社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】ピジョン Pigeon(7956)~育児用品国内トップ 哺乳瓶発祥 ベビーカー 中国高シェア JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、哺乳瓶発祥で育児用品で国内トップ、中国で高シェアでベビーカーに注力するピジョンについて調査をしました。

 

www.pigeon.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年5月14日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ピジョン公式HP)

 

ピジョンは、哺乳瓶発祥で育児用品で国内トップ、中国で高シェアでベビーカーに注力する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

ピジョングループは、「赤ちゃんをいつも真に見つめ続け、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にします」を存在意義として事業を展開しています。

 

コロナ禍によって世界は大きく変わりました。

人々の生活様式や価値観の変化はもちろん、人々の将来に対する不安が増大し、世界各地で一時的な出生数の急減が見られました。

また、赤ちゃんやそのご家族を取り巻く子育て環境も大きく変化したことで、育児用品に対するニーズや購買行動も急速に変化しています。

 

そのような変化の激しい環境においても、持続的に成長する企業であり続けるため、私たちピジョングループは、社員の心と行動の拠り所であり、すべての活動の基本となる「Pigeon Way」をさらに進化させると同時に、存在意義で掲げる「赤ちゃんにやさしい場所」を具体的に描いた「赤ちゃんにやさしい未来像」を新たに策定するなど、ピジョングループの社員一人ひとりが、存在意義をしっかりと見据え、その実現に向けた活動を推進できる体制を構築しています。

 

また、存在意義の実現に向け、当社グループが取り組むべきことを「重要課題(マテリアリティ)」として策定し、環境問題への対応のほか、専門的なサポートが必要な赤ちゃん向けの商品の開発・普及や母乳バンクの活動支援など、当社グループならではの視点で、持続可能な社会の発展に貢献していくことを目指しています。

 

そして2023年1月から、サステナブルな成長力の強化をテーマとした第8次中期経営計画(2023年12月期~2025年12月期)がスタートしています。

前回の第7次中期経営計画より深化させた3つの方針(ブランド戦略、商品戦略、地域戦略)に基づき、当社の主力線品である哺乳器やスキンケア商品など既存事業領域での持続的な成長に加え、自社の知見が活用できる新たな成長領域の探索や育成にも注力することで、事業構造の再構築を積極的に進めていきます。

 

私たちは、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にするために、事業活動を行うすべての国・地域において、赤ちゃんとご家族を取り巻く社会課題を解決するとともに、赤ちゃん一人ひとりが持つ好奇心と成長する力を尊重し、多様な価値が共鳴し合う、自由で喜びにあふれた村井を創造していきます。

 

経営理念は「愛」、

社是は「愛を生むは愛のみ」です。

 

(引用:ピジョン公式HP)

 

