こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、パチンコ・パチスロ大手でフィリピンのカジノ・リゾート「オカダマニラ」の開発に注力するユニバーサルエンターテインメントについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月16日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ユニバーサルエンターテインメント公式HP)
ユニバーサルエンターテインメントは、パチンコ・パチスロ大手でフィリピンのカジノ・リゾート「オカダマニラ」の開発に注力する会社です。
東京証券取引所スタンダード市場の上場企業
東証スタンダード市場TOP20の構成銘柄の1つ
当社のブランドスローガンである”すべては「楽しい!」のために”には、当社の活動はすべて、皆様に「楽しい!」と感じていただくためにある、という思いを込めています。
私たちは、良質な製品・サービスにとどまらず、企業活動全般を通じて、当社に関係するすべての皆様に「楽しい!」をお届けしていきます。
1969年にユニバーサルリース株式会社として創業以来、「楽しい!」を追求し続け、国内のみならず世界を舞台に、グローバルエンターテインメント企業として邁進してきました。
2009年、創業40周年の節目に「アルゼ株式会社」から「株式会社ユニバーサルエンターテインメント」へと社名を変更し、2019年12月2日をもって創業50周年を迎えることができました。
当社を応援してくださるすべての方々への感謝と初心を忘れず、当社の原点である「楽しい!」を創造し、社員一丸となって一層良質なエンターテインメントを追求していきます。
当社グループの中心事業の一つである遊技機事業は、マーケットの変化も激しく、その変化に対応するのは容易ではありません。
しかし、私たちが創業以来蓄積した経験、企画・開発力は業界トップ水準にあると自負しています。
今後も、情報収集と分析によって、マーケットのトレンドやユーザーのニーズを開発に反映し、出玉性能に優れ、ユーザーの皆様・ホールの皆様双方に喜んでいただける「楽しい!」機械を提供することで、業界の発展に注力し続けます。
また、海外では、フィリピンにおける統合型リゾート(IR)事業「OKADA MANILA」を着々と推進しています。
アジアにおけるエンターテインメント産業の成長を確信する私たちは、カジノだけでなく、ラグジュアリーなホテルや世界最大級の噴水など、様々なエンターテインメント施設を備えた、従来のカジノの概念を覆すような新しく魅力ある世界でも有数のエンターテインメント・リゾートの創造を目指していきます。
当社の使命は、世代や性別、国境を越えて、世界中の人々に健全な娯楽を提供することです。
新しい価値観を創造するユニバーサルエンターテインメントの「楽しい!」に、今後も、是非ご期待ください。
(引用:ユニバーサルエンターテインメント公式HP)
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関連セクター
沿革
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1969年12月 - ジュークボックスのリース業を目的として「ユニバーサルリース(株)」設立
1970年7月 - 遊技機の製造を開始
1971年10月 - 「株式会社ユニバーサル」に社名変更
1973年6月 - 販売部門が「ユニバーサル技研株式会社」として分離独立
1975年5月 - 「ユニバーサル技研株式会社」が「ユニバーサル販売株式会社」に社名変更
1975年9月 - 栃木県小山市に新工場を建設、各種ゲームマシンの製造を開始
1979年12月 - 開発部門が「ユニバーサルテクノス株式会社」として分離独立
1980年3月 - 栃木県小山市に新工場を建設(小山第二工場)、風俗営業業界の回胴マシンへ進出
1988年4月 - 鳥取県米子市に工場を取得し、アミューズメント機の生産を開始
1993年4月 - 株式会社ユニバーサルとユニバーサル販売株式会社が合併
1998年4月 - 東京有明に本社移転
ユニバーサルテクノス株式会社とユニバーサル販売株式会社が合併し、アルゼ株式会社に社名を変更
1998年9月 - 株式を店頭公開
1999年8月 - 千葉県四街道市に新工場を建設(現 パチスロ・パチンコ遊技機製造工場)
2000年10月 - ARUZE USA, Inc.(現 連結子会社)の株式を取得
ARUZE USA, Inc.がValvino Lamore, LLCへ出資
2002年9月 - Valvino Lamore, LLCの全保有株式をWynn Resorts, Limitedへ現物出資
2004年6月 - 米国ネバダ州におけるゲーミング機器製造者ライセンス取得(2年間の期限付)
2005年3月 - 米国ネバダ州ゲーミングコミッションが、Wynn Resorts, Limited子会社であるWynn Las Vegas, LLCのカジノ運営ライセンスおよび、当社がWynn ResortsLimitedの株主として適格性を有していることを承認
2005年4月 - Wynn Las Vegasがオープン
2006年7月 - 米国ネバダ州におけるゲーミング機器製造者ライセンス取得(無期限更新可能)
2006年9月 - Wynn Macauがオープン
2008年6月 - 委員会設置会社へ移行
2008年8月 - フィリピンにおいてカジノリゾートを運営するためのプロビジョナルライセンスを取得
2008年12月 - Encore at Wynn Las Vegasがオープン
2009年11月 - 「株式会社ユニバーサルエンターテインメント」に社名変更
2010年3月 - フィリピンにおいて、当社グループのカジノプロジェクト「マニラ ベイ リゾーツ」が経済特区認定を受けるとともに、カジノ事業の外資規制も解除
2010年4月 - Encore at Wynn Macauがオープン
大阪証券取引所とジャスダック証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場
2010年6月 - 監査役会設置会社へ移行
2012年1月 - マニラベイリゾーツプロジェクト着工式を開催
2013年7月 - 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場
2013年10月 - 箱根に岡田美術館を開設
2014年6月 - 中国国立劉海栗美術館と岡田美術館が姉妹提携
2016年3月 - サミー株式会社と合弁会社「株式会社ZEEG」設立
2016年7月 - フィリピンにおけるカジノリゾートプロジェクトの正式名称を「OKADA MANILA」に決定
2016年12月 - OKADA MANILAのカジノ運営許可証を取得
カジノ運営を開始
2017年3月 - OKADA MANILAに世界最大級のマルチカラー噴水「ザ・ファウンテン」完成
2017年12月 - OKADA MANILAに巨大ガラスドーム施設「Cove Manila」オープン
2018年12月 - OKADA MANILAのタワーA完成
2019年7月 - カジノ関連機器による自動為替交換システム「Multi Currency System」およびカジノスロットマシン専用顧客優遇システム「Slot Progream Play System」をリリース
