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【株式銘柄分析】きんでん Kinden(1944)~総合設備エンジニアリング 電気設備工事首位級 再生可能エネルギー ESCO 関西電力グループ~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、関西電力系で電設工事首位級で、全国の通信工事などを展開するきんでんについて調査をしました。

 

www.kinden.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月25日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:きんでん公式HP)

 

きんでんは、関西電力グループで電気設備工事首位級、全国の通信工事などを展開する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

きんでんは、1944年8月、電気工事業の公益性に基づき工事会社6社が統合して設立され、戦禍で荒廃した国土の復興、経済成長とともに、社会インフラなどの整備を使命とし、時代の最先端プロジェクトにも果敢に挑戦しながら、社会の発展に尽力してきました。

 

現在では多くのお客さまのご支援のもと、電力インフラ事業への貢献や、地域に密着した事業活動を継続する一方、首都圏における事業のさらなる強化をはじめ、日本全国はもとより海外でも事業を展開しています。

そしてこれからも電気設備、空調・衛生設備、情報通信設備、内装設備を手掛ける総合設備エンジニアリングのリーティングカンパニーであり続けることを目指します。

 

さらに私どもきんでんグループは真摯な姿勢でお客さまのニーズを的確に捉え、常により高品質なサービスの提供を追求し、お客さまの満足度向上を第一義としつつ、地球上の限りあるエネルギーを有効に使い、次世代の人々が未来永劫、安心・安全・快適に暮らせるクリーンな環境を創造し、SDGsの一翼を担える企業として皆さまと共に持続成長していきたいと考えています。

 

社是は「和と明朗」「研究と努力」「誠実と奉仕」、

企業理念は「私たちは優れた設備とサービスを創造し 社会のインフラを支え 明るく豊かな未来の実現に貢献します」です。

 

(引用:きんでん公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1944年8月 - 「近畿電気工事株式会社」設立

1949年10月 - 建設業法による登録(建設大臣)を受ける

1952年1月 - 本店を大阪市北区扇町の新社屋に移転

1953年4月 - 東京支社を設置

1954年4月 - 技術員養成所を開設(現 きんでん学園)

1961年10月 - 大阪証券取引所第2部に上場

1962年1月 - 社是を制定

1969年2月 - 大阪証券取引所第1部に上場

1970年3月 - 東京証券取引所第1部に上場

1972年9月 - 建設業法による許可(建設大臣)を受ける

1977年7月 - 本店を大阪市大淀区本庄東の新社屋に移転(現 北区)

1983年3月 - 1都1道2府43県すべてを網羅する事業所網を完成

1984年8月 - 合弁会社キンデンコウ(タイランド)・カンパニー・リミテッドを設立(タイ)

1987年3月 - 第1回日本建築協会賞を受賞(きんでん学園の設立と運営)

1987年5月 - ユー・エス・キンデン・コーポレーションを設立(ハワイ)

1989年6月 - 東京本社を新設

1990年4月 - 「近畿電気工事株式会社」から「株式会社きんでん」に社名を変更

1992年10月 - 京都研究所を開設

1994年9月 - 創業50年

     ベトナムきんでん教室を開設

1995年3月 - 合弁会社キンデン・フィルス・コーポレーションを設立(フィリピン)

     近電国際有限公司を設立(香港)

1995年11月 - 人材開発センターを開設

1997年9月 - 合弁会社ビナ・キンデン・コーポレーションを設立(ベトナム

1999年12月 - 国内全域でISO9001を取得

2001年12月 - 国内全域でISO14001を取得

2005年2月 - ピー・ティー・キンデン・インドネシアを設立(インドネシア

2006年6月 - 合弁会社ビナ・キンデン・コーポレーションをキンデン・ベトナム・カンパニー・リミテッドに社名変更(完全子会社化)

2007年4月 - 株式会社西原衛生工業所の株式取得(子会社化)

2012年10月 - キンデン・インディア・プライベート・リミテッドを設立(インド)

2012年11月 - 白滝山太陽光発電実証施設を開設

2014年7月 - ミャンマー職業訓練教室「サクラ-インセイン テクニカルコース」を開講

2017年4月 - 企業理念を制定

2018年5月 - アンテレック・リミテッドの完全子会社化(インド)

2020年1月 - インターナショナル・エレクトロ-メカニカル・サービスを子会社化(アラブ首長国連邦

2021年7月 - 株式会社FEN(旧 株式会社フジクラエンジニアリング)の株式取得(子会社化)

2022年4月 - 東京証券取引所プライム市場に上場

 

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事業内容

きんでんは、以下の10の事業からなります。

 

【連結事業】配電工事 13%、一般電気工事 63%、情報通信工事 10%、環境関連工事 9%、電力その他工事 5%

【海外】1%

 

電気設備

発・変電所の設備から、架空・地中送電線、配電線におよぶ電力インフラ設備の構築、維持や、ビル、工場、商号施設、公共施設などへの高品質で付加価値の高い構内電気設備を構築しています。

 

(引用:きんでん公式HP)

 

計装設備

ビルや工場の機能性、安全性、快適性をかなえるため、きんでんは電気、空調・衛生設備を監視制御するビルオートメーションシステムや、生産性を高める工場・プラント向けシステムなど、規模や用途に応じ高度なエンジニアリング力を生かしたシステムづくりをおこないます。

