社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】さくらインターネット SAKURA internet(3778)~データセンター ブロックチェーン GPUクラウド テンバガー 急騰~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、ホスティングサーバを中心とするデータセンターおよびインターネットサービスを提供しているさくらインターネットについて調査をしました。

 

www.sakura.ad.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月26日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:さくらインターネット公式HP)

 

さくらインターネットは、ホスティングサーバを中心とするデータセンターおよびインターネットサービスを提供している会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

「『やりたいこと』を『できる』に変える」という企業理念のもと、DXプラットフォーマーとしてデジタル社会の継続的な発展に寄与している。

 

(引用:さくらインターネット公式HP)

 

同社は、データセンターでネットワーク機器・サーバーを設置するスペースを提供しています。

また、インターネット接続サービスやホスティングサービスなども行っています。

 

日本のデジタル社会の継続的な発展に貢献することを目的にAI時代を支えるGPUクラウドサービス提供を2024年1月以降に提供を開始する予定です。

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1996年12月 - さくらインターネットを創業

      共用レンタルサーバサービス(さくらウェブ)開始

1997年6月 - 専用サーバサービス開始

1999年8月 - さくらインターネット株式会社設立

1999年10月 - ハウジングサービス開始

2000年4月 - エス・アール・エス株式会社、有限会社インフォレストと合併

     商号を、エスアールエスさくらインターネットへと変更

2004年7月 - さくらのレンタルサーバの提供を開始

2005年10月 - 東京証券取引所マザーズ市場に上場

2007年1月 - 専用サーバ Platformの提供を開始

2008年2月 - 双日株式会社を引受先とする第三者割当により資本金を8億9.505万円に増資

2009年11月 - さくらのマネージドサーバの提供を開始

2010年9月 - さくらのVPSの提供を開始

2011年11月 - さくらのクラウドの提供を開始

2012年2月 - さくらの専用サーバの提供を開始

2012年4月 - リモートハウジングの提供を開始

2015年4月 - 株式会社Joe'sクラウドコンピューティングを子会社化

2015年11月 - 東京証券取引所市場第一部に市場変更

2016年5月 - ゲヒルン株式会社を子会社化

     関連会社 株式会社S2iを設立

2016年9月 - 高火力コンピューティングの機械学習向けGPUサービス「さくらの専用サーバ 高火力シリーズ」提供開始

2017年1月 - エヌシーアイ株式会社を子会社化

2017年3月 - 公募増資と売出しにより双日株式会社が親会社からその他の関連会社

に異動

2017年4月 - IoTプラットフォーム「sakura.io」提供開始

     官民共働型スタートアップ支援施設「Fukuoka Growth Next」設立

2017年9月 - ビットスター株式会社を子会社化

2018年2月 - IoT/M2M向けSIMサービス「さくらのセキュアモバイルコネクト」提供開始

2018年3月 - コンテナ型仮想化技術「Docker」を利用した「Arukas」提供開始

2018年5月 - 親子会社「プラチナスソリューションズ株式会社」設立

2018年8月 - 「IzumoBASE株式会社」子会社化

2020年7月 - 「さくらの専用サーバ PHY」提供開始

2020年3月 - IoTプラットフォーム「さくらのモノプラットフォーム」提供開始

2020年4月 - 東京証券取引所プライム市場に市場変更

 

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事業内容

さくらインターネットは、クラウドコンピューティングサービスやIoTサービスを、自社運営の国内のデータセンターを生かして提供しています。

インターネット環境の変化とともにお客さまのご要望にお応えする多様なサービスを開発し、お客さまのDXを支援しています。

 

クラウドコンピューティングサービス

インターネット上で多彩なITインフラ構成を実現できるパブリッククラウドサービス、サーバーを複数人で共同利用するスタンダードな共有ホスティングサービス等のクラウドコンピューティングサービスを個人から法人、文教・公共分野まで、様々な顧客のニーズに合わせて提供

 

(引用:さくらインターネット公式HP)

 

物理基盤サービス

グループが運営するデータセンター内に、顧客所有の通信機器類を自由に設置できるスペースとインターネット接続に必要な回線や電源などを貸与するハウジングサービス、及びインターネット上でグループが所有する物理サーバを専用で利用できるサービスを提供

