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【株式銘柄徹底分析】ファーストブラザーズ FIRST BROTHRES(3454)~投資運用 投資銀行 施設運営 株主優待~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、不動産の自己勘定投資と私募ファンド運用が柱で、商業施設・オフィスビルに加えてホテルも拡充するファーストブラザーズについて調査をしました。

 

www.firstbrothers.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年10月8日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ファーストブラザーズ公式HP)

 

ファーストブラザーズは、不動産の自己勘定投資と私募ファンド運用が柱で、商業施設・オフィスビルに加えてホテルも拡充する会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

ファーストブラザーズグループは、「最高のプロフェッショナルであり続ける」という企業理念のもと、「クライアントファースト」の姿勢で投資サービスを提供しています。

日々のきめ細かい対話を通じてお客様のあらゆるニーズを把握し、各分野の経験豊富なプロフェッショナルが総力を結集して創意工夫により常に最高の結果を追求することで、お客様の期待にしっかりと応えるとともに、長期に亘るお客様との強固な信頼関係を築き上げていきます。

 

当社が2004年に創業してからこれまでの間に、日本国内の不動産投資を取り巻く環境は大きく変動しています。

ファーストブラザーズグループは、どのような市況下においても、常にプロフェッショナルとして冷静に投資案件を見極め、「パフォーマンスファースト」をモットーに投資を行ってきました。

その結果として積上げたトラックレコードは当社グループの誇りであり、私たちの競争力の源泉となっています。

 

また、投資の際は単に不動産を取得してそのまま売却するのではなく、当社グループがイニシアチブをとって投資案件のマネジメントを積極的に行うことで、その価値を最大限に高めています。

主要な投資対象であるオフィス、住宅及び商業施設のなかでも、特に商業施設はオペレーションが複雑であるため運用者の力量の差が出やすく、様々な施策を講じることで大きくバリューアップする可能性があることから、商業施設の運用経験を豊富に有している当社グループにとって優位性のある分野となっています。

 

(引用:ファーストブラザーズ公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2004年2月 - ファーストブラザーズ株式会社設立、投資銀行事業を開始

2004年12月 - 投資運用事業を開始

2008年11月 - エフビープロパティーズ株式会社(現ファーストブラザーズキャピタル株式会社)が営業開始

2011年12月 - ファーストブラザーズ投資顧問株式会社がアセットマネジメントに特化した子会社として営業開始、顧客資産運用体制のさらなる厳格化

2011年6月 - ユニモマネジメント株式会社設立、商業施設の運営体制を強化

2015年2月 - ファーストブラザーズ株式会社が東京証券取引所マザーズ市場に上場

2015年6月 - ファーストブラザーズキャピタル株式会社が組織体制を変更、グループ全体の自己勘定投資関連機能を強化

2016年10月 - ファーストブラザーズ株式会社が東京証券取引所市場第一部へ市場変更

2019年4月 - グループ会社に株式会社東日本不動産を迎え入れる

2021年10月 - フロムファーストホテルズ株式会社が宿泊事業の運営を開始

2022年4月 - 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場へ移行

2023年10月 - 東京証券取引所スタンダード市場に市場変更

 

事業内容

ファーストブラザーズは、以下の3つの事業からなります。

 

【連結事業】投資運用 1%、投資銀行 92%、施設運営 7%、他 0%

 

投資運用事業

お客様の資金をお預かりし、不動産を主要な投資対象とする私募ファンドを組成・運用する当社グループの中核となる事業です。

 

  • 不動産アセットマネジメント業務

数十億円から数百億円規模の不動産を対象とする投資サービスをワンストップでご提供しています。投資戦略のご提案から、ファンドの組成、投資案件の取得、運用期間中のマネジメント、投資案件の売却に至るまで、経験豊富なプロフェッショナルがきめ細かに対応し、投資を成功に導くとともに、お客様の多様なニーズの実現を目指します

 

投資銀行事業

当社グループの資金による様々な投資活動をメインに行う他、専門性とネットワークを活かした各種アドバイザリーも行っています。

 

  • 不動産投資

安定収益源を確保することを目的に、プロフェッショナルの目利きにより厳選した物件を当社グループが取得し保有しています。ファンドの投資対象とならない物件のうち、長期的に安定した賃貸収入が見込める好立地の商業施設、オフィスビル、住宅を主な投資対象としています。

