こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、IoTデバイス受託開発やブラウザ、電子書籍プラットフォームが柱のACCESSについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月17日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ACCESS公式HP)
ACCESSは、IoTデバイス受託開発やブラウザ、電子書籍プラットフォームが柱の会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
IoT時代の本格的な到来を迎え、ACCESSが1984年の設立時より掲げていた「すべての機器をネットにつなぐ」という世界観がようやく実現しようとしている今、当社事業ドメインもモバイルや情報家電中心から大きく拡大しようとしています。
ACCESSグループの技術提供領域はこれら全てと密接に関わっており、この変革期において当社が果たすことのできる役割はますます大きくなっていくと確信しています。
ACCESSは、これらもIoT化を支える技術・製品を開発・提供し続けることにより社会の変革と新たな価値創造に貢献するとともに、ガラパゴス化に陥ることなくグローバルにスケールするビジネスモデルを構築し、企業価値の向上を図っていく所存です。
これらの実現に当たっては、当社の持つ力を最大限に発揮すべく、「IoTへの経営資源集中」「有望な新技術への積極投資」「優秀な人材の確保とエンジニアが能力を存分に発揮できる環境整備・働き方改革」を推進していきます。
企業理念は「CONNECT YOUR DREAMS TO THE FUTURE.」、
Vision Statementは「「技術」「知恵」「創造性」と「勇気」で世界を革新し続ける独立系、企画・研究型企業」、
Core Valueは「Unique/Fair/Open-minded」です。
(引用:ACCESS公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
1984年2月 - 「有限会社アクセス」設立
1986年9月 - オリジナルのTCP/IP「AVE-TCP」を製品化
1996年2月 - インターネット閲覧ソフトウェア「NetFront®」(現「Net Front® Brower」)を開発し、インターネットテレビ、ワープロ専用機に搭載
1996年11月 - 「株式会社アクセス」に組織変更
1998年2月 - 携帯電話向けコンパクトHTMLブラウザ「Compact NetFront®」(現「NetFront® Browser」)を開発し、エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社(現 株式会社NTTドコモ)の「iモード」向け携帯電話に搭載
2000年4月 - 「株式会社ACCESS」に商号変更
2001年7月 - 「ACCESS System Europe GmbH.」をドイツに設立
2002年8月 - 「ACCESS China Inc.」及び「ACCESS (Beijing) Co., Ltd.」を中国に設立
2003年11月 - ISO9001の認証を取得
2005年11月 - 米国「PalmSource, Inc.」の株式を取得、子会社化
2006年2月 - スマートフォン向けソフトウェア・プラットフォーム「ACCESS Linux Platform™」を発表
韓国「Naraworks, Inc.」の株式を取得、子会社化し、「ACCESS SEOUL Co., Ltd.」に商号変更
2006年3月 - 米国「IP Infusion Inc.」の株式を取得、子会社化
2010年2月 - 「幕張研究開発センター」を千葉県千葉市美浜区に新設
2010年10月 - 本社を東京都千代田区猿楽町2丁目8番8号に移転
あわせて、「幕張研究開発センター」を「幕張オフィス」に改称
2011年1月 - 「IP Infusion Software India Pvt Ltd.」をインドに設立
2011年2月 - NetFront®シリーズの累計搭載数が10億台を突破
2011年4月 - 電子出版プラットフォーム「ACCESS™ Digital Publishing Ecosystem」(現 「PUBLUS®」)を提供開始
2011年6月 - WebKit対応ブラウザ「NetFront® Browser NX」を提供開始
2012年4月 - 株式会社インターネットイニシアティブとの合弁会社「株式会社ストラトスフィア」を日本に設立
2014年1月 - Beaconソリューション「ACCESS™ Beacon Framework」を発表
2014年9月 - Chromium Blink対応ブラウザ「NetFront® Browser BE」を提供開始
台湾向け通販業務支援サービス「CROS™」を提供開始
2014年12月 - 「リトルソフト株式会社」の株式を一部取得し、関連会社化
2015年4月 - IoTサービス開発プラットフォーム「ACCESS Connect™」を提供開始
ホワイトボックス向け統合ネットワークOS「OcNOS®」を発表
2015年9月 - 教育事業向け電子出版ブランド「Lentrance®」を発表
2016年1月 - 「ACCESS AP TAIWAN CO., LTD」を台湾に設立
「幕張オフィス」を売却
2016年3月 - 本店を東京都千代田区神田練塀町3番地(秋葉原オフィス)に移転
2016年9月 - 「株式会社ノア」(現「株式会社ACCESS Works」)の株式を取得、子会社化
2017年2月 - 株式会社ミエルカ防災に出資し、関連会社化
2018年8月 - カナダ「Northforge Innovations Inc.」の株式を取得、子会社化
2019年1月 - ACCESS Worksの子会社として「ACCESS Taiwan Lab. Co., Ltd.」を台湾に設立
2019年4月 - ドイツ「NetRange MMH GmbH」の持分を取得、子会社化
2020年2月 - 東京証券取引所市場第一部に市場変更
2020年7月 - 「ACCESS AP SINGAPORE Pte. Ltd.」をシンガポールに設立
2022年4月 - 東京証券取引所プライム市場に市場変更
事業内容
ACCESSは、以下の3の事業からなります。
日本でインターネットの歩みが始まった1980年代、「すべてのモノをネットにつなぐ」という企業ビジョンとともに、株式会社ACCESSは誕生しました。
ACCESSは、このビジョンをDNAとして成長し、インターネットの普及とともに「ネットにつなぐ技術」を進化させ続けてきました。
IT革命元年と呼ばれた1999年には、世界で初めて「携帯電話をネットにつなぐ技術」の実用化に成功。
起業躍進の起爆剤となりました。
さまざまなイノベーションを経て、本格的なIoTの時代がいよいよ幕を開けようとしています。
