こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
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今回は、原子力・石炭火力の比重が大きい電力会社で、需要構造は冬ピーク型の北海道電力について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月26日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:北海道電力公式HP)
北海道電力は、原子力・石炭火力の比重が大きい電力会社で、需要構造は冬ピーク型の会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
ほくでんグループは、「人間尊重・地域への寄与・効率的経営」の経営理念のもと、ESG(環境・社会・ガバナンス)を重視しています。
今後も、北海道の経済やお客さまの暮らしを支え、事業の持続的な成長と持続可能な社会の実現に努め、ほくでんグループの変わらぬ使命を果たしていきます。
今後の経営環境の変化に着実に対応していくため、2030年における目指す姿として、「ほくでんグループ経営ビジョン2030」を取りまとめ2020年4月30日に公表しました。
ほくでんグループは、経営環境の変化をグループが進化するための好機と捉え、持てる力を発揮し、持続的な成長を実現していきます。
価格競争力を向上させ、お客さまに低廉な電気とご期待の一歩先を行くサービスを提供していくとともに、新たな技術の活用や事業領域の拡大に取り組んでいきます。
また、レジリエンス(災害等に対する回復力・復元力)を強化し、責任あるエネルギー供給の担い手としての役割を引き続き果たします。
さらには、これまで以上に「ESG(環境・社会・ガバナンス)」を樹脂するとともに、北海道の皆さまと共に新たな価値を創り上げる「共創」の考え方に基づき、低炭素化や地域経済の発展への貢献など、社会的な課題を解決していきます。
地域の皆さまから選ばれ愛されるほくでんグループを目指し、これらにゼンリョクで取り組むことで、明るい未来を創造していきます。
コーポレート・スローガンは「ともに輝く明日のために。」です。
(引用:北海道電力公式HP)
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沿革
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1942年4月 - 電力管理法施行令改正による第二次出資として、北海道内の主要な発送電設備を日本発送電に強制出資、日本発送電札幌支店が開設される
配電統制令に基づく逓信大臣の命令により、大日本電力・北海道水力電気・札幌送電・室蘭電燈の4社を統合し、北海道配電が設立される
1951年5月 - 松永安左エ門(電気事業再編成審議会委員長)のGHQへの説得による、国会決議より効力が強いGHQポツダム政令を元とする、電気事業再編成令により、日本発送電札幌支店と北海道配電が統合される形で、北海道電力株式会社が創立される
1953年9月 - 自主電力制限による休日振替えを廃止、以後電力使用制限が解消される
1955年1月 - 北海道電力初の新設石炭火力発電所、砂川発電所1号機が運転開始
1957年11月 - 日本初の事業用ガスタービン火力発電所、豊富発電所(出力2,000kW)が運転開始(豊富町で算出される天然ガスを使用)
1960年3月 - 石炭火力発電所、滝川発電所1号機が運転開始
1963年2月 - 石炭火力発電所、江別発電所1号機が運転開始
1968年5月 - 石炭火力発電所、奈井江発電所1号機が運転開始
1973年3月 - マスコットキャラクター名を「ワットくん」に決定
1973年11月 - 北海道電力初の石油火力発電所、苫小牧発電所1号機が運転開始、北海道電力初の臨海型火力
1974年8月 - 北海道電力初の揚水式発電所、新冠発電所1号機が運転開始
1977年4月 - 豊富発電所廃止
1978年5月 - ガスタービン火力発電所、音別発電所1・2号機が運転開始
1978年11月 - 石油火力発電所、伊達発電所1号機が運転開始
1980年10月 - 石炭火力発電所、苫東厚真発電所1号機が運転開始(1987年に海外炭に変更)
1982年11月 - 北海道電力初の地熱発電所、森発電所が運転開始
1983年12月 - 石油火力発電所、知内発電所1号機が運転開始
1985年10月 - 北海道電力初の海外炭使用の石炭火力発電所、苫東厚真発電所2号機が運転開始
1989年2月 - 原子力発電所マスコットキャラクター名を「とまりん」に決定
1989年3月 - 滝川発電所廃止(跡地は研修センターへ改造)
1989年6月 - 北海道電力初の原子力発電所、泊発電所1号機が運転開始
1991年3月 - 江別発電所廃止
1993年4月 - 可変速揚水式発電所、高見発電所2号機が運転開始(GTO変換器を使用且つ可動翼ポンプ水車による可変速揚水式発電所としては世界初)
1997年4月 - 国内最大容量(3,600kW・4,500kVA)のガスタービン形移動発電機車を導入(2011年東京電力へ譲渡)
1998年3月 - 商用では世界初の加圧流動床複合発電(PFBC)方式を採用した苫東厚真発電所3号機が運転開始
1998年9月 - 日本初のオリマルジョンを主燃料とした知内発電所2号機が運転開始
2002年7月 - 「ほくでん」のロゴマークを採用
2002年9月 - これまでのマスコットキャラクター「ワットくん」に替わる新マスコットキャラクターの名を公募、「エネモ」に決定
2005年4月 - 札幌近郊の送変電設備の保守業務を子会社の北海電気工事へ委託
2007年4月 - 女子事務服を廃止
函館・旭川・釧路・苫小牧近郊の送変電設備の保守業務を子会社の北海電気工事に委託
2007年10月 - 電力量計の検針及び電気料金の施級に関する業務を子会社のほくでんサービスへ委託
2008年7月 - 電気料金(一部の契約を除く)のクレジットカード支払いサービス開始
2009年11月 - 苫小牧発電所1号機に天然ガス混焼のための改造実施、運用開始
東京支社移転
2009年12月 - 原子力発電所、泊発電所3号機が運転開始
2010年2月 - 富山営業所移転
2011年4月 - 札幌・函館・旭川・釧路・苫小牧近郊の送変電設備保守業務の委託の一部を除き取止め、北海道電力にて実施
2011年6月 - 北海道電力初の太陽光発電所、伊達ソーラー発電所が運転開始
2011年8月 - 定期検査終了後、5か月以上調整運転を続けていた泊発電所3号機が営業運転を再開、福島第一原子力発電所事故発生以降、原子力発電所としては初めての営業運転再開
