こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、アルバイトの「バイトル」等、インターネット特化で求人情報を提供するディップについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月12日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:ディップ公式HP)
ディップは、アルバイトの「バイトル」等、インターネット特化で求人情報を提供する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
JPX日経400の構成銘柄の1つ
当社は「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」の企業理念のもと、誰もが働く喜びと幸せを感じられる社会の実現を目指し、様々な社会課題への挑戦を続けています。
昨年より物価上昇が続く中、当社は2021年より採用コンサルタントが求職者に代わり顧客企業へ給与引き上げ等を提案し、「働く人の待遇向上」を図る「ディップ・インセンティブ・プロジェクト」を継続展開しており、その結果「バイトル」に掲載された求人案件の平均時給が着実に上昇し、多くのユーザーおよび顧客企業の支持を集めています。
また「Laber force solution company」のビジョン実現に向け開始したDX事業につきましても、開発強化による商品ラインナップの拡充、カスタマーサクセス体制の強化により、導入社数・売上高ともに高成長を続けています。
26年目を迎える冬季は「THINK BIG」をテーマに掲げています。
限界を超え、可能性を信じて、大胆に考えるように促し、新たなる当社の未来を創造していく所存です。
今後も変わらぬフィロソフィーのもと、人材サービスとDXサービスの両軸で労働市場の諸課題を解決し、持続的な成長と企業価値向上に努めていきます。
企業理念は「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」、
ビジョンは「Labor force solution company」です。
(引用:ディップ公式HP)
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関連セクター
沿革
▼クリックで詳細表示
1995年 - 創業者の冨田が起業の準備をスタート
1996年10月 - 個人にて中小企業創造活動促進法の認定を受ける
1997年3月 - 資本金2,900万円でディップ株式会社を名古屋で設立
ディップ株式会社設立
1998年1月 - IBMとのコンテンツパートナー契約を締結
1999年2月 - 日本IBMより本年度最優秀コンテンツとして表彰を受ける
1999年8月 - 中小企業総合事業団(現 中小企業基盤整備機構)より新規事業創業助成金の認定を受ける
2000年2月 - 丸の内フロンティア・メンバー企業第一号に認定
2000年10月 - 「はたらこねっと」開始
2001年2月 - アルバイト・請負情報の提供を開始
2001年11月 - ヤフー株式会社と業務提携
2003年12月 - ヤフー株式会社からの提携解消通告
2004年4月 - 携帯電話3社の公式サイトに掲載
2004年5月 - 資本金を9億7,770万円に増資
2004年5月 - 東証マザーズ上場
2004年10月 - 「ジョブエンジン」サービス開始
2005年10月 - 情報セキュリティ規格「BS7799」と「ISMS認証基準」の認証を取得
2006年4月 - 新卒大型採用スタート
2006年12月 - 情報セキュリティマネジメントシステム「ISO27001(JIS Q 27001)」の認証を取得
2006年 - 初のTVコマーシャル開始
2009年1月 - 正社員求人情報サイト「バイトル社員(現 バイトルNEXT)」開始
2009年2月 - 有料職業紹介事業認可取得
2009年9月 - 「ナースではたらこ」開始
2010年 - 「動画情報サービス」「応募バロメーター」搭載
2011年3月 - 企業理念の刷新
2013年5月 - 「レイズ・ザ・サラリーキャンペーン」開始
2013年7月 - 毎年8月10日が「バイトルの日」として、日本記念日協会より正式認定
2013年12月 - 東証一部上場
2014年9月 - 「はたらこindex」開始
2015年3月 - 「ナースではたらこ」が職業紹介優良事業者の第1期事業者に認定
2016年5月 - 「バイトル社員」を「バイトルNEXT」に変更
2016年6月 - AI専門メディア「AINOW(エーアイナウ)」の運営を開始
2017年3月 - 設立20周年/本社オフィスを六本木グランドタワーへ移転
2017年4月 - AI・人工知能ベンチャー支援制度「AI.Accelerator」を開始
2017年6月 - 「LIMEX」事業スタート
2017年11月 - 株式会社BANQの株式を取得し連結子会社化
株式会社ジョリーグッドの株式を取得し、持分法適用関連会社化
株式会社GAUSSの株式を取得し、持分法適用関連会社化
2018年3月 - 「しごと体験・職場見学」リリース
2018年5月 - 米国子会社DIP America, Inc.を設立
2018年7月 - 「iスカウト」機能を開始
2018年8月 - hachidori株式会社の株式を取得し、持分法適用関連会社化
2018年9月 - 米Forbes誌発表の「Asia's 200 Best Under A Billion」に4年連続で選出
2019年1月 - アイセールス株式会社の株式を取得し、持分法適用関連会社化(現 株式会社クロス・オペレーショングループ)
2019年3月 - TRUNK株式会社の株式を取得し、持分法適用関連会社化
2019年4月 - AI・RPA領域で新事業開始
2019年5月 - appArray株式会社(現 株式会社スピークバディ)の株式を取得し、持分法適用関連会社化
