こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、PCオンラインゲームの先駆で韓国発祥のネクソンについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月8日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ネクソン公式HP)
ネクソンは、PCオンラインゲームの先駆で韓国発祥の会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびJPX日経400、JPXプライム150の構成銘柄の1つ
株式会社NXCの子会社
世界中の何億人もの方々に楽しまれるゲームタイトルのポートフォリオを展開するグローバル・エンターテインメント分野のリーダーです。
当社における知的財産(IP)保有数は10件以上にのぼり、業界トップクラスのライブ運用を通じて、没入型のマルチプレイヤー・オンラインゲームのバーチャルワールド(仮想世界)を提供しています。
またネクソンでは幅広い世代のプレイヤーが何十年に渡りお楽しみいただけるゲームを創造し、維持しています。
1994年に設立し、現在50タイトルを超える様々なジャンルのオンラインゲームを世界190ヶ国以上で配信しています。
ネクソンを象徴する『メイプルストーリー』及び『アラド戦記』等のゲームタイトルは、業界トップクラスのライブ運用により、常に魅力的なコンテンツとサービスを提供することで、10年を超える長い期間に渡って成長してきました。
また、技術的進歩によりこのような深いマルチプレイヤー・オンラインゲーム体験及び大規模なバーチャルワールドをモバイルでも提供できるようになりました。
『メイプルストーリーM』はその代表例です。
2021年に設立したNexon Film and Television部門では、最も重要なコアゲーム事業及び自社IPを通じて、より幅広く、深いエンゲージメントを持って頂けるよう当社のグローバルタイトルを、新規プラットフォームに拡大することに注力しています。
(引用:ネクソン公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1994年12月 - 旧NEXON Corporation(現 NXC Corporation)が韓国にて創業
2000年9月 - 旧NEXON Corporation(現 NXC Corporation)とソリッドネットワークス社が資本提携の上、「旧 株式会社ネクソンジャパン」として日本にてオンラインゲームの配信サービスを開始
2002年12月 - 旧NEXON Corporation(現 NXC Corporation)出資比率100%の日本法人として「新 株式会社ネクソンジャパン」設立
2003年1月 - ソリッドネットワークス社(旧 株式会社ネクソン)との資本提携を解消
新 株式会社ネクソンジャパンが日本におけるオンラインゲーム事業を本格的にスタート
2005年9月 - 米国にNX Games Inc.(現 Nexon America Inc.)を設立
2005年10月 - 旧 NEXON Corporation(現 NXC Corporation)が、新 NEXON Corporation(現 NEXON Korea Corporation)を会社分割により設立
旧 NEXON Corporation(現 NXC Corporation)が、Nexon Holdings Corporationに商号変更
当社が、新NEXON Corporation(現 NEXON Korea Corporation)をNexon Holdings Corporation(現 NXC Corporation)より買収し、子会社
2008年8月 - 新 NEXON Corporation(現 NEXION Korea Corporation)が、NEOPLE INC.を子会社化
2009年3月 - Nexon Holdings Corporationが、NXC Corporationに商号変更
2009年4月 - 商号を株式会社ネクソンジャパンから株式会社ネクソンに変更
2010年5月 - 新 NEXON Corporation(現 NEXON Korea Corporation)が、NDOORS Corporationを買収し、子会社(2018年3月にNEXON RED Corp.により吸収合併)
2010年7月 - 新 NEXON Corporation(現 NEXON Korea Corporation)が、GameHi Co. Ltd.(2014年3月にNEXON GT Co., Ltd.へ商号を変更)を買収し、子会社化(2022年3月にNAT GAME Co., Ltd.(現 NEXON Games Co., Ltd.)により吸収合併)
2011年2月 - 新 NEXON Corporationが商号を「NEXON Korea Corporation」に変更
2011年12月 - 東京証券取引所市場第一部に上場
2015年12月 - NEXON Korea Corporationが、台湾にNEXON TAIWAN LIMITEDを設立
2016年2月 - NEXON Korea Corporationが、米国にNexon US Holding Inc.を設立
2016年3月 - Nexon US Holding Inc.が、米国 Big Huge Gamesを子会社化
2016年10月 - NEXON Korea Corporationが、i Digital Connect Co., Ltd.(現 Nexon Thailand Co., Ltd)を子会社化
2017年11月 - NEXON US Holding Inc.が、米国 Pixelberry Studiosを子会社化
2018年6月 - NEXON Korea Corporationが、NAT GAMES Co., Ltd.(現 NEXON Game Co., Ltd.)を子会社化
2019年7月 - Embark Studios ABを子会社化
2021年10月 - 米国にNexon Studios, Inc.(現 Nexon Filmed Entertainment Inc.)を設立
Nexon Studios, Inc.(現 Nexon Filmed Entertainment Inc.)が、米国にNexon Animation Development LLCを設立
2022年3月 - NAT GAMES Co., Ltd.がNEXON Games Co., Ltd.に商号変更
2022年4月 - Nexon Studios, Inc.がNexon Filmed Entertainment Inc.に商号変更
事業内容
ネクソンの事業は、ゲーム事業です。
【連結事業】オンラインゲーム等 69%、モバイル 31%
【海外】97%
世界中で数千万人のプレイヤーを有するバーチャルワールドを含む大ヒットゲームシリーズの開発及び運用を20年以上にわたり行っています。
