こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、産業廃棄物処理と再生樹脂製造販売を柱とした事業を展開する持株会社のリファインバースグループについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月19日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:リファインバースグループ公式HP)
リファインバースグループは、産業廃棄物処理と再生樹脂製造販売を柱とした事業を展開する持株会社です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
廃棄物を資源として「新しいモノづくり」を行っている会社です。
捨てるしかなかったものから素材や製品を生み出し、商業的に成立させる。
それは環境問題の解決に貢献するだけでなく、世の中に新たな価値を創出します。
ビジネスの力で、循環型社会の実現へ。
ごみを富に変える会社。それがリファインバースグループです。
(引用:リファインバースグループ公式HP)
2000年初頭という極めて早い段階から、サーキュラーエコノミーを実践してきました。
都市部で大量に廃棄され埋め立てられていた使用済みカーペットタイルを回収し、独自技術でプラスチック素材へと再生、メーカーに供給し、再びカーペットタイルを生産・販売する。
まさに循環型のサプライチェーンを実現したのです。
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沿革
▼クリックで詳細表示
1983年7月 - 有限会社御美商設立(現 株式会社ジーエムエス)、建設系廃棄物の収集運搬業を開始
2003年12月 - リファインバース株式会社を設立、再生樹脂製造事業を開始
グループを再編し株式会社御美商を100%子会社化
2016年4月 - 日東化工株式会社よりリサイクルナイロン製品の営業権及び技術供与を受け、ナイロン樹脂のリサイクル事業に参入
2016年7月 - 東京証券取引所マザーズ市場に新規上場(現 リファインバース株式会社)
2017年5月 - 連結100%子会社 リファインマテリアル株式会社を設立
2017年12月 - 鉄鋼メーカー向け製品として製鋼副資材の製造販売を開始
2019年4月 - リサイクルナイロン事業の製造拠点として独自開発の再生プロセスを導入
2019年8月 - 日本製網工業組合とのナイロン製廃棄漁網リサイクルの協業開始
エアバッグ基布や廃棄漁網を原料にしたリサイクルナイロン樹脂「リアミド(REAMIDE)」を発売
廃棄物の有効利用のための開発受託・立案などを顧客企業へ提供するソリューション事業を開始
2019年9月 - 再生スーパーエンジニアリングプラスチック事業を開始
2021年7月 - 株式会社リファインバースグループ発足
事業内容
リファインバースグループは、素材ビジネスと資源ビジネスからなります。
【連結事業】素材ビジネス 34%、資源ビジネス 66%
素材ビジネスは、カーペットタイルリサイクル事業、高機能樹脂事業、ソリューション事業からなります。
資源ビジネスは、産業廃棄物の収集・運搬、産業廃棄物の中間処理、ケミカルリサイクル向け廃プラ資源の供給、廃プラ資源新商流による収益からなります。
(引用:リファインバースグループ公式HP)
時価総額
リファインバースグループの時価総額は26.95億円です。(2024年4月19日現在)
社員の状況
従業員数:連結 192名(臨時27名)
単体 24名
平均勤続年数:4.0年
平均年齢:37.4歳
平均年収:667万円
業績
2023年8月29日に発表された2023年6月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比19.8%増、経常利益は16.9%減の1億7,600万円となっています。
売上高営業利益率は前年の7.05%から4.72%と大幅に悪化しました。
(引用:リファインバースグループ公式HP)
2024年6月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年2月14日に発表された2023年6月期の2Q決算の結果です。
連結売上高は前期比20.2%減、経常利益は53.4%減の2,000万円となっています。
売上高営業利益率は前年の2.72%から1.89%と悪化しました。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は3.36%となりました。
業績はかなり厳しく、業績の進捗は3%です。
適時開示情報
2024年5月15日 2024年6月期 第3四半期決算発表予定
2024年4月19日 当社連結子会社における資金の借入に関するお知らせ
2024年3月21日 当社株式売却による主要株主の異動および主要株主である筆頭株主の異動ならびに資本業務提携の検討開始に関するお知らせ
2024年2月14日 2024年6月期 第2四半期決算短信
2023年11月17日 当社連結子会社における資金の借入に関するお知らせ 150百万円
2023年11月14日 2024年6月期 第1四半期決算短信
2023年8月29日 2023年6月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
配当は出していません。
2023年6月 0.00% 0.0%
2024年4月 -%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
リファインバースグループは、6月と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、まだ上場して間もないのでデータが少ないですが、かなり値動きが激しいです。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、横ばいと下落を繰り返しています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) -倍(赤字) (予 4.98倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 38.59倍
赤字のため株価指標算出は不可能です。
EPS(1株当たりの純利益) - (予 164.76)
BPS(1株当たりの純資産) 21.27
(引用:リファインバースグループ公式HP)
ROA(純資産利益率) -% (予 15.38%)
(引用:リファインバースグループ公式HP)
自己資本比率 2.0%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は年々伸ばしており、成長企業といえます。
2023年6月期は一過性の特別損失などにより赤字になりましたが、事業内容は今後伸びていくであろう領域で将来性はあると思います。
しかし、2024年6月期の2Qでは利益は2,000万円となっており、厳しい状況が続いています。
一方、株価は直近も下落しており、買いやすい銘柄だと思います。
配当はないので、キャピタルゲイン一択になります。
将来性はあり、売り上げは伸びていますが、自己資本比率が2.0%と危険水域を越えているので、投資は避けるべきと思います。
小型の銘柄ですが、値動きは小さいので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:✖
安全性:✖
成長・将来性:〇
収益性:✖
規模:✖
割安度:◎
値動き:✖
高配当投資:✖
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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