こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。
今回は、炭素繊維複合材で世界首位、衣料や産業用との繊維事業を柱とする東レについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年4月2日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:東レ公式HP)
東レは、炭素繊維複合材で世界首位、衣料や産業用との繊維事業を柱とする会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価およびJPX日経400の構成銘柄の1つ
1926年、レーヨン糸の生産会社としてスタートしました。
以来、基礎素材メーカーとして、新分野・新素材を開発し、市場を切り拓き、総合時の繊維に加えて、樹脂、ケミカル、フィルム、さらには炭素繊維複合材料、電子情報材料、医薬・医療、水処理・環境といった様々な分野において多くの先端材料、高付加価値製品を世界中に展開してきました。
現在東レグループは、売上収益2.5兆円、国内外に300社以上のグループ企業を持ち、日本を含む世界の29カ国・地域で事業を展開しています。
ものづくりの中核である日本国内で創出した高付加価値製品の用途開発を世界各国で行うことにより、グローバル規模の持続的な成長サイクルで収益拡大を図り、新中期経営課題”プロジェクト AP-G 2025”「革新と強靭化の経営」のもと、さらなる企業価値の向上を実現していきます。
東レは、2026年4月に会社設立100周年を迎えます。
大きな節目を前に、これまでの歴史を振り返るとともに、創業以来の志を大切に継承し、企業理念「わたしたちは 新しい価値の創造を通じて 社会に貢献します」のもと、新たな未来に向かって進んでまいる所存です。
(引用:東レ公式HP)
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沿革
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1926年1月 - 「東洋レーヨン株式会社」設立
1926年4月 - 滋賀工場設置認可取得(4月16日を当社創立記念日とする)
1927年4月 - 滋賀工場(現 滋賀事業所)を設立
1927年8月 - レーヨン糸を初紡糸(滋賀)
1936年7月 - 東洋絹織(株)(現 愛媛工場)を設立
1938年2月 - 瀬田工場を設立
1941年5月 - 独自技術により、ナイロン6の合成と溶融紡糸に成功(滋賀)
1941年6月 - 愛知工場を設立(庄内川レーヨン(株)などより吸収合併)
1944年3月 - 昭和工業(株)(現 東レ・ファインケミカル(株))を買収
1951年4月 - 名古屋工場(現 名古屋事業所)を設立
1951年6月 - 米国DuPont社とナイロンに関する技術提携契約
1953年3月 - 成型用ナイロン樹脂 アミラン®の販売開始
1953年10月 - 東洋ナイロン編物(株)(現 東レ・テキスタイル(株))を設立
1955年3月 - 「社是」を制定
1955年7月 - 香港にTrilon社(現 東麗(香港)社)を設立
1956年4月 - 中央研究所を開設(滋賀)
1957年2月 - 英国ICI社とポリエステルに関する技術提携契約
1958年3月 - 三島工場を設立、ポリエステル繊維 テトロン®の生産開始
1958年8月 - 東洋メタライジング(株)(現 東レフィルム加工(株))を設立
1959年10月 - ポリエステルフィルム ルミラー®の生産開始(三島)
1960年3月 - 岡崎工場を設立
1960年6月 - (財)東洋レーヨン科学振興会(現 (公財)東レ科学振興会)を設立
1960年8月 - 東洋工事(株)(現 東レエンジニアリング(株))を設立
1962年9月 - 基礎研究所(現 医薬研究所)を開設(鎌倉)
1963年3月 - タイにThai Toray Textile Mills社(現 Thai Toray Textile Mills Public社[TTTM])を設立
1963年5月 - レーヨン糸の生産を収束
1963年6月 - ポリプロピレンフィルム トレファン®の本格生産開始(滋賀)
1963年12月 - タイにToray Nylon Thai社(現 Thai Toray Synthetics社[TTS])を設立