 

  • その他投資

ベンチャーキャピタルファンド、債権、プライベートエクイティ、海外不動産ファンドなど、様々な分野で投資活動を行っています。当社グループの強みを活かせる投資分野において、案件を厳選しながら投資活動を継続し、不動産市況の影響を受けにくい収益源として成長させていきます。

 

  • コーポレートアドバイザリー

多岐にわたる高度な専門性と人的ネットワークを活用し、お客様の企業価値向上のための様々な戦略(M&A資本提携ファイナンス等)について、実現に至るまで幅広いアドバイスを提供しています。

 

施設運営事業

ホスピタリティサービスを中長期的視点で提供することを目的として、宿泊施設等のオペレーション(施設運営)事業を展開しております。

 

時価総額

ファーストブラザーズの時価総額163.08億です。(2024年10月8日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 172名(臨時82名)

     単体 30名

平均勤続年数:4.20年

平均年齢:41.3歳

平均年収:900万円

 

 

業績

2024年1月12日に発表された2023年11月期の決算短信は以下です。

連結売上高は55.9%増で、経常利益は182.8%増の38億3,700万円となっています。

売上高営業利益率は前年の12.71%から20.03%と横ばいでした。

 

 

2024年11月期の連結業績予想は減収減益になります。

 

 

次に、2024年10月8日に発表された2024年11月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は50.7%減で、経常利益は74.9%減の7億3,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の21.38%から14.53%と悪化しました。

 

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年10月8日 2024年11月期 第3四半期決算短信

2024年7月9日 2024年11月期 第2四半期決算短信

2024年1月12日 2023年11月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年3.5%前後の配当を出しています。

 

2015年11月 0.00%  0.0%

2016年11月 2.65%  15.4%

2017年11月 1.49%  10.3%

2018年11月 1.32%  8.7%

2019年11月 1.64%  13.5%

2020年11月 2.54%  14.5%

2021年11月 2.93%  13.5%

2022年11月 3.50%  35.6%

2023年11月 3.17%  14.1%

2024年11月 5.88%

 

(引用:ファーストブラザーズ公式HP)

 

株主優待は、保有株式数に応じてポイントを進呈です

権利確定月は11月末日です。

 

1年以上継続保有

500株以上 5,000ポイント

600株以上 6,000ポイント

700株以上 7,000ポイント

800株以上 8,000ポイント

900株以上 9,000ポイント

1,000株以上 10,000ポイント

1,100株以上 11,000ポイント

1,200株以上 12,000ポイント

以降、100株保有増加毎に1,000ポイントを追加贈呈

5,000株以上 50,000ポイント

 

1年未満

3,000株以上 5,000ポイント

3,100株以上 6,000ポイント

3,200株以上 7,000ポイント

3,300株以上 8,000ポイント

3,400株以上 9,000ポイント

3,500株以上 10,000ポイント

3,600株以上 11,000ポイント

3,700株以上 12,000ポイント

以降、100株保有増加毎に1,000ポイントを追加贈呈

5,000株以上 25,000ポイント

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ファーストブラザーズは、5月と11月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/5/29(水)、2024/11/27(水)です。

権利落ち日は、2024/5/30(木)、2024/11/28(木)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、2020年に急落して以降は上昇傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、ゆるやかに下落傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  5.10倍 (予 22.59倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.68倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 227.26 (予 51.34)

BPS(1株当たりの純資産) 1,705.84

 

ROE自己資本利益率) 13.15% (予 3.01%)

ROA(純資産利益率) 3.54% (予 0.82%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 27.3%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は悪いといえます。

 

信用倍率 6.95倍(2024年11月1日現在)

 

比較される銘柄

ウェルス・マネジメント(3772)

いちご(2337)

クリアル(2998)

 

まとめ

売上・利益はかなり不安定で、業績を想定するのは難しそうです。

2024年11月期は減収減益予想です。

 

一方、株価は2020年から上昇が続いています。

業績は不安定であるものの、株価は上昇傾向なので、長期投資するのが良いでしょう。

配当は大きいので、配当を前提に長期投資するのが良いです。

 

小型の銘柄ですが、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:△

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:△

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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