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【株式銘柄分析】HEROZ ヒーローズ(4382)~AI/DX BtoB 将棋ウォーズ CHESS HEROZ BackgammonAce テンバガー M&A 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、AI技術を活用したサービス事業を展開するHEROZについて調査をしました。

 

heroz.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月19日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:HEROZ公式HP)

 

HEROZは、2009年にインターネットサービスの企画開発を行う目的で設立されたITベンチャーです。

東証証券取引所スタンダード市場の上場企業

 

2018年4月20日東証マザーズに上場しましたが、上場から3日間初値が付かない状況で、付いた初値は現行のIPO制度下において最高となる988.8%の上昇となりました。

 

IPO銘柄で初めて初値テンバガーを達成するほど、注目度の高い銘柄でした。

 

(引用:HEROZ公式HP)

 

当初はSNSmixi向けのアプリ開発を行っていましたが、早くから人工知能「AI」の可能性について見出した同社は、スマートフォン向けに自社開発の人工知能搭載ゲーム「将棋ウォーズ」を開発し、人工知能開発に取り組んできました。

 

(引用:HEROZ公式HP)

 

経営理念は「世界を驚かすサービスを創出する」、

ビジョンは「AI革命を起こし、未来を創っていく」、

バリューは「驚きを心に、何事も楽しむ」です。

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

2009年 - 会社設立

2012年 - 日本将棋連盟公認ネイティブアプリ「将棋ウォーズ」をリリース

2013年 - 当社エンジニア開発の将棋AIが現役プロ棋士に勝利

2016年 - バンダイナムコエンターテインメントと資本業務提携

2017年 - 竹中工務店コーエーテクモゲームスと資本業務提携

2018年 - 東京証券取引所マザーズ市場に株式上場

    Netmarble Games Corporationと資本業務提携

2019年 - 東京証券取引所市場第一部に市場変更

2021年 - バリオセキュア社と資本業務提携

2022年 - バリオセキュア株式会社の第三者割当増資を引き受けグループ会社化

    株式会社ストラテジットの株式を取得しグループ会社化

    東京証券取引所プライム市場に移行

 

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事業内容

HEROZは、「AI/DX事業」と「AI Security事業」の2つからなります。

 

 

【単独事業】AI関連 100%

 

カスタマー向けには人工知能を活用したスマートフォン向けゲームの提供を行っており、主軸ゲームの将棋ウォーズは2018年現在会員数が420万人を超えるタイトルに成長しています。

 

この将棋AIの開発を通じて蓄積した深層学習を含む機械学習によるAI関連手法を固有のコア技術としています。

 

一方の法人顧客向けには、将棋に限らず様々な課題を解決するAIを「HEROZ Kishin」として各産業に提供しています。

 

(引用:HEROZ公式HP)

 

 

時価総額

HEROZの時価総額216.36億円です。(2024年4月19日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 160名

     単体 65名

平均勤続年数:3.4年

平均年齢:36.6歳

平均年収:671万円

 

 

業績

2023年6月9日に出された2023年4月期の決算短信は以下になります。

連結売上高は29億8,000万円、経常利益は2億1,600万円でした。

売上高営業利益率は8.62%です。

 

 

売上高は2社をグループ会社化したため大幅に増加しましたが、当期純利益はグループ会社化した際の一過性の特別損失があったため、赤字となっています。

 

(引用:HEROZ公式HP)

 

2024年4月期の業績予想で増収、黒字転換となっています。

 

 

次に、2024年3月8日に発表された2024年4月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は93.2%増で、経常利益は112.7%増の3億4,300万円でした。

売上高営業利益率は前年同期の10.38%から20.10%と大幅に改善しました。

第3四半期時点の経常利益の進捗率は83.66%でした。

 


同時に、通期連結業績予想の修正が発表されています。

親会社株主に帰属する当期利益は下方修正、その他は上方修正です。

 


特損があり最終利益は赤字ですが、事業の利益率は高まっています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月19日 バリオセキュア株式会社との資本業務提携契約の一部変更に関するお知らせ

2024年3月19日 株式会社ティファナ・ドットコムの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2024年3月8日 2024年4月期 第3四半期決算短信

2024年3月8日 2024年4月期通期連結業績予想修正に関するお知らせ

2024年2月2日 2024年4月期第3四半期における特別損失(のれん一括償却等)の計上に関するお知らせ 2024年3Q / 891,209千円

2023年12月8日 2024年4月期 第2四半期決算短信

2023年11月24日 株式会社エーアイスクエアの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2023年9月8日 2024年4月期 第1四半期決算短信

2023年6月9日 2023年4月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

売上拡大継続中の成長段階の企業なので、配当はありません。

 

2018年4月 0.00%  0.0%

2019年4月 0.00%  0.0%

2020年4月 0.00%  0.0%

2021年4月 0.00%  0.0%

2022年4月 0.00%  0.0%

2023年4月 0.00%  -%(赤字)

2024年4月 0.00%

 

株主優待は、「株主優待ポイント(1ポイント≒1円)」の贈呈となっています。

権利確定月は4月・10月末日です。

「HEROZプレミアム優待倶楽部」において、食品・電化製品及び体験ギフトなど5,000種類以上の商品からポイント数に応じて交換可能。

また、他のプレミアム優待倶楽部導入企業の優待ポイントと合算可能な共通株主優待コイン「WILLsCoin」にも交換可能。

自社が提供する将棋ウォーズにおける将棋AI「棋神」の利用権等の交換も可。

 

700株以上 3,500ポイント

800株以上 4,000ポイント

900株以上 5,000ポイント

1,000株以上 7,500ポイント

1,500株以上 15,000ポイント

2,000株以上 25,000ポイント

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

HEROZは、4月と10月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/4/25(木)・2024/10/29(火)です。

権利落ち日は、2024/4/26(金)・2024/10/30(水)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年上場で最高値を付けて、大幅下落から一度持ち直した後に下落を続けています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、2月までは上昇傾向が続いていましたが、それ以降は下落しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER (株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) -倍(赤字) (予 -倍)(赤字)

PBR (株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 4.46倍

 

赤字のため株価指標算出は不可能です。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 328.67

 

(引用:HEROZ公式HP)

 

ROE自己資本利益率) -% (予 -%)

ROA(純資産利益率) -% (予 -%)

 

(引用:HEROZ公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 64.8%

 

(引用:HEROZ公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

テンダ(4198)

tomokutchi.hatenablog.com

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まとめ

2022年にM&Aをして、2023年は売上は大きく増加することが見込めます。

AI事業は今後もニーズは拡大しそうなので、将来性はあると考えます。

しかし、本業のAI事業の業績は思うように伸びていないようなので、長期的に本業で利益を上げ続ける必要があるでしょう。

 

配当はありませんが、優待はあります。

小型株なので株価の上下動はあり、短期投資でも利益を狙えます。

長期的な成長性については、AI事業の拡大ができるかが課題です。

将来的な成長ができれば、増配していくことも期待できます。

 

長期でも短期でも値上がり益を狙うのに適した銘柄といえます。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:◎

安全性:◎

成長・将来性:◎

収益性:〇

規模:✖

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:✖(優待)

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:◎

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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