社畜から経済的自立(FIRE)を目指す(ToMO Blog)

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【株式銘柄徹底分析】農業総合研究所(3541)~日本初の農業ベンチャー 農家の直売所 産直卸 急騰 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、野菜・果物の直売所事業が柱で、全国の生産者から農作物を集荷し、スーパーなど小売店で販売をおこなう農業総合研究所について調査をしました。

 

nousouken.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年10月15日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:農業総合研究所公式HP)

 

農業総合研究所は、野菜・果物の直売所事業が柱で、全国の生産者から農作物を集荷し、スーパーなど小売店で販売をおこなう会社です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

当社は、「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」をビジョンに掲げ、日本及び世界から農業が無くならない仕組みを構築することを目的に、全国の生産者と都市部を中心とした小売店をITでダイレクトに繋ぎ、情報・物流・決済のプラットフォームを構築することにより、これまでになかった新しい農産物流通システムを展開しています。

 

私は大学卒業後、会社員を経て、農業の生産と販売の双方に従事していました。

この時の、“農業は作るのも、売るのもシンドイ”との経験から、2007年に和歌山で当社を設立し、生産者と都市部のスーパー等を直接結ぶ「農家の直売所」事業をスタートしました。

JA等から青果市場を通じて小売店に卸売りされる市場流通、道の駅で販売される直接流通に加えて、流通の選択肢を増やすことは生産者、小売店、消費者全てにメリットがある“三方よし”だと考えています。

 

創業時から“農業×ITベンチャー”を掲げ、生産者にはスーパーでの毎日の売上データ等を届けています。

しかし、単なる情報ではなく、消費者からの“ありがとう”を生産者に届けること、生産者と消費者の気持ちをつなぐことが、当社の産直流通の役割です。

 

日本(国産)で流通している野菜・果物の実に約70%がスーパーマーケットで購入・消費(約2兆円)されています。

コロナ禍の影響もあり、最近は産直ECを手掛けるベンチャー企業が注目を集めていますが、当社は、日本における青果類の最大の販売チャネル(メインストリーム)である食品スーパーを通(活用)してより多くの生産者と生活者を繋ぐ新しいプラットフォームを構築しております。

 

現在の基本戦略は、流通総額を上げることです。

指標として「農家の直売所」コーナーを設けてくださるスーパー等の“小売店数”と“1店舗当たりの納入量”の拡大を目指しています。

 

当社は、生産者が野菜・果物を持ち込む集荷場を全国90カ所(2021年2月現在、直営・提携含む)に設けています。

この集荷場から小売店への物流インフラの効率化が、利益率の改善につながっていきます。

また、生産者と小売店を通じた消費者との情報の連携強化、社内管理プラットフォームの強化を通じた効率化、双方を目的としたIT投資を継続して積極的に行っています。

 

VISIONは「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする〜農業が永続する仕組み創り〜」、

MISSIONは「ビジネスとして魅力ある農産業の確立〜農ではなく農産業〜」です。

 

(引用:農業総合研究所公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2007年10月 - 株式会社農業総合研究所設立

2008年5月 - 和歌山県紀の川市に初の集荷場「紀の川集荷場」開設

2011年6月 - 本社を和歌山県和歌山市黒田に移転

2012年7月 - 東京都品川区に「東京営業所」開設

2016年6月 - 東京証券取引所マザーズに株式を上場

2016年7月 - 大阪府摂津市に「摂津センター」開設

2016年8月 - 大阪府大阪市淀川区に「大阪営業所」開設

     株式会社世界市場を子会社化(2019年4月 関連会社化)

2017年9月 - 東京営業所を東京都品川区大井に移転

2018年5月 - 東京都大田区に「大田センター」開設

2018年10月 - 愛知県名古屋市中村区に「名古屋営業所」開設

2019年3月 - 愛知県西春日井郡豊山町に「名古屋センター」開設

2020年6月 - 「東京加工センター」を東京都大田区に移転(開設)