創業時より思い描いたビジョンが現実のものになろうとする今、ACCESSは「ネットにつなぐ」技術で、世界により豊かな社会と暮らしを創造し、人々の次の未来の実現を目指します。
【連結事業】IoT 42%、Webプラットフォーム 17%、ネットワーク 41%
【海外】44%
IoT事業
創業当初から追求してきた「モノをネットでつなぐ」ACCESSの技術開発の成果が、本格的なIoT社会の実現に向かって結実しようとしています。
さまざまな機器とインターネットをつなぐためには、ネット環境を機器に組み込む高い技術が不可欠です。
世界で初めて”ケータイ”をインターネットにつないだACCESSは、ブラウザをはじめとする「組込みソフトウェア技術」、ビーコンに代表される多彩なIoTデバイス(ハードウェア)、クラウド連携技術と、IoTサービスをワンストップで実現する多彩なソリューションを提供しています。
現在、ACCESSのIoTソリューションは、物流のIoT化、自動車のテレマティクス、見守り、小売りのO2Oマーケティング、勤怠自動化等、多彩な業界に導入され、これまでにない高付加価値サービスの創造に貢献しています。
ACCESSは、現実世界のあらゆるコト、モノ、サービスがネットにつながるIoT社会の実現に向けて技術を進化させ続け、お客さまのビジネスに新たな価値をもたらします。
(引用:ACCESS公式HP)
Webプラットフォーム事業
ACCESSの創業以来の主力事業である組込み機器向けブラウザ「NetFront® Browser」は、優れた省メモリ性、高い信頼性により、国内外の家電、放送、通信、自動車業界等の多彩な機器に搭載され、累計搭載実績は15億台を突破しています。
近年、IoT化の波はさまざなな業界へと加速度的には急し、自動運転車、ネットにつながる家電・産業機器等、ハイエンド機器からメモリの限られた機器まで、ブラウザ技術へのニーズはますます高まりを見せています。
「NetFront Browser」シリーズは、エンドユーザーの求める最先端のUI(ユーザーインターフェース)/UX(ユーザーエクスペリエンス)を実現することで、あらゆる業界に高付加価値サービスをもらたします。
(引用:ACCESS公式HP)
ネットワーク事業
ACCESSの100%出資子会社、IP Infusionは、爆発的に急増するネットワークトラフィックの厳しい要件に応える世界最先端のネットワーク技術を、世界中のキャリア、通信機器メーカー、企業のデータセンター等、累計で500社以上に提供し、1,000件を超えるキャリアグレードな運用実績を有しています。
創業事業である組み込みネットワークオペレーティングシステム(NOS)「ZebOS®」、ネットワークの分離(ディスアグリゲーション)により、イノベーションの加速・運用の合理化・総所有コスト(TCO)削減を実現する、ホワイトボックス向けNOS「OcNOS®」、オープンソースNOS「SONiC®」等、キャリアグレードの品質と信頼性を持つネットワークソフトウェア技術で、本格的なIoT社会の実現に向けて、ネットワークインフラを支えます。
(引用:ACCESS公式HP)
時価総額
ACCESSの時価総額は609.43億円です。(2024年4月17日現在)
社員の状況
従業員数:連結 814名(臨時9名)
単体 309名(臨時2名)
平均勤続年数:8.50年
平均年齢:39.60歳
平均年収:719万円
業績
2024年3月15日に発表された2024年1月期の決算短信は以下です。
連結売上高は26.9%増で、経常利益は赤字幅縮小の-1,200万円となっています。
(引用:ACCESS公式HP)
2025年1月期の連結業績予想は増収で黒字転換になります。
適時開示情報
2024年3月15日 2024年1月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は配当を出していません。
2014年1月 0.00% 0.0%
2015年1月 0.00% -%(赤字)
2016年1月 0.00% -%(赤字)
2017年1月 0.00% 0.0%
2018年1月 0.00% 0.0%
2019年1月 0.35% 30.8%
2020年1月 0.34% 23.6%
2021年1月 0.00% -%(赤字)
2022年1月 0.00% -%(赤字)
2023年1月 0.00% -%(赤字)
2024年1月 0.00% -%(赤字)
2024年4月 -%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ACCESSは、1月と(7月)が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/1/29(月)、2024/7/29(月)です。
権利落ち日は、2024/1/30(火)、2024/7/30(火)です。
株価推移
10年チャートで見ると、700円前後の時期が続いていましたが、直近急騰しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、2月までは横ばいでしたが、それ以降は上昇傾向です。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) -倍(赤字) (予 257.96倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 2.40倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は非常に割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) - (予 5.59)
BPS(1株当たりの純資産) 600.52
(引用:ACCESS公式HP)
ROA(純資産利益率) -% (予 0.77%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に悪いといえます。
自己資本比率 82.8%
(引用:ACCESS公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は、2017年を底として、拡大傾向が続いています。
しかし、利益は直近4年間連続で赤字が続いています。
2024年1月期は赤字縮小し、2025年1月期は黒字転換する予想となっています。
一方、株価は黒字を見越して、2月から上昇が続いています。
配当はなく、株価は実力以上に上がっているため、長期投資するのは避けた方が良いでしょう。
小型の銘柄で、現在は値動きは大きいですが、通常時の値動きは小さいので、短期投資も避けた方が良いでしょう。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:✖
規模:✖
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:✖
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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