2012年5月 - 泊発電所3号機が定期検査のため運転停止
2012年9月 - 地熱資源量の低下に伴い森発電所の認可出力を2.5万KWに変更
2012年12月 - 北海道フードフロンティアの全株式を株式会社みなとみらいDreamへ売却
2014年6月 - 省エネ後退・電力多売推進のため「ほくでん住まいの省エネ情報館マドレ」閉館
2014年9月 - NHK北海道が特別報道番組「電気料金”再値上げ”の衝撃 ~広がる 北電離れ~」を放送、北海道財界に衝撃が走る
2014年11月 - 総額平均19%の大幅な電力料金再値上げを実施
2018年9月 - 厚真町で震度7の北海道胆振東部地震が発生、苫東厚新発電所が震源地付近であったため、電力の供給が停止。
2019年4月 - 一般送配電事業の分社化に向け「北海道電力送配電事業分割準備株式会社」と「ほくでんサービス株式会社」の配電事業を統合
2019年9月 - 「北海道電力株式会社」と「ほくでんサービス株式会社」で小売電気事業を行う「北海道電力コクリエーション株式会社」を共同で設立
2020年4月 - 一般送配電事業の法的分離により、送配電会社として「北海道電力ネットワーク株式会社」が発足。同時に、発電・小売事業を継承した事業持株会社としての「(新)北海道電力株式会社」が発足
2023年10月 - ほくでんグループの再編により、北海道電力株式会社に小売電気事業を行う「北海道電力コクリエーション株式会社」を吸収合併
事業内容
北海道電力は、以下の3つの事業からなります。
【連結事業】 北海道電力 77%、北海道電力ネットワーク 17%、他 6%
電気やガスなど、あらゆるエネルギーをお届けするとともに、再生可能エネルギーや省エネルギー、環境などの分野でお客さまのお役に立ちたい。
私たちは、明るい未来(あした)に向かって歩む北海道に、グループ一丸となって貢献していきます。
ほくでんグループは、電気事業に加え「省エネ促進」、「自然エネルギー・環境」、「土木・建築」、「資機材調達」、「ビジネスサポート関連」などさまざまな分野においても、それぞれの専門性を生かしてお客さまのビジネスの発展をお手伝いします。
(引用:北海道電力公式HP)
時価総額
北海道電力の時価総額は2,348.83億円です。(2024年4月26日現在)
社員の状況
従業員数:連結 10,005名
単体 2,315名
平均勤続年数:19.70年
平均年齢:41.30歳
平均年収:750万円
業績
2024年4月26日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は7.3%増で、経常利益は黒字転換の873億1,500万円となっています。
売上高営業利益率は10.61%でした。
2025年3月期の連結業績予想は減収減益になります。
適時開示情報
2024年4月26日 2024年3月期決算短信
▼クリックで詳細表示
2024年3月22日 業績予想(連結)および期末配当予想の修正に関するお知らせ
2024年1月31日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2024年1月31日 業績予想(連結)の修正に関するお知らせ
2023年7月28日 業績予想(連結)の修正に関するお知らせ
2023年4月27日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
ばらつきは大きいですが、近年は2.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 0.00% -%(赤字)
2015年3月 0.00% 0.0%
2016年3月 0.53% 5.3%
2017年3月 0.59% 14.7%
2018年3月 0.72% 7.0%
2019年3月 1.57% 9.8%
2020年3月 2.14% 8.1%
2021年3月 3.96% 11.8%
2022年3月 4.13% 75.3%
2023年3月 0.00% -%(赤字)
2024年4月 1.83%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
北海道電力は、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2015年から2020年まで下落していましたが、それ以降上昇しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、2月までは横ばいでしたが、それ以降急上昇しています。
直近は下落しています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) -倍(赤字) (予 3.45倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.76倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は非常に割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) - (予 321.47)
BPS(1株当たりの純資産) 1,457.86
(引用:ファーマライズホールディングス公式HP)
ROA(純資産利益率) -% (予 3.12%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 14.9%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は、直近2年間拡大を続けています。
利益は2023年3月期は赤字で、2024年3月期に黒字転換となりました。
2025年3月期は減収減益予想となっています。
一方、株価は2023年から上昇傾向が続き、直近は下落しています。
配当はそこそこあり、業績はやや不安なもの、割安レベルなので、長期投資をするの良いでしょう。
しかし、業績は不安定で、決算は注意深く見ていく必要があります。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではないです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:✖
成長・将来性:〇
収益性:◎
規模:△
割安度:◎
値動き:△
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):〇
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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