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関連セクター

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沿革

▼クリックで詳細表示

1957年 - 株式会社ピジョン哺乳器本舗として神奈川県茅ケ崎市に設立

1958年 - 本社を神田東松下町に移転

1963年 - 千葉県に市川工場開設 大阪出張所開設

1964年 - 福岡出張所開設

1965年 - 名古屋・札幌出張所開設

1966年 - 社名をピジョン株式会社に変更

1967年 - 広島出張所開設

1968年 - 仙台出張所開設

1973年 - 出張所を店に改称 本社新社屋が神田富山町に完成

1978年 - シンガポート共和国にPIGEON SIGAPORE PTE.LTD.設立

1985年 - CIの導入

1986年 - 大宮営業所を大宮店に改称

1987年 - 「赤ちゃん誕生記念植樹(育樹)」キャンペーンを開始

1988年 - 株式を店頭登録

1989年 - 茨城県に筑波事業所開設(市川より移転)ピジョンウィル株式会社設立

1990年 - タイ王国に合弁企業THAI PIGEON CO.,LTD.設立

1991年 - 茨城県常総研究所(現 中央研究所)を開設

1993年 - 常総研究所(現 中央研究所)内に保育施設「ピジョンランド」開設

1994年 - インドネシア共和国合弁会社PT.MODERN PIGEON INDONESIA設立

1995年 - 東京証券取引所市場第二部に上場

1996年 - タイ王国にPIGEON INDUSTRIES(THAILAND) CO.,LTD.設立

    常陸太田物流センター稼働

1997年 - 東京証券取引所市場第一部に指定替え

1998年 - 兵庫県神崎物流センター稼働

1999年 - ピジョンきっじワールド株式会社設立

2000年 - ピジョン真中株式会社設立

2001年 - 第15回赤ちゃん誕生記念育樹キャンペーンを実施

    筑波事業所がISO14001認証を取得

2002年 - ピー・エイチ・ピー兵庫株式会社をグループ化

    中国にPIGEON (SHANGHAI)CO.,LTD.設立

    2つの認可保育園(「ピジョンランド常総」「ピジョンランド雪谷」)の運営を開始

2003年 - フクヨー茨城株式会社が、PHP茨城株式会社へ社名変更

   ピジョンキッズワールド株式会社が、ピジョンハーツ株式会社に社名変更

    ピー・エイチ・ピー兵庫株式会社が、PHP兵庫株式会社に社名変更

2004年 - 多比良株式会社をグループ化

   大田区立川山王保育園の運営を受託

   アメリカLANSINON LABORATORIES,INC.をグループ化

   独立行政法人国立病院機構院内保育園(全国113箇所)の運営を一括受託

2005年 - プライバシーマークの付与認定

2006年 - 中国にPIGEON MANUFACTURING (SHANGHAI)CO.,LTD.設立

   多比良株式会社が、ピジョンタヒラ株式会社へ社名変更

   事業所統合により、日本橋久松町へ本社を移転

2007年 - 老化予防の新ブランド「リクープ」誕生

2008年 - インドに駐在員事務所開設

2009年 - LANSINON LABORATORIES,INCがSoothiesブランドの営業権を取得

   中国江蘇省常州市にPIGEON INDUSTRIES (CHANGZHOU)CO.,LTD.設立

   インドにPIGEON INDIA PVT.LTD.設立

   英国Mamas & Papas社の日本における独占販売権取得

2010年 - 英国Mamas & Papas社ブランド商品の販売事業を開始

   韓国にてダブルハードブランドでの販売を開始

   LANSINON LABORATORIES,INCがmOmmaブランド事業を譲受け

2011年 - マレーシアの販売会社を子会社化しPIGEON MALAYSIA (TRADING) SDN.BHD.設立

   LANSINON LABORATORIES,INCがHealth Quest Ltd.社の全株式を取得

2012年 - 韓国にDOUBLEHEART CO.LTD.を設立

2014年 - ピジョンウィル株式会社を吸収合併

   ブラジルにLANSINON LABORATORIES DO BRASIL LTDA.を設立

2015年 - ベルギーにLANSINON LABORATORIES BENELUXを設立

2016年 - 中国にLANSINON LABORATORIES SHANGHAIを設立

2017年 - インドネシアのPT PIGEON INDONESIAを連結子会社

 

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事業内容

ピジョンは、以下の4つの事業からなります。

 

【連結事業】日本 37%、中国 34%、シンガポール 9%、ランシノ 20%

【海外】63%

 

日本事業

  • ベビー、ママ関連用品
  • 保育サービス
  • 事業所内保育運営受託
  • 託児
  • イベント保育サービス
  • 幼児教育サービス
  • 介護用品
  • 老化予防用品
  • 介護支援サービス

 

半世紀以上にわたる哺乳研究や乳幼児発達研究をもとに、赤ちゃんの成長過程を深く掘り下げ、育児の”お困りごと”を見出すことから開発した多数の高品質な商品を生み出してきたところに、ピジョンブランドの優位性があり、業界でのリーディングカンパニーとして広く認知されています。

その信頼を活かし、子育て支援やヘルスケア・介護においても競争優位性のある新商品投入や品質向上などの施策を徹底しています。

 

(引用:ピジョン公式HP)

 

中国事業

  • ベビー・ママ関連用品

 

2018年の日本の女性の労働力人口は3,014万人と前年から77万人増加し、就業率も全年齢ベースで51.3%と、50年ぶりに5割を越えました。

育児と仕事の両立は、もはや女性だけで解決を図る課題ではなく、そのような中での当社への期待も大きくなっています。

 

育児用品で培った「安全・安心・信頼」のピジョンブランドのもと、「子供の育ちを第一に」との考えに沿って本事業を推進し、皆様から信頼を得ています。

「赤ちゃんのことを一番知っている」ピジョングループならではの保育・サービス内容で、常に質的向上を図りながら事業を展開しています。

 

年間出生数が1,300万~1,500万人といわれる巨大市場の中で、ピジョンは2002年の本格進出以来、商圏を沿海部から内陸部まで含めた中国全土へと拡大してきました。