2019年9月 - 「コボット」提供開始
2019年10月 - コーポレートロゴを刷新
2020年2月 - 新オフィス「デジレバ」を東京・渋谷に開設
2020年3月 - 新型コロナウイルス感染による休業時の経済支援を有期雇用のユーザー向けに開始
2020年4月 - 「面接コボット」提供開始
2021年5月 - 専門職の総合求人サイト「バイトルPRO」開始
2021年7月 - プロダンスチーム「dip battles(ディップ バトルズ)」を設立
「ワクチンインセンティブプロジェクト」開始
2021年11月 - 「ディップ・インセンティブプロジェクト」を開始
経済産業省が定める「DX認定」を取得
2021年12月 - 一般社団法人 日本経済団体連合会に入会
2022年5月 - 仕事と職場の魅力・リアルを伝える「dipさんからのメッセージ」を開始
事業内容
ディップは、以下の4つのサービスからなります。
【連結事業】 人材サービス 90%、DXサービス 10%
Human work force
(引用:ディップ公式HP)
Digital labor force
(引用:ディップ公式HP)
Owned media
(引用:ディップ公式HP)
Other
(引用:ディップ公式HP)
時価総額
ディップの時価総額は1,611.15億円です。(2024年4月12日現在)
社員の状況
従業員数:連結 2,316名(臨時355名)
単体 2,316名(臨時355名)
平均勤続年数:5.20年
平均年齢:30.10歳
平均年収:508万円
業績
2024年4月12日に発表された2024年2月期の決算短信は以下です。
連結売上高は9.0%増で、経常利益は8.8%増の126億1,800万円となっています。
売上高営業利益率は前年の23.38%から23.73%と横ばいでした。
(引用:ディップ公式HP)
2025年2月期の連結業績予想は増収減益になります。
適時開示情報
2024年4月12日 2024年2月期決算短信
2024年4月12日 剰余金の配当に関するお知らせ
▼クリックで詳細表示
2024年1月25日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 2.61%
2024年1月11日 2024年2月期 第3四半期決算短信
2024年1月11日 2024年2月期通期業績予想の修正に関するお知らせ
2023年4月14日 2023年2月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年2.0%前後の配当を出しています。
2014年2月 1.60% 27.0%
2015年2月 1.39% 30.2%
2016年2月 1.22% 30.8%
2017年2月 1.53% 32.4%
2018年2月 1.29% 31.8%
2019年2月 2.55% 31.1%
2020年2月 2.14% 30.5%
2021年2月 1.93% 505.0%
2022年2月 1.80% 97.2%
2023年2月 2.05% 50.7%
2024年4月 3.28%
(引用:ディップ公式HP)
権利確定月は、2月・8月末日です。
100株以上 500円相当
500株以上 1,000円相当
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ディップは、2月と8月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。
権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2015年までは上昇傾向でしたが、その後は横ばいが続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、1月に急落して以降、横ばいが続いています。
1月の急落は、2024年2月期の3Q決算と同時に発表された通期業績予想の修正を受けたものでした。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 17.65倍 (予 16.87倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 3.69倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 143.16 (予 150.26)
BPS(1株当たりの純資産) 687.66
(引用:ディップ公式HP)
ROE(自己資本利益率) 21.37% (予 21.85%)
ROA(純資産利益率) 15.82% (予 16.88%)
(引用:ディップ公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。
自己資本比率 77.3%
(引用:ディップ公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
コロナの影響を除けば、売上は右肩上がりで伸びており、成長企業といえます。
利益もそれの応じて伸びており、利益率は20%超と優秀です。
2024年2月期は増収増益予想でしたが、下方修正をしました。
一方、株価は2022年以降下落傾向が続いています。
配当は小さいので、キャピタルゲイン狙い一択となります。
直近の業績は良くないですが、成長はまだ見込めるため、長期投資をするのが良いです。
現在は株価が低迷しているので、買い場なのかもしれません。
小型の銘柄ではなく、値動きも小さそうなので、短期投資向けではないです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:◎
収益性:◎
規模:△
割安度:△
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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