こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、スマートフォン向けゲームの企画・開発・配信をおこなうアカツキについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月9日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:アカツキ公式HP)
アカツキは、スマートフォン向けゲームの企画・開発・配信をおこなう会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
「IPの世界観を深く理解したゲームを開発し、ファンとの長期的な関係を構築すること」。
これは、アカツキがこの10年間の様々な経験を通じて得た最大の強みであり、アカツキの競争力となる重要な要素です。
ここ数年は、モバイルゲームの開発・運営力の強化に加えて、IPの創出やメディアミックス展開の経験も重ねてきました。
今後はこうした「IP・ライツ」ビジネスのナレッジや経験をバネとして、ゲームはもちろんのこと、IPのコンテンツ領域においても世界に向けて挑戦していきたいと考えています。
2014年に立ち上げた台湾現地子会社「曉數碼股份有限公司」は、ゲームのグローバル配信の拠点として、アカツキの海外展開の大きな柱となっています。
また、アメリカやインドなど、世界各国のテクノロジー企業への投資を通じて得た現地のネットワークもあります。
こうしたアカツキの強みを発揮して、今後「ゲームを軸としたIPプロデュースカンパニー」として世界で突き抜けていきます。
ミッションは「世界をエンターテインする。クリエイターと共振する。」です。
(引用:アカツキ公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
2010年6月 - 株式会社アカツキ創業
2010年10月 - 「育てて☆マイガール」をmobage/GREEに提供開始
2010年12月 - 「暴走堕天使」をmobage/GREEに提供開始
2011年5月 - 「絆のファンタジア」をGREEに提供開始
2011年10月 - 「シンデレラナイン」をmobageに提供開始
2012年3月 - 「鬼神ブレイド」をmobageに提供開始
株式会社ドリコムと共同でソーシャルゲームをmixi、GREEに提供開始 mixiに「シンデレラナイン」
KLabと共同で「シンデレライレブン」をMobageに提供開始
2012年10月 - 「カオスブレイド」をmobageに提供開始
2013年4月 - 「シンデレラナイン」韓国へ事業展開
2013年5月 - 「電脳パンデミック」Mobageにて配信開始
2013年8月 - 「シンデレライレブン」iOS・Android版配信開始 加えて、韓国・台湾に事業展開
2013年11月 - 「サウザンド・メモリーズ」iOS・Android版配信開始
2014年3月 - 「テイルズ オブ リンク」iOS版配信開始
2015年1月 - 「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」Android版配信開始
2016年6月 - 「あつめて!リラックマ」iOS・Android版配信開始
株式会社そとあそび子会社化 LX(ライブエクスペリエンス)事業開始
2016年8月 - オープンコミュニティインキュベーション「a-Square」開始
2017年5月 - ヴァーチャルアーティストのプロデュースを行う子会社、株式会社アカツキ・ヴァーチャルアーティスツ(AVA)を設立
2017年6月 - 「八月のシンデレラナイン」iOS・Android版配信開始
2017年7月 - 「Wowful」サービス開始
2017年8月 - 「アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!」iOS・Android版配信開始
2017年9月 - 東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2017年10月 - Akatsuki Entertainment USAを設立
Akatsuki Entertainment Technology Fundを設立
2017年11月 - 「新テニスの王子様 RisingBeat」iOS・Android版配信開始
2018年1月 - 魚釣り✖エンタメのARアプリ「Fish Record AR」提供開始
株式会社ASOBIBAが「株式会社アカツキライブエンターテインメント」に社名変更(2018年4月に株式会社アプトを吸収合併)
2018年8月 - PROFESSIONAL ESPORTS LEAGUE, S.Lを子会社化
株式会社CRAYON設立
2018年10月 - フォトブック製作サービス「FLIP(フリップ)」提供開始
2018年11月 - 「Heart Driven Fund(ハートドリブンファンド)」を開始
2018年12月 - 「ロマンシング サガ リ・ユニバース」iOS・Android版配信開始
東京ヴェルディの株式取得およびコーポレートパートナー契約締結
2019年3月 - 横浜駅直通の複合型体験エンターテインメントビル「アソビル」オープン
2019年5月 - キッズ向けYouTubeチャンネル「クマ-バチャンネル」配信開始
2019年7月 - "俺たちが奏でる青春ジャズストーリー"「JAZZ-ON!」始動
2019年9月 - 欅坂46・日向坂46 応援音楽アプリ「UNI’S ON AIR」iOS・Android版配信開始
2019年10月 - PvP特化型カジュアルゲームスタジオ「Buddy」設立
2020年3月 - 「ONE PIECE ボン!ボン!ジャーニー!」iOS・Android版配信開始
2020年4月 - 東京アートアクセラレーション設立を発表
2020年6月 - CRAYON "公式アプリ開発サービス"提供開始
2020年9月 - 株式会社Kumarba設立
