会社とANAホールディングス株式会社の株式交換実行時期変更に関するお知らせ

2024年6月7日 持分法適用会社からの配当金受領に関するお知らせ 644億円

2024年5月8日 2024年3月期決算短信

2024年5月8日 2024年3月期剰余金の配当に関するお知らせ

2024年5月8日 自己株式取得に係る事項の決定及び自己株式の消却に関するお知らせ 7.6%

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

ばらつきは大きいですが、近年は4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2014年3月 1.67%  25.7%

2015年3月 2.02%  24.9%

2016年3月 2.76%  55.8%

2017年3月 0.00%  -%

2018年3月 1.40%  25.1%

2019年3月 1.23%  -%

2020年3月 3.11%  21.7%

2021年3月 5.30%  24.3%

2022年3月 13.48%  24.3%

2023年3月 16.83%  26.1%

2024年3月 3.44%  29.9%

2024年5月 3.25%

 

(引用:日本郵船公式HP)

 

株主優待は、飛鳥クルーズ料金10%割引優待券の贈呈です

権利確定月は3月末日です。

 

100株以上 3枚

1,500株以上 6枚

3,000株以上 10枚

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

日本郵船は、3月、9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年夏まで下落傾向が続きましたが、それ以降急上昇が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、1月から3月まで下落傾向が続いていましたが、それ以降は上昇しています。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  8.85倍 (予 8.25倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.76倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 468.13 (予 597.60)

BPS(1株当たりの純資産) 6,464.76

 

(引用:日本郵船公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 10.93% (予 9.24%)

ROA(純資産利益率) 5.37% (予 5.76%)

 

(引用:日本郵船公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 62.3%

 

(引用:日本郵船公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

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飯野海運(9119)

 

まとめ

売上・利益は、2023年をピークに縮小傾向です。

2025年3月期も減収減益予想です。

 

一方、株価は2020年夏以降急上昇が続いています。

高配当であり、株価も上昇が続いているため、長期投資するのが良いです。

株価が急上昇しているので、配当の権利取りのために、短期的に購入するのがリスクも低く最良です。

 

大型の銘柄ですが、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:△

収益性:〇

規模:◎

割安度:◎

値動き:〇

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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