社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】三菱HCキャピタル(8593)~総合リース 法人・官公庁 航空 不動産 モビリティ 高配当 成長企業 JPX日経400~

こんばんは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、大手総合リース会社である三菱HCキャピタルについて調査をしました。

 

www.mitsubishi-hc-capital.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月17日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

三菱HCキャピタルは、大手総合リース会社です。

2021年4月、三菱UFJリース日立キャピタルの統合で誕生しました。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

三菱グループ・春光グループの中核リース会社です。

国内外に120以上の拠点を持っています。

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

三菱HCキャピタルグループは、コア事業であるリースを通じて培ったモノに対する専門性や、ノンバンクならではの柔軟性と機動力を活かし、ビジネスモデルを進化・変革しながら、さらなる成長につなげていきます。

 

経営理念は「わたしたちは、アセットの潜在力を最大限に引き出し社会価値を創出することで、持続可能で豊かな未来に貢献します。」です。

10年後のありたい姿として「未踏の未来へ、ともに挑むイノベータ」を掲げています。

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1957年 - 【旧日立キャピタル】東京日立家庭電器月賦販売、設立

1968年 - 【旧日立キャピタル】日立リース、設立(日本初のメーカー系総合リース会社)

1969年 - 【旧日立キャピタル】商法を日立月販から日立クレジットに変更

    【旧三菱UFJリース】セントラルリース、設立

1971年 - 【旧三菱UFJリース】ダイヤモンドリース、設立

1999年 - 【旧三菱UFJリース】ダイヤモンドリースと菱信リースが合併

2000年 - 【旧日立キャピタル】日立クレジットと日立リースが合併し、商法を日立キャピタルとする

2004年 -【旧三菱UFJリース】セントラルリースがUFJビジネスファイナンスのリース事業部門を統合し、商号をUFJセントラルリースとする

2007年 - 【旧三菱UFJリース】ダイヤモンドリースとUFJセントラルリースが合併し、商号を三菱UFJリースとする

2016年 - 【旧三菱UFJリース/旧日立キャピタル三菱UFJリース日立キャピタルが資本業務提携

2017年 - 【旧三菱UFJリース/旧日立キャピタル】ジャパン・インフラストラクチャー・イニシアティブを設立(三菱UFJリース日立キャピタル三菱UFJ銀行との共同出資)

2021年 - 【旧三菱UFJリース/旧日立キャピタル三菱UFJリース日立キャピタルが合併し、商号を三菱HCキャピタルとする

 

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事業内容

三菱HCキャピタルは、持続的成長の柱として、「社会資本/ライフ」「環境・エネルギー」「販売金融」「モビリティ」「グローバルアセット」の5分野を注力領域に位置づけ、7セグメントをその担い手として先進的なアセットビジネスを展開しています。

 

リース会社の枠を超えた先進的なアセットビジネスを積極的に展開。

わたしたちは、お客さまの挑戦を支えるパートナーとして、開拓者精神をもって新たな社会価値を提供していきます。

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

【連結事業】カスタマー 57%、海外地域 18%、航空 9%、ロジスティック 6%、不動産 5%、モビリティ 3%、環境エネルギー 2%

【海外】33%

 

以下が7つのセグメントです。

 

カスタマーソリューション

法人・官公庁向けにリースをはじめとするファイナンスソリューションを提供するカスタマーファイナンスと、提携しているベンダー(メーカーや代理店など)の販売を支援するファイナンス機能を提供するベンダーソリューション事業を国内で展開。

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

海外地域

欧州・米州・中国・ASEANにおいて、各国・地域の社会的課題やお客さまのニーズなどを的確に捉え、各々の特性に応じた顧客向けリースや販売金融をはじめとするファイナンスソリューションを提供。

