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【株式銘柄分析】ラオックスホールディングス Laox HD(8202)~総合免税店 家電量販店 ギフト 商業施設管理~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、大手総合免税店および家電量販店を運営するラオックスホールディングスについて調査をしました。

 

www.laox.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月9日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:ラオックスホールディングス公式HP)

 

ラオックスホールディングスは、大手総合免税店および家電量販店を運営する会社です

東京証券取引所スタンダード市場の上場企業

2009年に中国の大手家電量販店を運営する蘇寧電器の傘下となりました。

 

インバウンドやギフト事業をはじめとする既存事業の再成長と、将来的な成長の柱となる新事業の構築に向け、グループ各社が自律的かつ機動的に事業基盤を整備し、再び成長軌道に乗せていくために、スピード感も持って取り組んでいきます。

 

引き続き、中華圏、東南アジア圏および日本を軸とするアジアを中心に事業展開し、グローバルな視点のもと、ミッションである「豊かで多様なライフスタイル~Global Life Style~の提案とその進化・創造の支援」の実現に向けて、価値ある商品・サービスをお届けしていきます。

 

(引用:ラオックスホールディングス公式HP)

 

グローバルライフスタイルは「国境・言語・既成概念にとらわれず個々にとって価値あるものを採り入れ生活環境を豊かにするライフスタイル」です。

世界は多くの価値あるもので溢れ、国境や言語でそれらを区別することはもはや意味がありません。

 

世界水準で豊かな生活・人生を求めること、それが「グローバルライフスタイル」です。

私たちは世界中の人を笑顔にする、一人ひとりに価値あるものを見つけ出し、発信していきます。

 

(引用:ラオックスホールディングス公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1930年5月 - 谷口商店創業

1945年10月 - 谷口電機株式会社に改組、設立

1948年7月 - 谷口電機株式会社のうち、家庭用電化製品部門を分離し、朝日無線電機株式会社を設立

1976年9月 - 朝日無線電機株式会社より、営業部門を分離するため会社を分割し、ラオックス株式会社を設立

1999年12月 - 株式を東京証券取引所市場第二部に上場

2009年6月 - 蘇寧電器股份有限公司(現 蘇寧易購)及び日本観光免税株式会社との業務資本提携契約締結

2009年10月 - 総合免税店1号店となる秋葉原本店をオープン

2010年5月 - 中国進出に向けて楽購思(上海)商貿有限公司を設立(現連結子会社

2010年9月 - GRANDA MAGIC LIMITED(蘇寧易購の子会社)、日本観光免税株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施

2011年8月 - 3.11東日本大震災を受け、GRANDA MAGIC LIMITED(蘇寧易購の子会社)およびGRANDA GALAXY LIMITED(現 蘇寧電器集団有限公司、以下「蘇寧電器」の子会社)による第三者割当増資を実施

2011年12月 - 中国1号店となる「南京楽購仕生活広場銀河店」をオープン(その後戦略の見直しにより、2016年に実店舗の運用事業を終了)

2014年7月 - 蘇寧雲商集団股份有限公司(現 蘇寧易購)が運営するECサイトSuning.comに「Laox旗艦店」を開設し、海外電子商取引(EC)事業をスタート

2015年4月 - GRAND MAGIC LIMITEDによる第三者割当による第3回新株予約権の発行を実施

2015年7月 - 婦人靴を製造・販売する株式会社モード・エ・ジャコモの株式を100%取得

     中国越境ECサイトT-mall Globalにラオックス海外旗艦店を開設

2015年12月 - 中国不動産最大手「緑地控股集団有限公司」と合弁会社の合弁契約書を締結

2017年7月 - 複合商業施設「千葉ポートスクエア ポートタウン」をオープン

2017年10月 - 婦人靴事業を展開する株式会社オギツの株式を95%、恒和総業株式会社の株式を100%取得

2018年4月 - ギフト関連商品の販売を行うシャディ株式会社の株式を取得し連結子会社

2018年9月 - 越境ECサイトKaola.com(網易コアラ)内の旗艦店の開設により、中国3大プラットフォーム(T-mall Global、Suning.com、Kaoka.com)への進出が完了

2019年4月 - 上海の緑地グローバル商品貿易港内の展示場に「日本館(現 日本ショールーム)」を開設、日本企業として初出店

2019年12月 - GRANDA GALAXY LIMITEDおよびグローバルワーカー派遣株式会社を割当先とする第三者割当増資を実施

2021年4月 - 婦人靴事業を展開していた株式会社モード・エ・ジャコモ、株式会社オギツ、恒和総業株式会社の株式を株式会社アイティエルホールディングスに譲渡

2021年6月 - 中国・山東省済南市にて日本製品セレクトショップLAOX SELECT」を初出店

2021年11月 - 国内リテール事業の新業態アジア食品専門店「亜州太陽市場」を初出店

2021年12月 - 国内リテール事業の新業態アジアコスメ専門店「LAOX BEAUTY AIRPORT」を初出店

      中国・海南島にて日本製品セレクトショップLAOX SELECT」を初出店

2022年4月 - 新市場区分「スタンダード市場」へ移行

2022年5月 - 持株会社への移行に向け、リテール事業の国内向け新業態、アジア食品専門店『亜州太陽市場』およびアジアコスメ専門店『LAOX BEAUTY AIRPORT』を、100%連結子会社であるシャディ株式会社に事業譲渡