 

(引用:さくらインターネット公式HP)

 

その他

前述の主たる業務に付帯するサービス

 

(引用:さくらインターネット公式HP)

 

 

時価総額

さくらインターネット時価総額1,975.09億円です。(2024年4月26日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 755名(臨時25名)

     単体 590名

平均勤続年数:7.83年

平均年齢:39.55歳

平均年収:598万円

 

 

業績

2024年4月26日に出された2024年3月期の決算短信は以下になります。

連結売上高は前期比5.8%増、経常利益は20.9%減の7億6,400万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の5.30%から4.05%と悪化しました。

 

 

(引用:さくらインターネット公式HP)

 

2025年3月期の業績予想は増収増益です。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月26日 2024年3月期決算短信

2024年4月26日 連結業績予想と実績値との差異、並びに特別利益及び特別損失の計上に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2024年4月19日 GPUクラウドサービス第2次投資計画の経済産業省によるクラウドプログラム供給確保計画の認定に関するお知らせ

2024年2月20日 「さくらのクラウド」技術開発計画の経済産業省によるクラウドプログラムの供給確保計画への認定について

2024年1月31日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年1月31日 固定資産の取得(石狩データセンター追加投資)に関するお知らせ

2024年1月31日 子会社との会社分割(簡易吸収分割)に関するお知らせ

2023年11月21日 GPUクラウドサービス用の機材投資に関するシンジケーション方式のコミット型タームローン契約に関するお知らせ 最大80億円/3年間

2023年10月30日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年10月30日 第2四半期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ

2023年8月21日 GPUクラウドサービスへの追加投資に関するお知らせ

2023年7月31日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年4月27日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は0.5%前後の配当とそれほど大きくはありません。

 

2014年3月 0.81%  12.3%

2015年3月 1.13%  16.8%

2016年3月 0.18%  15.7%

2017年3月 0.27%  15.9%

2018年3月 0.33%  26.9%

2019年3月 0.51%  102.4%

2020年3月 0.54%  57.0%

2021年3月 0.38%  14.0%

2022年3月 0.53%  39.7%

2023年3月 0.56%  19.1%

2023年3月 0.06%  19.2%

2024年4月 0.07%

 

株主優待は、100株以上で500円分のクオカードが贈呈です。

権利確定月は、3月・9月末日です。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

さくらインターネットは、3月と(9月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2015年12月に急騰して最高値を付けた後下落し、2023年6月頃から再度急騰しています。

 

2015年12月にITベンチャーテックビューロと提携して、仮想通貨の決済に使う技術「ブロックチェーン」を自社のクラウドサービスで動かす実証実験を始めると発表して暴騰しました。

この発表で、「フィンテック」銘柄として注目を集めたためです。

 

2023年6月の急騰は、経済産業省による「クラウドプログラム」供給確保計画の認定に関するお知らせを受けたものでした。

政府によるスーパーコンピューター整備費経費の半額補助の内容でした。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、上記を材料として12月から2月まで急上昇しましたが、それ以降は下落して横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  293.46倍 (予 152.83倍)

PBR (株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 20.91倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は非常に割高となっています。

 

EPS(1株当たりの純利益) 18.24 (予 35.01)

BPS(1株当たりの純資産) 255.82

 

ROE自己資本利益率) 7.24% (予 13.68%)

ROA(純資産利益率) 2.15% (予 4.14%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 30.2%

 

(引用:さくらインターネット公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

GMOグローバルサイン・ホールディングス(3788)

アステリア(3853)

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

近年の売上高は頭打ちで横ばいになってきており、利益も横ばいです。

 

フィンテック」や「クラウドプログラム」などの新たな収益となりそうなものへの投資はされているものの、収益になるまでには時間がかかりそうです。

そのため、長期投資には向かないでしょう。

 

配当や株主優待は小さいため、値上がり益一択の銘柄です。

しかし、現状急騰した後で下落傾向なので長期投資も短期投資もしにくい状況です。

 

一気に下がったときに仕込んで、短期でリバウンドを狙うくらいが良いでしょう。

材料が出れば急騰することもありますが、基本的には触らない方が無難です。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:△

規模:△

割安度:✖

値動き:◎

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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