2020年11月 - HoneyWorks初の公式リズムゲーム「HoneyWorks Premium Live」iOS・Andorid版配信開始
2021年9月 - 「TRIBE NINE」テレビアニメ化とスマートフォン3DアクションRPG化が決定
2021年11月 - ゲーム事業の分社化及び子会社(分割準備会社)設立
2022年1月 - 株式会社Akatsuki Ventures設立
2022年3月 - EXILE TRIBE史凝縮ライブ体感音楽アプリ「EXtreme LIVES」iOS・Android版配信開始
2022年4月 - 株式会社Akatsuki Venturesが「Dawn Capital」を運用開始
東京証券取引所市場プライム市場へ市場変更
2022年5月 - Web3特化ファンド「Emoote」を設立
2022年6月 - 株式会社HykeComicが縦読みフルカラーコミックアプリ「HykeComic」サービス開始
事業内容
アカツキは、以下の3つの事業からなります。
【連結事業】ゲーム事業 98%、コミック事業 1%、他 1%
ゲーム事業
(引用:アカツキ公式HP)
コミック事業
(引用:アカツキ公式HP)
その他
(引用:アカツキ公式HP)
時価総額
アカツキの時価総額は349.85億円です。(2024年2月9日現在)
社員の状況
従業員数:単体 33名(臨時24名)
連結 520名(臨時238名)
平均勤続年数:4.40年
平均年齢:36.70歳
平均年収:825万円
業績
2023年5月11日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比7.4%減、経常利益は33.8%減の52億700万円となっています。
売上高営業利益率は前年の28.35%から23.42%と悪化しました。
(引用:アカツキ公式HP)
2024年3月期の連結業績予想は非公表になります。
次に、2024年2月9日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上高は前年同期比7.2%減、経常利益は60.1%減で15億7,800万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の24.29%から9.22%と大幅に悪化しました。
適時開示情報
2024年2月9日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年12月20日 資本業務提携に関する契約の締結及び第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ
2023年11月10日 2024年3月期 第2四半期決算短信
2023年11月10日 特別損失の計上に関するお知らせ 410百万円
2023年11月10日 剰余金の配当(中間配当)に関するお知らせ
2023年8月9日 2024年3月期 第1四半期決算短信
2023年5月11日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年3.0%前後の配当を出しています。
2016年3月 0.00% 0.0%
2017年3月 0.00% 0.0%
2018年3月 0.20% 2.2%
2019年3月 0.79% 8.8%
2020年3月 0.83% 6.3%
2021年3月 1.56% 15.4%
2022年3月 2.75% 21.0%
2023年3月 3.60% 80.8%
2024年2月 -%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
アカツキは、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2017年に10,000円超までいきましたが、そこからは下落傾向で推移しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、ゆるやかな上昇が続いています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 21.26倍 (予 -倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.84倍
PERの目安は15倍、RBRは1倍なので、株価は割高と言えます。
EPS(1株当たりの純利益) 113.10 (予 -)
BPS(1株当たりの純資産) 2,946.59
(引用:アカツキ公式HP)
ROA(純資産利益率) 2.52% (予 -%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 71.8%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上・利益はこの3年間減少を続けており、2024年3月期の2Q時点で大きく減収減益となっています。
明らかに業績は下降傾向が続いている状況なので、長期投資するのは避けることをおすすめします。
一方、株価は過去10年間で最安値圏まで下落しています。
配当はそこそこあり、高利益率でもあるので、業績が上向き出す予兆を捉えて長期投資するのが良いと思います。
業績が上向かないうちは長期投資は避け、配当の権利取りのために短期で入るのはありだと思います。
株価が急落したときには、短期的にリバウンドを狙うのもありだと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:◎
成長・将来性:△
収益性:〇
規模:✖
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:○
長期投資(値上がり益):△
短期投資:△
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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