中国全体の可処分所得の増加や、商品の安全性に対する消費者の関心の高まりを背景に、いわゆる「新富裕層」と呼ばれる世帯を主要ターゲットに、主力の哺乳器・乳首、トイレタリー、高級スキンケア商品を中心に500品目以上の商品を市場に展開し、新しいライフスタイルの提案を通じて、ピジョンは安心・安全・高品質のブランドとして広く認知されています。

高品質で安定した価格による対面での販売に加え、新しいファミリーを形成する世代が1980年代、1990年代生まれの若者へと移る中でEコマースでの事業展開にも力を入れることで、さらなる事業拡大を進めています。

 

(引用:ピジョン公式HP)

 

シンガポール事業

  • ベビー・ママ関連用品

 

毎年1億3,500万人の新生児が誕生するグローバル市場での潜在需要は非常に大きく、なかでも年間出生数が約2,600万人のインド、約500万人のインドネシアは、ピジョンの重点市場と位置づけて、事業の拡大を図っています。

インドにおいては、2015年から現地工場で哺乳器・乳首の生産を開始し、日本などへの輸出も行っているほか、2017年にはインドネシアの関連会社を子会社化し、更なる事業拡大を図っています。

また長期的視野からアフリカ等の新規市場への進出準備に着手しています。

 

(引用:ピジョン公式HP)

 

ランシノ事業

  • 母乳・授乳関連用品

 

2004年にグループ傘下に入ったLANSINON LABORATORIES,INCのランシノブランドは、主力の乳首ケアクリームや母乳パッド、さく乳器や母乳保存バッグ等の母乳関連商品ブランドとして高い認知度があり、北米ならびに欧州に加え、2016年からは新たに設立したランシノ上海を通じて中国市場にも参入するなど、世界的に事業を拡大しています。

世界的に母乳育児が推進され母乳関連商品の需要が高まる中で、高品質の商品を提供しているランシノブランドは強い支持を得ており、今後さらに商品カテゴリの拡充を進めながら、事業拡大を図っていきます。

 

(引用:ピジョン公式HP)

 

 

時価総額

ピジョン時価総額1,824.80億です。(2024年5月14日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 3,618名(臨時900名)

     単体 334名(臨時149名)

平均勤続年数:15.5年

平均年齢:43.2歳

平均年収:806万円

 

 

業績

2024年2月15日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は0.5%減で、経常利益は14.4%減の115億2,200万円となっています。

売上高営業利益率は前年の12.85%から11.35%と悪化しました。

 

 

(引用:ピジョン公式HP)

 

2024年12月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2024年5月14日に発表された2024年12月期の1Q決算の結果です。

連結売上高は0.6%増で、経常利益は21.8%減の29億6,300万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の14.42%から11.36%と悪化しました。

第1四半期時点の経常利益の進捗率は25.99%でした。

 

 

計画通りのペースで業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年5月14日 2024年12月期 第1四半期決算短信

2024年2月15日 2023年12月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は3.5%前後の配当を出しています。

 

2014年1月 0.62%  50.4%

2015年1月 1.42%  49.6%

2016年1月 1.65%  49.3%

2017年1月 1.73%  57.1%

2018年1月 1.55%  54.5%

2019年1月 1.60%  57.2%

2019年12月 1.74%  72.7%

2020年12月 1.69%  81.0%

2021年12月 3.37%  100.9%

2022年12月 3.51%  106.1%

2023年12月 4.68%  122.6%

2024年5月 5.07%

 

(引用:ピジョン公式HP)

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ピジョンは、6月、12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年まで上昇を続けていましたが、それ以降は下落傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、緩やかな下落傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  23.78倍 (予 23.23倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.28倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 62.06 (予 63.55)

BPS(1株当たりの純資産) 648.73

 

(引用:ピジョン公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 10.94% (予 9.80%)

ROA(純資産利益率) 7.39% (予 7.57%)

 

(引用:ピジョン公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 75.4%

 

(引用:ピジョン公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

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タカラトミー(7867)

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まとめ

売上・利益は、2019年をピークに縮小が続いています。

2024年12月期は増収減益予想となっています。

 

一方、株価も2019年以降下落が続いています。

配当は大きいですが、業績は縮小しているので、長期投資をするのは厳しいです。

配当取りのために、短期的に購入するのが最良です。

 

小型の銘柄ではなく、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:◎

成長・将来性:△

収益性:◎

規模:△

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):△

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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