こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、システム構築と組み込みソフト開発が主力で、安川電機の持分法適用会社のYE DIGITALについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年6月30日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:YE DIGITAL公式HP)
YE DIGITALは、システム構築と組み込みソフト開発が主力で、安川電機の持分法適用会社のです。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
YEデジタルは、安川電機グループのIT会社として1978年に創業しました。
以来40年余、安川電機グループを始め、さまざまな製造業のお客様のもとで培った技術や業務知識を磨く一方で、IoT、ビッグデータ、AI、セキュリティといった新しい技術を積極的に取り込み、発展してきました。
デジタル社会はさらに拡大と進化が続き、社会・産業・生活の様々な場面において、DX化、IoT化による変革がもたらされるものと考えています。
このような中で、当社は、物流、農業、社会基盤のIoT化を推進する「ソーシャルIoT」分野と「ビジネスDX」分野に注力していきます。
「ソーシャルIoT」分野では、業界の変革をリードするソリューションの提供を行っていきます。
また「ビジネスDX」分野では、先進大手企業のDX構築・運用で培った経験と実績をこれからDX化する企業の導入支援に展開していきます。
また、デジタル社会において、製品やシステムは売り買いするものではなく利用するものと、お客様の認識が変わってきました。
当社も製品やシステムを売って終わりではなく、お客様やその先にご利用者様が実際にそれらを利用する場面で、更なる変革や付加価値を提供できるようなサービス化を進め、「ソーシャルIoT」や「ビジネスDX」のソリューション群とそうしたサービスを融合することで、お客様のDXに寄り添う「サービスビジネス」の強化を行っていきます。
当社はこれからも、変革と挑戦を続け、創業以来培ってきた経験と実績、技術やノウハウをさらに進化、発展させ、デジタル社会をリードし、お客様に感動を与える画期的なソリューションを提供し続ける企業に成長するよう邁進します。
MISSIONは「デジタルで、暮らしに明るい変革を。」、
VISIONは「お客様に選ばれる「No.1」企業へ。」です。
(引用:YE DIGITAL公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
1978年 - 安川情報システム(株)創立
東京営業所開設(のち開設される東京開発センタと合体)
1983年 - 田中工業(株)との共同出資により北九州データサービス(株)を創立
1987年 - 資本金9,000万円に増資
本社社屋新築、移転
1988年 - 大阪事務所(のち大阪支店)開設
1991年 - 東京開発センタ(のち東京支社)開設
資本金1億6,000万円に増資
1992年 - 資本金2億円に増資
1997年 - (株)安川情報プロサービス設立
北九州データサービス(株)の社名を(株)安川情報北九州に変更
2001年 - 資本金4億円に増資
(株)安川情報北九州、豊安情報システム(株)を統合し、(株)安川情報九州を設立
2003年 - 東証2部上場(現 スタンダード市場)
資本金6億6,400万円に増資
2004年 - (株)安川情報プロサービスを吸収合併
2015年 - 東京支社を「東京本社(開設、のち三田オフィス)」と「東京開発センタ(名称変更、のち新百合ヶ丘オフィス)」に分割
2017年 - 大阪支店(のち新大阪オフィス)を大阪市淀川区に移転
2018年 - ITカスタマサービスセンター「Smart Service AQUA」開設
2019年 - 社名を(株)YE DIGITALに変更
(株)アイキューブデジタルを簡易新設分割により新設(株式の60%を(株)安川電機に譲渡)
2022年 - ITカスタマサービスセンター「Smart Service AQUA」移転・拡大
「ビジネスDXリーディングセンター」開設
2023年 - 共同出資によりマチディア(株)を設立
2024年 - 「物流DXサービスセンター」開設
新大阪オフィスを閉鎖
三田オフィス、新百合ヶ丘オフィスを統合し、渋谷オフィスを東京都渋谷区に開設
事業内容
YE DIGITALの事業は、以下の3つの事業からなります。
【連結事業】ビジネスソリューション 77%、IoTソリューション 23%
IoTソリューション
クラウドサービスから通信機器まで、IoTでお客様の業務効率を支援。
AIを活用したデータ分析技術で、お客様に新たな価値を創造します。
ビジネスソリューション
ERPを中心とした業務システム導入の豊富な実績を生かし、ICTによる新たな価値創造で、お客様の経営強化を支援します。
サービスビジネス
ITカスタマサービスセンター「Smart Service AQUA」を中心に、ユニファイド(統合化された)サービスを提供し、お客様の業務システムの運用方法や活用方法をきめ細やかに支援します。
時価総額
YE DIGITALの時価総額は151.10億円です。(2024年6月30日現在)
社員の状況
従業員数:連結 676名
単体 525名
平均勤続年数:15.30年
平均年齢:41.70歳
平均年収:779万円
業績
2024年3月29日に発表された2024年2月期の決算短信は以下です。
連結売上高は20.8%増で、経常利益は86.4%増の15億5,900万円となっています。
売上高営業利益率は前年の5.63%から7.63%と改善しました。
(引用:YE DIGITAL公式HP)
2025年2月期の連結業績予想は増収減益になります。
次に、2024年6月27日に発表された2025年2月期の1Q決算の結果です。
連結売上高は14.7%増で、経常利益は51.9%増の3億2,100万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の4.05%から6.44%と改善しました。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は19.45%でした。
2024年8月20日には、通期業績予想の修正が発表されています。
上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。
適時開示情報
2024年8月20日 2025年2月期第2四半期連結累計期間及び通期連結業績予想の修正並びに配当予想の修正に関するお知らせ
2024年6月27日 2025年2月期 第1四半期決算短信
2024年3月29日 2024年2月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年2.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 0.00% 0.0%
2015年3月 0.00% 0.0%
2016年3月 0.00% -%(赤字)
2017年3月 0.59% 12.7%
2018年2月 0.93% 11.1%
2019年2月 1.45% 53.3%
2020年2月 1.30% 28.3%
2021年2月 1.19% 22.6%
2022年2月 2.35% 44.9%
2023年2月 2.21% 23.2%
2024年2月 1.47% 19.9%
2024年9月 2.54%
(引用:YE DIGITAL公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
YE DIGITALは、2月、8月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。
権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2016年に1,000円超えまでいきましたが、それ以降は400円~800円で横ばいです。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、3月から4月にかけて急落しましたが、それ以降は上昇傾向が続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 13.84倍 (予 14.39倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.55倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は適正といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 60.07 (予 57.33)
BPS(1株当たりの純資産) 323.53
(引用:YE DIGITAL公式HP)
ROE(自己資本利益率) 18.02% (予 17.72%)
ROA(純資産利益率) 8.86% (予 7.92%)
(引用:YE DIGITAL公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 44.7%
(引用:YE DIGITAL公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
信用倍率 0.00倍(2024年8月23日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上は波がありながらも直近は拡大傾向です。
利益も売上同様拡大傾向です。
2025年2月期は増収減益予想です。
一方、株価は2017年以降横ばいが続いています。
業績は伸びていますが、株価は横ばいなので、長期投資するのは避けるべきでしょう。
小型の銘柄で、値動きは大きそうですが、現在急騰後なので、今すぐの短期投資も避けた方が無難でしょう。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:△
割安度:〇
値動き:〇
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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