2021年11月 - OKADA MANILAのタワーB完成
2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行
事業内容
ユニバーサルエンターテインメントは、以下の4つの事業からなります。
【連結事業】 遊技機 48%、統合リゾート(IR) 51%、他 1%
【海外】51%
遊技機事業
パチスロ・パチンコ事業のマーケットが拡大してきた最大の要因として、魅力的なスペックとともに豊かなゲーム性が織り成す”楽しさ”がありました。
その”楽しさ”をユーザーの皆様に提供し続けることが、当社の課題であり、使命であると考えています。
これからも、魅力あふれる機械を提供することで、「楽しい!」をお届けしていきます。
(引用:ユニバーサルエンターテインメント公式HP)
ホール周辺機器
従来機はもちろん、スマパチ・スマスロにも完全対応した貸出ユニット「EZ(イージー)」や、データランプ機能とデジタルサイネージ機能を併せ持った次世代エンターテインメント「SCLEAR(スクリア)」などを展開しています。
周辺機器事業では、常にホール経営という視点に立ち、様々なニーズにお応えしています。
(引用:ユニバーサルエンターテインメント公式HP)
統合型リゾート(IR)事業
世界有数のビーチリゾート、風光明媚な環境、急成長を続ける中国を中心としたアジア各国からのアクセスの良さなど、カジノリゾートの新たな最適地として注目を集めるフィリピン・マニラの湾岸エリア。
この魅惑の地にて、これまでのフィリピンにおけるカジノの概念を覆すような本格的なカジノリゾートを提供し、世界の皆様に最高のエンターテインメントをお届けします。
(引用:ユニバーサルエンターテインメント公式HP)
その他事業
スマートフォン向けソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」及び会員制モバイルサイト「ユニバ王国」の運営、スロット・ぱちんこシミュレーターアプリの開発・配信を行っています。
(引用:ユニバーサルエンターテインメント公式HP)
時価総額
ユニバーサルエンターテインメントの時価総額は1,474.79億円です。(2024年2月16日現在)
社員の状況
従業員数:単体 976名
連結 6,689名
平均勤続年数:11.67年
平均年齢:43.08歳
平均年収:669万円
業績
2024年2月14日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。
連結売上高は26.9%増で、経常利益は173.3%増の380億8,000万円となっています。
売上高営業利益率は前年の8.57%から17.03%と大幅に改善しました。
(引用:ユニバーサルエンターテインメント公式HP)
2024年12月期の連結業績予想は増収減益になります。
適時開示情報
2024年3月6日 株主優待品の内容・発送に関するお知らせ
2024年2月14日 2023年12月期決算短信
2024年2月14日 剰余金の配当(無配)に関するお知らせ
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2023年11月14日 2023年12月期 第3四半期決算短信
2023年10月13日 業績予想の修正に関するお知らせ
2023年8月9日 営業外収益、営業外費用の計上に関するお知らせ 収益:31,468百万円 費用:7,479百万円
2023年2月14日 2022年12月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は1.5%程度の配当を出しています。
2013年3月 2.68% 13.4%
2014年3月 1.33% 19.5%
2015年3月 2.29% 32.5%
2016年3月 0.00% 0.0%
2017年3月 1.12% 15.8%
2017年12月 0.00% -%(赤字)
2018年12月 1.57% 2.5%
2019年12月 1.35% -%(赤字)
2020年12月 0.00% -%(赤字)
2021年12月 0.00% -%(赤字)
2022年12月 0.00% 0.0%
2023年12月 1.74% 10.9%
2024年2月 -%
権利確定月は12月末日です。
100株以上 継続保有期間 1年未満:1,000円分 1年以上:2,000円分 3年以上:3,000円分
1,000株以上 継続保有期間 1年未満:2,000円分 1年以上:3,000円分 3年以上:4,000円分
3,000株以上 継続保有期間 1年未満:3,000円分 1年以上:4,000円分 3年以上:5,000円分
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ユニバーサルエンターテインメントは、6月と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2018年までは上昇傾向でしたが、その後下落して横ばいです。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、7月から下落傾向が続いていましたが、11月12月は上昇、1月以降は下落傾向になっています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 5.60倍 (予 8.13倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.41倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 367.03 (予 252.93)
BPS(1株当たりの純資産) 5,011.38
ROA(純資産利益率) 4.53% (予 3.12%)
(引用:ユニバーサルエンターテインメント公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 61.8%
(引用:ユニバーサルエンターテインメント公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
業績は安定せず、赤字も過去10年で4回と多いです。
直近は売上は拡大傾向で、赤字からは脱却しています。
パチンコ・パチスロは縮小傾向だと思いますが、カジノは将来性はあると思います。
一方、株価は2020年中旬からは2,500円前後で横ばいが続いています。
配当は小さいですが、業績は当面良さそうなので、長期投資をするのが最良と思います。
小型の銘柄ではなく、値動きもそれほど大きくないので、短期投資向きではないでしょう。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:◎
成長・将来性:◎
収益性:〇
規模:△
割安度:◎
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:△
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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