世界的にエンターテインメント業界は、リニア(一方向)からインタラクティブ(双方向)型でと移行する転換期にあります。
このような劇的な環境下において、ネクソンは、最新のテクノロジーを搭載した新規プラットフォームで新規コンテンツを提供する次世代のエンターテインメント業界をリードしていきます。
ゲーム開発及びパブリッシング
ネクソン及び当社人気タイトルは、アジアのインタラクティブ・エンターテインメント業界の中でも劇的なクリエイティブ環境下において高い適応力及び成長を有するゲーム分野において、中心的な役割を担ってきました。
アジア地域ではネクソン独自のライブ運用力により、既存タイトル及び開発中の新作タイトルのバーチャルワールドを維持するための新鮮なコンテンツを提供しています。
また、欧州地域ではゲーム業界のベテラン、パトリック・ソダーランド率いる当社の連結子会社Embark Studioが、開発中の新作タイトル及びゲーム開発やゲームのあり方を変えるような開発戦略の中心的な役割を担っています。
ネクソンのライブ運用のノウハウとEmbarkの世界的ヒット作を創る開発力のコンビネーションにより、グローバル・エンターテインメント業界において、豊かな想像力を発揮していきます。
強力な自社IP
ネクソンは、深いゲーム体験を提供する大規模なオンライン・バーチャルワールドを構築し、業界トップクラスのライブ運用によって、長期間に渡りゲームを成長させてきました。
そして、これらの息の長いゲームから安定的な売上収益を創出しています。
サービス開始からそれぞれ18年目、16年目となる自社IPの『メイプルストーリー』及び『アラド戦記』等の大ヒット作は、業界を代表するロングランタイトルです。
Nexon Film and Television部門
2021年に設立したNexon Film and Television部門では、最も重要なコアゲーム事業及び自社IPを通じて、より幅広く、深いエンゲージメントを持って頂けるよう当社のグローバルタイトルを、新規プラットフォームへ拡大することに注力しています。
時価総額
ネクソンの時価総額は2.4785兆円です。(2024年2月8日現在)
社員の状況
従業員数:単体 266名(臨時3名)
連結 7,467名(臨時357名)
平均勤続年数:6.40年
平均年齢:37.50歳
平均年収:664万円
業績
2024年2月8日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は19.7%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は29.6%減の706億900万円となっています。
売上高営業利益率は前年の29.32%から31.83%と改善しました。
2023年12月期の1Qの連結業績予想は減収減益になります。
適時開示情報
2024年2月21日 剰余金の配当に関するお知らせ
2024年2月8日 2023年12月期決算短信
2024年2月8日 連結業績予想数値と実績値との差異及び持分法による投資の減損損失の計上に関するお知らせ 44,425百万円
2024年2月8日 連結子会社からの剰余金の配当に関するお知らせ 19.873百万円
2024年2月8日 自己株式の消却に関するお知らせ 2.0%
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2023年12月1日 自己株式の取得状況に関するお知らせ(会社法165条第2項の規定による定款の定めに基づく自己株式の取得) 1.8%
2023年11月9日 2023年12月期 第3四半期決算短信
2023年11月9日 通期連結及び個別業績予想に関するお知らせ
2023年8月9日 連結業績予想数値と実績値との差異に関するお知らせ
2023年5月11日 連結業績予想数値と実績値との差異に関するお知らせ
2023年2月9日 2022年12月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年0.3%前後の配当を出しています。
2013年12月 1.03% 14.5%
2014年12月 0.89% 14.8%
2015年12月 0.51% 7.8%
2016年12月 0.30% 10.8%
2017年12月 0.00% 0.0%
2018年12月 0.00% 0.0%
2019年12月 0.17% 1.9%
2020年12月 0.16% 7.9%
2021年12月 0.34% 5.8%
2022年12月 0.34% 8.7%
2024年2月 0.35%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ネクソンは、6月と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2021年中旬までは上昇が続いていましたが、その後に急落して横ばいです。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、10月までは下落、10月下旬から上昇していましたが、12月からは再度下落しています。
直近はかなり値動きが激しくなっています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 24.54倍 (予 20.29倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.50倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 117.53 (予 142.50)
BPS(1株当たりの純資産) 1,156.97
ROE(自己資本利益率) 11.69% (予 12.32%)
ROA(純資産利益率) 9.62% (予 10.17%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 81.6%
(引用:ネクソン公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は大きく見て年々伸びており、成長企業といえます。
しかし、利益は頭打ち感があります。
今後の課題は、売り上げと同様に利益を伸ばしていけるかといえます。
一方、株価は2021年に最高値の3,700円超を記録しましたが、現在は3,000円程度で頭打ちです。
配当は小さいですが、成長している企業なので、長期投資するのが最良と思います。
大型の銘柄ですが、値動きは激しそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのもありです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:◎
収益性:◎
規模:◎
割安度:△
値動き:〇
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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