 

(引用:きんでん公式HP)

 

情報通信設備

オフィスや公共施設といった建物内のインフラ、通信事業者のセンター設備から携帯電話の基地局、家庭内のインターネットに至るまで、きんでんはネットワークのシステム構築を一貫してコーディネート。

これまで培ってきた技術や豊富なノウハウで皆様のニーズにお応えします

 

(引用:きんでん公式HP)

 

空調・衛生設備

不断何気なく利用しているオフィスや工場といった環境の快適性を向上させているのもきんでんの技術力です。

くつろげる空調システムや、清潔な水まわりを提供する給排水システムなど、高度で多彩な技術をご提供しています。

 

(引用:きんでん公式HP)

 

内装設備

機能性やデザイン性を追求し、お客さまの多様なニーズにお応えします。

オフィスビルではフレキシブルに対応できるシステム天井やフリーアクセスフロアなど、さらには商業施設・宿泊施設・病院のリニューアル、集合住宅の内装設備、電波暗室・シールドルームなどの特殊内装も手がけています。

 

(引用:きんでん公式HP)

 

土木設備ほか

快適な生活空間や街並みを作るうえでも、まず必要となるのは土木や造園工事などの基盤整備です。

きんでん環境保全への取り組みを常に考え、測量・設計から施工・保守まで幅広くサポートします。

 

(引用:きんでん公式HP)

 

海外工事

70余年におよぶ経験を礎に、きんでんは総合設備業界のリーディングカンパニーとして他社に先駆けて海外に進出。

今や世界90ヵ国以上での実績を積んでいます。

東南アジアを中心に世界10ヵ国以上の海外拠点において、地域に根づき信頼を築きながら、きめ細やかな事業を展開しています。

 

(引用:きんでん公式HP)

 

省エネ・リニューアル

既存施設の問題を調査し、施設のライフサイクルなども考慮した設備システムのリニューアルを提案します。

その一環として、総合設備診断プログラムなどを利用した省エネルギー化もご提案。

快適生活を実現する環境構築に尽力しています。

 

(引用:きんでん公式HP)

 

再生可能エネルギー

エネルギー大量消費の時代において、地球環境破壊とともに、化石燃料など地下資源の枯渇もクローズアップされてきている今、きんでん太陽光発電風力発電をはじめとする再生可能エネルギーに注目し、地球に優しいエネルギーシステムの構築を積極的に展開しています。

 

保守サービス

きんでんはお客さまへの万全のアフターサービスをめざし、ご要望に迅速にお応えできる体制を整え、信頼と安心のサービスをご提供しています。

 

(引用:きんでん公式HP)

 

ESCO事業

ESCO(Energy Service Company)事業は、省エネルギーに関する包括的なサービスをお客さまに提供し、そのメリットの一部を報酬として受け取るものです。

きんでんは、2003年に関西電力などと共同で「大阪府立病院ESCO事業」に参加して以来、4件のESCO事業に参画しており、省エネルギー手法に関する技術、改修工事の設計・施工、長期的メンテナンスなどの技術を蓄積していきています。

2007年には「大阪府女性総合センターESCO事業」においてオール電化を採用したESCO設備の施工を実施しています。

きんでんでは、ESCOの実績に基づく省エネルギー技術でお客さまのESCO設備の施工を支援します。

 

 

時価総額

きんでん時価総額6,176.50億です。(2024年4月25日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 12,704名

     単体 8,136名

平均勤続年数:20.00年

平均年齢:41.70歳

平均年収:850万円

 

 

業績

2024年4月24日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。

連結売上高は7.5%増で、経常利益は14.3%増の459億8,200万円となっています。

売上高営業利益率は前年の6.14%から6.52%と横ばいでした。

 

 

(引用:きんでん公式HP)

 

2025年3月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

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適時開示情報

2024年4月24日 2024年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.5%前後の配当を出しています。

 

2014年3月 1.80%  24.4%

2015年3月 1.33%  21.1%

2016年3月 1.74%  22.0%

2017年3月 1.67%  21.4%

2018年3月 1.59%  20.6%

2019年3月 1.64%  22.6%

2020年3月 2.01%  21.3%

2021年3月 1.86%  22.4%

2022年3月 2.34%  28.8%

2023年3月 2.51%  28.5%

2024年3月 2.34%  38.1%

2024年4月 2.62%

 

(引用:きんでん公式HP)

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

きんでんは、3月、9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2021年までは横ばいでしたが、2023年以降上昇傾向が続いています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  18.51倍 (予 18.27倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.08倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 165.34 (予 168.91)

BPS(1株当たりの純資産) 2,848.10

 

ROE自己資本利益率) 6.63% (予 5.93%)

ROA(純資産利益率) 4.11% (予 4.17%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 70.3%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

関電工(1942)

住友電設(1949)

北海電気工事(1832)

 

まとめ

売上はこの3年間伸びており、利益も拡大傾向です。

2025年3月期も増収増益予想となっています。

 

一方、株価は2023年から強い上昇が続いています。

高配当はそこそこあり、業績も拡大傾向なので、長期投資をするのが良いです。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:〇

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:〇

長期投資(値上がり益):〇

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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