こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、遊技機の企画開発、販売を軸とし、円谷プロダクションの映像制作等コンテンツ事業もおこなう円谷フィールズホールディングスについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月9日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:円谷フィールズホールディングス公式HP)
円谷フィールズホールディングスは、遊技機の企画開発、販売を軸とし、円谷プロダクションの映像制作等コンテンツ事業もおこなう会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
当社グループは2022年10月に持株会社体制に移行し、グループ企業一丸となって「すべての人に最高の余暇を」という企業理念の実現に向け邁進しています。
コンテンツ&デジタル事業セグメントにおいては、日本国内では2022年5月に公開された映画「シン・ウルトラマン」が好評を得て、「ウルトラマン」のファン層の拡大につながりました。
また、日本で生まれ育った「ウルトラマン」は、中国で圧倒的な人気コンテンツとなり、その人気を背景に上海、大連及び成都にあるテーマパークにウルトラマンエリアがオープンし、また、ウルトラマングッズの売上も好評に推移しています。
今後は、既に「ウルトラマン」人気が浸透しているマレーシア、インドネシア、タイ等のアジア各国でも「ウルトラマン」ブランドを確立し、グローバル展開を加速していきます。
パチンコ業界は、2022年2月より新市場がスタートしました。
新規制に対応した遊技機がホールならびにファンから好調であり、市場拡大に向けた明るい兆しが見え始めました。
更にスマート遊技機は、新たなユーザーの獲得につながる可能性を秘めており、スマートパチスロ、スマートパチンコへの期待も高まっています。
PS事業セグメントにおいては、安定した成長が見込まれる市場環境において、創業の原点であるディストリビューターとしての立場から培ったマーケット・インの発想に基づいた、独自の価値・サービスを提携メーカー様や全国のホール様に提供していくことで、業界の発展に貢献していきます。
(引用:円谷フィールズホールディングス公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1988年6月 - 愛知県名古屋市に、株式会社東洋商事を設立
2001年10月 - 商号をフィールズ株式会社に変更し、本社を東京都港区に移転
2002年12月 - ISO9001へ移行
2003年3月 - JASDAQ市場に上場
2003年11月 - SANKYOグループ 株式会社ダイドー(現 株式会社ビスティ)と遊技機販売取引基本契約を締結
2004年6月 - 一般公募増資により資本金を7,948百万円へ増資
2004年7月 - 東京都渋谷区に本店移転
2004年12月 - 株式会社ジャスダック証券取引所に株式を上場
遊技機「エヴァンゲリオン」シリーズ販売開始
2007年8月 - ISO27001を取得(情報システム部門)
2008年2月 - 京楽産業グループとの共同事業を開始
2009年5月 - 株式会社BOOOMを設立
2009年11月 - カプコングループ 株式会社エンターライズと取引基本契約を締結
2010年4月 - 株式会社円谷プロダクションを子会社化
株式会社デジタル・フロンティアを子会社化
2011年1月 - 株式会社マイクロキャビンを子会社化
2013年4月 - Daiichiグループ 株式会社ディ・ライトと業務提携契約を締結
2014年1月 - 株式会社七匠を子会社化
2015年2月 - 京楽グループ 株式会社オッケー.と取引基本契約を締結
2015年4月 - 東京証券取引所市場第一部へ上場市場を変更
2015年5月 - 株式会社アリストクラートテクノロジーズ(現 株式会社クロスアルファ)を子会社化
株式会社スパイキーを子会社化
2015年6月 - 株式会社第一商会と業務提携契約を締結
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行
2022年10月 - 商号を円谷フィールズホールディングス株式会社に変更し、ホールディングス体制へ移行
事業内容
円谷フィールズホールディングスは、以下の2つの事業からなります。
【連結事業】 コンテンツ&デジタル 12%、PS 86%、他 2%
コンテンツ&デジタル事業
『ウルトラマン』をはじめ多数のIP(知的財産)を保有する株式会社円谷プロダクションを中心に、グローバルに通用するIPの創造と育成、デジタルビジネスへの事業投資を戦略的に進めています。
PS事業
『エヴァンゲリオン』シリーズを始めとした様々なIPの遊技機企画・開発・流通や遊技機業界全体のサポート等に取り組む「パチンコ・パチスロ事業」を軸に事業を推進しています。
時価総額
円谷フィールズホールディングスの時価総額は1,183.27億円です。(2024年2月9日現在)
社員の状況
従業員数:連結 1,309名
単体 99名
平均勤続年数:-年
平均年齢:43.40歳
平均年収:687万円
業績
2023年5月15日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は23.4%増で、経常利益は208.7%増の112億1,800万円となっています。
売上高営業利益率は前年の3.63%から9.35%と大幅に改善しました。
(引用:円谷フィールズホールディングス公式HP)
2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年2月9日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は37.5%増、経常利益は38.0%増の134億5,600万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の10.58%から10.00%と横ばいでした。
第3四半期時点の経常利益の進捗率は110.30%となりました。
3Q時点で経常利益の進捗率が100%を超えており、どこかで上方修正があるかもしれません。
適時開示情報
2024年3月25日 株式会社ソフィアの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
2024年2月9日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2024年2月9日 配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
2023年11月13日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年5月15日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は2.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 3.34% 30.9%
2015年3月 3.28% 66.0%
2016年3月 2.66% 1398.1%
2017年3月 4.33% -%(赤字)
2018年3月 2.58% -%(赤字)
2019年3月 1.38% -%(赤字)
2020年3月 3.52% 67.6%
2021年3月 1.74% -%(赤字)
2022年3月 2.22% 26.2%
2023年3月 1.45% 23.7%
2024年2月 1.76%
(引用:円谷フィールズホールディングス公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
円谷フィールズホールディングスは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2020年までは緩やかに下落していましたが、2022年以降急上昇して、2023年中旬からは急落して、少し戻しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、11月までは下落傾向が続いていましたが、それ以降は上昇傾向に転換しています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 13.57倍 (予 13.12倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.45倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 125.66 (予 129.92)
BPS(1株当たりの純資産) 695.80
(引用:円谷フィールズホールディングス公式HP)
ROE(自己資本利益率) 21.68% (予 18.67%)
ROA(純資産利益率) 10.16% (予 7.67%)
(引用:円谷フィールズホールディングス公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。
自己資本比率 41.1%
(引用:円谷フィールズホールディングス公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は2021年を底として、現在は回復をして過去最高売上となっています。
2017年~2019年、2021年は赤字でしたが、利益は急回復しています。
2024年3月期も増収増益予想と、業績の拡大を続く見込みです。
一方、株価は2022年から急上昇して、2023年には急落しています。
2022年から急上昇が大きすぎて直近も下落は止まっておらず、どこが底かも予測しづらい状況です。
業績は好調ではありますが、株価の下落が止まっていない状況で、長期も短期も投資しづらい状況です。
下落が止まったのを確認後に、投資するのが良いです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:✖
割安度:◎
値動き:✖
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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