2020年8月 - 流通総額100億円達成(2020年8月期)

2021年1月 - 本社を和歌山駅前に移転

2021年5月 - 兵庫県神戸市灘区に「神戸センター」を開設

2021年9月 - 和歌山県紀の川市に「和歌山センター」開設

2021年12月 - 富山中央青果株式会社を関連会社化(2023年10月売却)

2022年4月 - 東京証券取引所マザーズ市場からグロース市場へ移行 

 

事業内容

農業総合研究所は、以下の2つの事業からなります。

 

日本(国産)で流通している野菜・果物の約70%がスーパーマーケットで購入・消費されています。当社は、日本における青果類の最大の販売チャネル(メインストリーム)である食品スーパーを通して多くの生産者と生活者を繋ぐ新しいプラットフォームを構築しております。

 

【単独事業】農家の直売所 69%、産直卸 31%

 

農家の直売所事業

「農家の直売所」は、全国の集荷拠点で集荷した新鮮な農産物を都市部のスーパーマーケット内に設置したインショップ(農家の直売所)に最短1日でお届け・販売する独自の流通プラットフォーム事業です。

 

(引用:農業総合研究所公式HP)

 

産直卸事業

「産直卸事業」は、当社が生産者から直接農産物を買い取り、ブランディング(付加価値の見える化)をしてスーパーマーケットに卸す卸売事業です。

 

(引用:農業総合研究所公式HP)

 

時価総額

農業総合研究所時価総額61.67億です。(2024年10月15日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 0名

     単体 119名(臨時145名)

平均勤続年数:4.90年

平均年齢:35.60歳

平均年収:437万円

 

 

業績

2024年10月15日に発表された2024年8月期の決算短信は以下です。

連結売上高は25.9%増で、経常利益は117.7%増の1億100万円となっています。

売上高営業利益率は前年の0.63%から1.29%と改善しました。

 

 

(引用:農業総合研究所公式HP)

 

2025年8月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年10月15日 2024年8月期決算短信

2024年10月15日 個別業績と前年実績との差異に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2024年7月12日 2024年8月期 第3四半期決算短信

2024年7月12日 業績予想の修正に関するお知らせ

2023年10月12日 2023年8月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

配当は出していません。

 

2016年8月 0.00%  0.0%

2017年8月 0.00%  0.0%

2018年8月 0.00%  -%(赤字)

2019年8月 0.00%  0.0%

2020年8月 0.00%  0.0%

2021年8月 0.00%  -%(赤字)

2022年8月 0.00%  -%(赤字)

2023年8月 0.00%  0.0%

2024年11月 -%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

農業総合研究所は、2月と8月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。

権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、2016年・2018年・2020年に急騰しましたが、いずれもそこからは下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、8月に急落しましたが、それ以降は上昇傾向です。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  54.24倍 (予 78.1倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  5.67倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 4.90 (予 3.41)

BPS(1株当たりの純資産) 46.89

 

(引用:農業総合研究所公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 10.46% (予 7.26%)

ROA(純資産利益率) 4.05% (予 2.81%)

 

(引用:農業総合研究所公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 38.7%

 

(引用:農業総合研究所公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

信用倍率 5.21倍(2024年10月25日現在)

 

比較される銘柄

大田花き(7555)

アイスコ(7698)

ポエック(9264)

 

まとめ

売上は年々伸びており、成長企業といえます。

しかし、利益は赤字と黒字を行ったり来たりです。

2025年8月期は増益予想です。

 

配当はないため、キャピタルゲイン狙い一択です。

 

一方、株価は2021年から下落が続いています。

利益は横ばいであり、株価も下落が続いているので、長期投資は避けた方が良いでしょう。

 

小型の銘柄で、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのはありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:〇

収益性:△

規模:✖

割安度:✖

値動き:〇

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:〇

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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