こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、パチンコ機製造大手でフィーバー台で成長、円谷フィールズHDと親密なSANKYOについて調査をしました。
https://www.sankyo-fever.co.jp/corporate/
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年11月7日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:SANKYO公式HP)
SANKYOは、パチンコ機製造大手でフィーバー台で成長、円谷フィールズHDと親密な会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経400の構成銘柄の1つ
1966年に設立した私どもSANKYOは、社是である『創意工夫』の精神のもと、パチンコメーカーとして業界標準となる数多くのヒット機種を市場に投入し、業界のリーディングカンパニーとして産業とともに発展してきました。
1997年には東京証券取引所第一部への株式上場を果たし、企業として安定した経営基盤を確立した上、近年ではパチスロ機市場でも上位に入る実績を上げ、パチスロメーカーとしての地位も揺るぎないものとなっています。
現在、パチンコ・パチスロ業界は大きな変革期を迎えており、魅力的なコンテンツに加え、高度で高画質な映像技術や音響技術、クオリティの高い役物と遊技機のデザインといった各要素が総合的に優れていないとヒット商品にはつながりにくくなっています。
しかし、その反面これらの要件を満たすことができれば、当社グループが手掛けた「新世紀エヴァンゲリオン」シリーズのように産業の枠にとどまらない社会的・経済的効果を発揮する可能性も秘めています。
これからも、当社グループは積極的な商品開発投資と業態を超えた戦略的提携を行い、エンターテイメント性に富んだ最高の遊技機や関連サービスを提供することで社会にうるおいを与え、継続的な事業伸長とともに産業全体の発展に努めていきます。
(引用:SANKYO公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
1966年4月 - 株式会社中央製作所設立(本社 愛知県名古屋市)
名古屋工場、東京支店、大阪支店、本社業務部(現本社)を開設
1966年5月 - 株式会社三共製作所に商号変更
1966年11月 - 株式会社三共に商号変更
1968年11月 - 九州地区の販売拠点として福岡市に九州支店(現 福岡支店)を開設
1969年4月 - 北海道地区の販売拠点として札幌市に札幌支社を開設
1970年9月 - 中国・山陰地区の販売拠点として広島市に広島支店を開設
1970年11月 - 東北地区の販売拠点として仙台市に仙台支店を開設
1971年4月 - 北関東・信越地区の販売拠点として群馬県桐生市に北関東支店(現 群馬県高崎市)を開設
1971年5月 - 中部・北陸地区の販売拠点として名古屋市に名古屋支店を開設
1975年11月 - 生産拡大のため群馬県桐生市に桐生工場を開設
1980年7月 - 超特電『フィーバー』を発売
1991年4月 - 単位株制度導入のため、三共産業株式会社に吸収合併され、同日付をもって商号を株式会社三共に変更
1991年8月 - 定款上の商号を株式会社SANKYOに変更
1991年10月 - 社団法人日本証券業協会に株式を店頭売買銘柄として登録
1992年3月 - 三共化成株式会社(現 株式会社三共エクセル(現連結子会社))を買収
1992年4月 - 株式会社ダイワ電機製作所(現 株式会社三共エクセル(現連結子会社))を買収
1994年9月 - ホール向けPOSシステム等のシステム機器販売開始に伴い、パールライン事業部をパーラー事業部に組織変更
1995年8月 - 東京証券取引所第二部に株式を上場
1996年3月 - 株式会社大同(現 株式会社ビスティ(現連結子会社))を買収
1997年4月 - 研究開発体制の強化のため商品本部を新設
1997年9月 - 東京証券取引所第一部銘柄に指定
1998年9月 - 東京都渋谷区に東京本社(現本社)完成
2001年4月 - 群馬県伊勢崎市に三和工場を開設、生産拠点を桐生工場より移転
2005年10月 - 三共化成株式会社(存続会社)がダイワ電機製作所と合併し株式会社三共エクセル(現連結子会社)に商号変更
2006年7月 - 管理機能の強化のため管理本部を新設
2007年4月 - 特許管理体制の強化のため知的財産本部を新設
2008年4月 - CEO、COO体制、執行役員制度を導入
内部監査室を新設
2008年8月 - 本社を東京都渋谷区に移転
2009年6月 - 東京都渋谷区に研究開発棟完成
2010年4月 - 商品本部に商品戦略部を新設
2011年4月 - 商品本部にPS開発部を新設
2012年3月 - 株式会社ジェイビー(現連結子会社)を買収
2017年4月 - 商品本部に商品企画部を新設
事業企画部を新設
2018年4月 - 商品本部に業務部を新設
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行
2023年4月 - ITインフラの整備構築のため情報システム本部を新設
2024年4月 - 営業本部に販売管理部を新設
秘書室を新設
事業内容
SANKYOは、3つの製品からなります。
2020年、SANKYOは「フィーバー」誕生から40年という節目を迎えました。
1980年に当社が開発したパチンコ機「フィーバー」。
カジノのスロットマシンをヒントに、3つのドラムが回って図柄が揃うと大当たりというシステムを取り入れた、当時としては夢のようなマシンは、インベーダーゲームの大ブームによってゲームセンターなどに顧客を奪われたパチンコ産業に再び活気を呼び込む、まさに救世主となりました。
当社のイメージキャラクターとしてお馴染みの「ドラムくん」のデザインは、業界のエポックメイキングとなった「フィーバー」に由来しており、当社歴代のパチンコ機・パチスロ機に数多く登場しています。
著名コンテンツとのタイアップマシンにおいても、人気アニメやアーティストなどの世界観に負けない存在感を示しており、「フィーバー」の言葉どおり、パチンコファンに熱い興奮をもたらすと同時に、当社の社章デザインとして、SANKYO社員の情熱の原点ともなっています。
昨今のパチンコ機・パチスロ機市場はタイアップ機種が主流となっており、そのコンテンツの世界観を活かしたストーリー性、エンターテイメント性の表現が遊技機の大きな訴求ポイントとなる一方で、メーカーの個性がコンテンツに隠れて見えにくくなってきた、との指摘もあります。
