こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、野菜・果物の直売所事業が柱で、全国の生産者から農作物を集荷し、スーパーなど小売店で販売をおこなう農業総合研究所について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年10月15日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:農業総合研究所公式HP)
農業総合研究所は、野菜・果物の直売所事業が柱で、全国の生産者から農作物を集荷し、スーパーなど小売店で販売をおこなう会社です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
VISIONは「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする〜農業が永続する仕組み創り〜」、
MISSIONは「ビジネスとして魅力ある農産業の確立〜農ではなく農産業〜」です。
(引用:農業総合研究所公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
2007年10月 - 株式会社農業総合研究所設立
2008年5月 - 和歌山県紀の川市に初の集荷場「紀の川集荷場」開設
2012年7月 - 東京都品川区に「東京営業所」開設
株式会社世界市場を子会社化(2019年4月 関連会社化)
2017年9月 - 東京営業所を東京都品川区大井に移転
2018年5月 - 東京都大田区に「大田センター」開設
2018年10月 - 愛知県名古屋市中村区に「名古屋営業所」開設
2019年3月 - 愛知県西春日井郡豊山町に「名古屋センター」開設
2020年6月 - 「東京加工センター」を東京都大田区に移転(開設)
2020年8月 - 流通総額100億円達成(2020年8月期)
2021年1月 - 本社を和歌山駅前に移転
2021年5月 - 兵庫県神戸市灘区に「神戸センター」を開設
2021年9月 - 和歌山県紀の川市に「和歌山センター」開設
2021年12月 - 富山中央青果株式会社を関連会社化(2023年10月売却)
事業内容
農業総合研究所は、以下の2つの事業からなります。
日本(国産)で流通している野菜・果物の約70%がスーパーマーケットで購入・消費されています。当社は、日本における青果類の最大の販売チャネル(メインストリーム)である食品スーパーを通して多くの生産者と生活者を繋ぐ新しいプラットフォームを構築しております。
【単独事業】農家の直売所 69%、産直卸 31%
農家の直売所事業
「農家の直売所」は、全国の集荷拠点で集荷した新鮮な農産物を都市部のスーパーマーケット内に設置したインショップ(農家の直売所)に最短1日でお届け・販売する独自の流通プラットフォーム事業です。
(引用:農業総合研究所公式HP)
産直卸事業
「産直卸事業」は、当社が生産者から直接農産物を買い取り、ブランディング(付加価値の見える化)をしてスーパーマーケットに卸す卸売事業です。
(引用:農業総合研究所公式HP)
時価総額
農業総合研究所の時価総額は61.67億円です。(2024年10月15日現在)
社員の状況
従業員数:連結 0名
単体 119名(臨時145名)
平均勤続年数:4.90年
平均年齢:35.60歳
平均年収:437万円
業績
2024年10月15日に発表された2024年8月期の決算短信は以下です。
連結売上高は25.9%増で、経常利益は117.7%増の1億100万円となっています。
売上高営業利益率は前年の0.63%から1.29%と改善しました。
(引用:農業総合研究所公式HP)
2025年8月期の連結業績予想は増収減益になります。
適時開示情報
2024年10月15日 2024年8月期決算短信
2024年10月15日 個別業績と前年実績との差異に関するお知らせ
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
配当は出していません。
2016年8月 0.00% 0.0%
2017年8月 0.00% 0.0%
2018年8月 0.00% -%(赤字)
2019年8月 0.00% 0.0%
2020年8月 0.00% 0.0%
2021年8月 0.00% -%(赤字)
2022年8月 0.00% -%(赤字)
2023年8月 0.00% 0.0%
2024年11月 -%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
農業総合研究所は、2月と8月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。
権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2016年・2018年・2020年に急騰しましたが、いずれもそこからは下落しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、8月に急落しましたが、それ以降は上昇傾向です。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 54.24倍 (予 78.1倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 5.67倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 4.90 (予 3.41)
BPS(1株当たりの純資産) 46.89
(引用:農業総合研究所公式HP)
ROA(純資産利益率) 4.05% (予 2.81%)
(引用:農業総合研究所公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 38.7%
(引用:農業総合研究所公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
信用倍率 5.21倍(2024年10月25日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上は年々伸びており、成長企業といえます。
しかし、利益は赤字と黒字を行ったり来たりです。
2025年8月期は増益予想です。
配当はないため、キャピタルゲイン狙い一択です。
一方、株価は2021年から下落が続いています。
利益は横ばいであり、株価も下落が続いているので、長期投資は避けた方が良いでしょう。
小型の銘柄で、値動きは大きそうなので、短期投資でキャピタルゲインを狙うのはありです。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:△
規模:✖
割安度:✖
値動き:〇
高配当投資:✖
長期投資(値上がり益):✖
短期投資:〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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