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【株式銘柄分析】中野冷機 Nakano(6411)~冷凍・冷蔵ショーケース 高配当~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、冷凍・冷蔵ショーケースの製造・販売・施工をおこなう中野冷機について調査をしました。

 

nakano-reiki.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月13日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:中野冷機公式HP)

 

中野冷機は、冷凍・冷蔵ショーケースの製造・販売・施工をおこなう会社です。

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

セブン&アイグループに強く、中国にも展開しています。

 

1917年の創業以来、業務用冷凍機の国産化独自開発に力を注ぎ、1950年代より食品店舗用ショーケース・冷凍機とその応用製品・設備の開発・施工に深く携わってきました。

 

冷凍・冷蔵技術をベースとしたお店づくりのノウハウを活かし、省エネを追及した高品質で環境にやさしい製品と総合的なサービスで、今後も鮮度ビジネス市場の発展と食生活の向上に貢献できるよう努めていきます。

 

社是は「感謝」「実意」「努力」、

経営理念は「進取の気概と闊達な精神で明るい社風と世界に伸びる製品をつくり社会に貢献です」です。

 

(引用:中野冷機公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1917年 - 鉄工所を創設

1946年 - 新型アンモニア式冷凍庫を製造販売

    アイスキャンディー・アイスクリーム製造装置を大量に製造販売

1954年 - 我が国初の「溶接構造ステンレスサービスショーケース」を開発

1965年 - 大型連結オープンショーケースのシリーズ化に着手、完成

1974年 - 冷凍・冷蔵設備と空調設備を一体化した総合環境管理システム「TECシステム」を開発

1983年 - 冷凍機の本格的電子化

    電子圧力コントローラーを開発

1986年 - 大型連結式オープンショーケースのフルモデルチェンジ

    肉・生魚用高鮮度ショーケース「スーパーマスター」を開発

1987年 - 東海道新幹線ひかり号のカフェテリア専用ショーケース開発

1993年 - 機械室不要の冷凍機「エコノチェスト」の開発

1996年 - 新型オープンショーケース「NEWアルファシリーズ」を開発、発表

1998年 - 冷蔵用省エネ集中型屋外ユニット「NEW TRCシステム」を開発

2002年 - 新冷媒404A対応、新型催事スポットケースを開発、発表

2004年 - 新型オープンショーケース「フレッシェン Gシリーズ」を開発、発表

2005年 - 新型店舗総合省エネ制御機器「センサム セイバー」を開発、発表

2008年 - 冷凍食品・日配品・飲料用LED照明付オープンショーケース、リーチインショーケースを開発、発表

2010年 - アイスクリーム・冷凍食品用引き戸付きアイランド・ショーケースを開発、発表

2014年 - 新型リーチインショーケースGB9RL、GS9RLタイプを開発、発表

2016年 - 新型オープンショーケース「ESシリーズ」を発表

2021年 - 新型オープンショーケース「EPシリーズ」を発表

 

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事業内容

中野冷機の事業は、冷凍ショーケース関連事業になります。

お客様のご要望を第一に考え、設計から製造・施工・メンテナンスまでを総合的に提案しています。

 

(引用:中野冷機公式HP)

 

【連結事業】 ショーケース 38%、冷凍機 10%、工事他 51%

 

業界を独自技術でリードするナカノ。

主力製品の冷凍・冷蔵ショーケースのエレクトロニクス化にいち早く着手。

 

技術力に裏づけられた”新世代ショーケース”の研究開発や現行製品のさらなる高性能化・省エネ化を推進しています。

また、ナカノの技術力は関連分野でも真価を発揮しています。

 

店舗用冷凍・冷蔵設備の省エネ集中管理を実現する「センサムネットワークシステム」、ショーケース内の商品や用途に応じて最適ランプの選択が可能な「ナカノLEDランプ」など、常に省エネ・省コストを意識した製品開発に取り組んでいます。

 

また、ショーケース冷却システムの排熱を有効利用し、店舗の環境改善・ランニングコスト低減を実現する「床暖房システム」、オゾン層破壊係数や地球温暖化係数を考慮した新冷媒に対応した製品の研究開発など、新領域にも積極的に取り組んでいます。

 

(引用:中野冷機公式HP)

 

 

時価総額

中野冷機の時価総額324.86億です。(2024年2月13日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 426名(臨時144名)

     連結 607名(臨時173名)

平均勤続年数:17.00年

平均年齢:40.00歳

平均年収:601万円

 

 

業績

2024年2月13日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は19.8%増で、親会社の所有者に帰属する当期純利益は153.8%増の19億400万円となっています。

売上高営業利益率は前年の3.30%から7.38%と大幅に改善しています。

 

 

(引用:中野冷機公式HP)

 

2024年12月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

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適時開示情報

2024年2月13日 2023年12月期決算短信

2024年2月13日 剰余金の配当に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2023年12月21日 中野冷機株式会社(証券コード6411)に対する公開買付けに準ずる行為として政令で定める買集め行為に関するお知らせ

2023年12月21日 主要株主及び主要株主である筆頭株主かつその他の関係会社の異動(予定)に関するお知らせ

2023年11月10日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年8月10日 通期連結業績予想及び配当予想の修正に関するお問い合わせ

2023年2月8日 2022年12月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

近年4.0%前後の配当を出しており、高配当といえます。

 

2013年12月 1.47%  9.2%

2014年12月 1.57%  7.7%

2015年12月 1.43%  15.1%

2016年12月 1.54%  14.2%

2017年12月 2.28%  29.2%

2018年12月 4.56%  100.0%

2019年12月 4.25%  101.5%

2020年12月 5.07%  165.4%

2021年12月 4.73%  100.2%

2022年12月 2.48%  100.7%

2024年2月 4.85%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

中野冷機は、(6月)と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2016年から2019年までは大きく上昇しましたが、それ以降は横ばいです。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、8月に急騰した後、ゆるやかな上昇が続いています。

直近少し下落しています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  16.82倍 (予 19.29倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.27倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 380.66 (予 332.33)

BPS(1株当たりの純資産) 5,056.98

 

(引用:中野冷機公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 8.01% (予 6.57%)

ROA(純資産利益率) 5.39% (予 4.70%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 71.5%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

大和冷機工業(6459)

tomokutchi.hatenablog.com

テクノスマート(6249)

 

まとめ

売上はこの8年間横ばいが続いています。

その間で利益は縮小傾向となっています。

2023年12月期は、前年から売上利益は伸びる見込みですが、継続して業績を伸ばしていけるかが今後の課題になります。

 

一方、株価は2019年から横ばいです。

直近業績は良いのに、株価は上がっていないため、長期投資はしづらいと思います。

高配当なため、配当の権利取りのために短期的に投資するのが最良と思います。

 

株価が大きく下落したときに、短期投資するのはありだと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:△

規模:✖

割安度:△

値動き:△

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:○

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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