当社はトレンドとなっておりタイアップマシンにおいても市場ニーズに応えることができる個性的な商品開発に注力しつつ、40年前に開発した「フィーバー」の原点でもあるドラムマシンのような、アナログ要素の強い商品によっても新たな驚きを提供できる、数少ないメーカーであると自負しています。
パチンコに一台革命を起こした「フィーバー」誕生から40年。
SANKYOはその開発者としての栄光に甘んじることなく、今後もファンの夢を実現し、驚きと笑顔を提供し続けます。
【連結事業】 パチンコ機関連 78%、パチスロ機関連 14%、補給機器関連 8%、他 0%
パチンコ
(引用:SANKYO公式HP)
(引用:SANKYO公式HP)
パーラー製品
(引用:SANKYO公式HP)
時価総額
SANKYOの時価総額は5,474.30億円です。(2024年11月7日現在)
社員の状況
従業員数:連結878名
単体745名
平均勤続年数:18.8年
平均年齢:44.5歳
平均年収:951万円
業績
2024年5月9日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は26.6%増で、経常利益は23.3%増の731億8,200万円となっています。
売上高営業利益率は前年の37.21%から36.41%と横ばいでした。
(引用:SANKYO公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は減収減益になります。
次に、2024年11月7日に発表された2025年3月期の2Q決算の結果です。
連結売上高は21.9%減で、経常利益は19.9%減の367億4,000万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の39.13%から40.00%と横ばいでした。
第2四半期時点の経常利益の進捗率は59.26%でした。
計画通りのペースで業績は進捗しています。
適時開示情報
2024年11月7日 2025年3月期 第2四半期決算短信
2024年9月19日 2025年3月期第2四半期(累計)業績予想及び配当予想に関するお知らせ
2024年8月7日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年5月24日 剰余金の配当に関するお知らせ
2024年5月9日 2024年3月期決算短信
▼クリックで詳細表示
2024年2月7日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2024年2月7日 業績予想の修正、配当予想の修正(増配)及び配当方針の一部変更に関するお知らせ
2023年5月11日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
ばらつきはありますが、近年3.5%前後の配当を出しています。
2014年3月 3.45% 62.6%
2015年3月 3.51% 158.8%
2016年3月 3.58% 118.3%
2017年3月 4.03% 683.6%
2018年3月 4.00% 219.4%
2019年3月 3.55% 91.0%
2020年3月 4.77% 81.8%
2021年3月 5.11% 159.6%
2022年3月 2.95% 32.8%
2023年3月 2.71% 18.6%
2024年3月 4.78% 39.3%
2024年11月 3.80%
(引用:SANKYO公式HP)
株主優待は、群馬県高崎市にあるゴルフ場「吉井カントリークラブ」で利用可能な優待券の贈呈です。
権利確定月は、3月・9月末日です。
①平日10,000円・土日祝日5,000円割引券
②前日プレーフィー無料券
500株以上 保有期間 1年未満:①1枚 1年以上:①2枚
5,000株以上 保有期間 1年未満:①2枚 1年以上:②1枚
10,000株以上 保有期間 1年未満:①4枚 1年以上:②2枚、以降5,000株増加ごとに1枚追加
50,000株以上 保有期間 1年未満:①4枚 1年以上:②一律10枚
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
SANKYOは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2021年まではゆるやかに下落していましたが、それ以降は上昇傾向が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、8月までは上昇していましたが、それ以降は横ばいです。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 8.40倍 (予 10.76倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.80倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 245.23 (予 191.46)
BPS(1株当たりの純資産) 1,145.56
(引用:SANKYO公式HP)
ROE(自己資本利益率) 21.81% (予 16.71%)
ROA(純資産利益率) 18.41% (予 14.40%)
(引用:SANKYO公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。
自己資本比率 84.7%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 1.41倍(2024年11月1日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上は、2021年までは縮小傾向でしたが、それ以降は拡大傾向が続いています。
利益率が向上しており、利益は大きく伸びています。
2025年3月期は減収減益予想です。
一方、株価は2022年以降上昇が続いています。
配当はそこそこあり、株価も割安レベルなので、素直に長期投資するのが最良です。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:◎
成長・将来性:◎
収益性:◎
規模:〇
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:〇(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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