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

環境エネルギー・インフラ

国内外にて、太陽光や風力などの再生可能エネルギー発電事業とインフラ事業を中心に展開。

国内外の再生可能エネルギー発電事業における持分出力数は1.2GW(2022年3月末時点)であり、業界トップクラスの開発・運用実績。

大規模な太陽光や風力発電にとどまらず、パートナー企業との協業を通じた太陽光のコーポレートPPAなども展開

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

航空

航空機リース、航空機エンジンリース、エンジンパーツアウト事業など、航空業界のお客さまの多様なニーズに対応したサービスを提供。

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

ロジスティック

グローバルな物流を支える「海上コンテナ」「鉄道貨車」が生み出す価値をリース・ファイナンスを通じてお客さまに提供

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

不動産

不動産の証券化ファイナンスや再生投資、賃貸などの投融資事業を展開。オフィスビルや物流施設、住宅など、さまざまなアセットタイプへの取り組みにより、分散の効いたポートフォリオを構築。

物流分野では、入居企業のBCPに貢献する物流施設のほか、物流業界が抱える課題の解決に資する環境配慮型の冷凍冷蔵倉庫への取り組みも拡大。

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

モビリティ

電気自動車(EV)の普及の加速、カーシェアリング、MaaSといった新たなサービスの拡大により、大きな転換期を迎えているモビリティ業界において、世界各国・地域のパートナー企業と連携のうえ、高付加価値なオートリース、モビリティ事業をグローバルに展開。

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

 

時価総額

三菱HCキャピタルの時価総額1.4830兆円です。(2024年4月17日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 8,648名(臨時1,462名)

     単体 2,182名(臨時282名)

平均勤続年数:15.75年

平均年齢:41.0歳

平均年収:924万円

 

 

業績

2023年5月15日に出された2023年3月期の決算短信は以下になります。

連結売上高は前期比7.4%増、経常利益は24.6%増で1,460億7,600万円となっています。

売上高営業利益率は、前年の6.46%から7.32%と改善しました。

 

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

2024年3月期の業績予想は増益となっています。

 

 

次に、2024年2月9日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上高は前年同期比1.0%増、経常利益は4.9%減で1,043億100万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の7.54%から7.13%と悪化しました。

第3四半期時点の親会社株主に帰属する当期純利益の進捗率は67.15%です。

 

 

計画に対して、業績は遅れ気味で進捗しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年5月15日 2024年3月期決算発表予定

2024年4月17日 再生可能・次世代エネルギー事業会社「European Energy A/S」への出資完了に関するお知らせ

2024年2月9日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年1月19日 再生可能・次世代エネルギー事業会社「European Energy A/S」への出資参画に関するお知らせ

2023年11月10日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年8月10日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月15日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

直近は4%~5%の配当を出しており、高配当株といえます。

 

2014年3月 1.58%  18.9%

2015年3月 1.60%  19.2%

2016年3月 2.49%  20.0%

2017年3月 2.34%  21.8%

2018年3月 2.88%  25.2%

2019年3月 4.17%  30.4%

2020年3月 4.70%  31.5%

2021年3月 3.82%  41.1%

2022年3月 4.91%  40.4%

2023年3月 4.82%  40.8%

2024年4月 3.66%

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

三菱HCキャピタルは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2021年までは概ね550円近辺で横ばいで推移していましたが、その後は上昇傾向になっています。

高配当を出すような方針になってから、株価が上昇傾向に変わったということでしょう。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、1月までは上昇していましたが、それ以降は横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  12.61倍 (予 12.22倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  0.89倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 80.99 (予 83.66)

BPS(1株当たりの純資産) 1,150.80

 

ROE自己資本利益率) 9.14% (予 7.27%)

ROA(純資産利益率) 1.08% (予 1.07%)

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率はやや悪いといえます。

 

自己資本比率 14.7%

 

(引用:三菱HCキャピタル公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。

 

 

比較される銘柄

東京センチュリー(8439)

tomokutchi.hatenablog.com

みずほリース(8425)

 

まとめ

高配当株として有名な銘柄で、配当は年々増えており、配当目当てで長期投資されるのが最良です。

積立投資すると、さらに良いでしょう。

 

大型の銘柄で、値動きは小さいので、短期投資向きではありません。

ただし、配当の権利取りのために短期的に投資するのもありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:✖

成長・将来性:◎

収益性:〇

規模:◎

割安度:〇

値動き:△

 

高配当投資:◎

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:✖

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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