2022年10月 - 持株会社体制への移行に伴い、ラオックスホールディングスに商号変更

 

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事業内容

ラオックスホールディングスは、4つの事業からなります。

 

【連結事業】リテール 77%、海外 15%、アセット・サービス 8%

【海外】13%

 

ギフトソリューション事業

日々変化し続けるお客様のニーズに合わせたギフト商品や海外からのお客様ぬ向けた豊富な商品を取り揃えています。

 

(引用:ラオックスホールディングス公式HP)

 

リテール事業

従来のインバウンド店舗運営に加え、紳士服、婦人服、洋品雑貨といったカテゴリも新たに展開し、素晴らしいショッピング体験をお客様にお届けしています。

 

(引用:ラオックスホールディングス公式HP)

 

トレーディング事業

長年中国市場に携わることで得た知見を活かしたラオックスグループのリソースを活用することで、日本の価値ある商品やサービスを、中国市場に展開するとともに、中国の商品も日本市場にお届けしていきます。

 

(引用:ラオックスホールディングス公式HP)

 

アセット・サービス事業

商業不動産の運営、不動産の仲介、不動産施設・資産の運用といった多彩なサービスを展開しています。

家族連れで楽しむことが出来る商業施設など、地域の皆様から訪日外国人客の方々まで幅広くお楽しみいただけるを展開しています。

 

(引用:ラオックスホールディングス公式HP)

 

 

時価総額

ラオックスホールディングスの時価総額221.20億円です。(2024年2月9日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 88名(臨時11名)

   連結 718名(臨時589名)

平均勤続年数:8.0年

平均年齢:40.1歳

平均年収:402万円

 

 

業績

2024年2月9日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は前期比9.2%増、経常利益は13.3%増の5億5,500万円となっています。

売上高営業利益率は前年の0.09%から0.47%と大幅に改善でした。

 

 

2024年12月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年2月9日 2023年12月期決算短信

2024年2月9日 特別利益、特別損失及び貸倒引当金戻入額の計上並びに2023年12月通期連結業績予想値と実績との差異に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2023年11月10日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年8月10日 2023年12月期 第2四半期決算短信

2023年8月10日 特別利益及び特別損失の計上並びに連結業績予想の修正に関するお知らせ

2023年5月12日 連結業績予想の修正に関するお知らせ

2023年2月10日 2022年12月期決算短信

 

株主還元について

過去10年の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません

 

2013年12月 0.00%  -%(赤字)

2014年12月 0.00%  0.0%

2015年12月 0.00%  0.0%

2016年12月 0.00%  -%(赤字)

2017年12月 0.00%  0.0%

2018年12月 0.00%  -%(赤字)

2019年12月 0.00%  -%(赤字)

2020年12月 0.00%  -%(赤字)

2021年12月 0.00%  -%(赤字)

2022年12月 0.00%  0.0%

2023年12月 0.00%  0.0%

2024年2月 0.00%

 

株主優待は、優待ポイント(自社専用の株主優待商品ウェブサイトと、株主優待カタログに計算した商品と交換可)の贈呈です。

権利確定月は12月末です。

100株以上 1,000ポイント

300株以上 2,000ポイント

400株以上 3,000ポイント

1,000株以上 5,000ポイント

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

ラオックスホールディングスは、12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2023/12/27(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2023/12/28(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2014年から2015年にかけて急上昇していますが、その後は下落の一途をたどっています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、8月に決算発表を起点に大きく上昇しましたが、その後下落して元に戻りました。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  10.60倍 (予 30.95倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.97倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 22.35 (予 7.66)

BPS(1株当たりの純資産) 244.98

 

ROE自己資本利益率) 9.40% (予 3.13%)

ROA(純資産利益率) 4.42% (予 1.51%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率はやや悪いといえます。

 

自己資本比率 48.4%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

ヤマダホールディングス(9831)

コジマ(7513)

上新電機(8173)

 

まとめ

コロナ前から赤字で、コロナでのインバウンド需要の低迷が追い打ちをかけてさらに赤字が膨らみました。

コロナが明けた今も売上は回復傾向であるものの、コロナ前の売上までにはまだまだ足りない状況です。

中国の景気も悪く、厳しい状況は続くでしょう。

 

一方で、8月10日の決算発表を受けて、インバウンド需要の回復を見越して株価は急騰しました。

しかし、今期黒字予想に対して、2Q時点で大きな赤字と予断を許さない状況です。

 

そのため、長期でも短期でも入りづらい状況だと思います。

ここから黒字にもっていけるのかかなり不安ですので、この銘柄はおすすめはできません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:△

規模:✖

割安度:✖

値動き:✖

 

高配当投資:✖(優待)

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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