1964年2月 - ABS樹脂 トヨラック®の生産開始(名古屋)
1964年3月 - アクリル繊維 トレロン®の生産開始(愛媛)
1964年6月 - 米国DuPont社との合弁で、東洋プロダクツ(株)(現 東レ・デュポン(株))を設立
絹調ポリエステル繊維 シルック®織物の販売開始
1965年12月 - 米国にToray New York社(現 Toray Industries (America)社[TAM])を設立
1966年3月 - ナイロン66 プロミラン®の販売開始
1966年12月 - 米国Dow Corning社との合弁で、トーレ・シリコーン(株)(現 ダウ・東レ(株)とデュポン・東レ・スペシャリティ・マテリアル(株))を設立
1968年9月 - ポリオレフィンフォーム トーレペフ®の本格生産開始(滋賀)
3輪トラック「CHTA型」を発売。1400cc2気筒OHVエンジン搭載。1トン積み/2トン積み
1970年1月 - 「東洋レーヨン株式会社」から「東レ株式会社」に社名変更
1970年3月 - 千葉工場を設立
1970年7月 - 高級スエード調人工皮革 エクセーヌ®の販売開始
1970年10月 - 土浦工場を設立
1971年3月 - 東海工場を設立
1971年7月 - 岐阜工場を設立
炭素繊維 トレカ®の商号生産開始(滋賀)
1971年10月 - インドネシアにP.T.Indonesia Toray Synthetics社[ITS]を設立
1972年9月 - 人工芝 スパックターフ®の販売開始
1973年2月 - マレーシアにPendfibre Sdn.Berhad社[PFR]を設立
1973年3月 - 炭素繊維 トレカ®の量産設備を完工(愛媛)
1973年4月 - マレーシアにNan Sing Dyeing Works (Malaysia)社(現 Penfabric Sdn. Berhad社[PAB])を設立
1974年1月 - 香港に東麗(香港)社を設立
1974年4月 - イタリアにIganto社(現 Alcantara社)を設立
1975年6月 - 石川工場を設立
1976年12月 - PBT樹脂 トレコン®の販売開始
1977年2月 - 抗血栓性材料 アンスロン®カテーテルの製造承認を取得
1977年9月 - 感光性樹脂凸版材 トレリーフ®の本格生産開始(岡崎)
人工腎臓システム フィルトライザー®の製造承認を取得
1978年6月 - (株)東レリサーチセンターを設立
1979年10月 - 湿し水不要平版材 東レ水なし平版®の販売開始
1980年1月 - 東レ・メディカル(株)を設立
1980年11月 - 逆浸透(RO)膜エレメント ロメンブラ®の生産開始(滋賀)
1981年8月 - ブレスオー®(白内障術後用高含水率ソフトコンタクトレンズ)の販売開始
1982年1月 - ソウル事務所を開設
1982年11月 - 東レ建設(株)を設立
1982年12月 - フランスに炭素繊維製造販売のためのSOFICAR社(現 Toray Carbon Fibers Europe社[CFE])を設立
1983年11月 - 人工気象室「テクノラマ」を設置(滋賀)
1985年4月 - インターフェロン-β製剤 フエロン®の製造承認を取得
研究・技術開発のヘッドクォーターの役割を担う「技術センター」を設置(滋賀)
1985年5月 - 米国ポリプロピレンフィルムメーカーTREA社(現 Toray Plastics (America)社[TPA])を買収
1985年8月 - 北京事務所を設置
1985年9月 - パラ系アラミドフィルム ミクトロン®の販売開始
1986年4月 - 創立60周年を迎え「新創業」を宣言し、企業理念を制定
1986年6月 - (株)東レ経営研究所を設立
1986年12月 - 東レインターナショナル(株)を設立
1987年4月 - 高性能クリーニングクロス トレシー®の販売開始
1988年4月 - 国内関係会社を一元的に所管する役割を担う「関連事業本部」を設置
1988年6月 - 全社的国際戦略を担う「国際部門」を新設
1988年10月 - バルーン拡張式弁形成術用カテーテル INOUE-BALLOON®の製造承認を取得
1989年3月 - 英国Samuel Courtaulds社(現 Toray Textiles Europe社[TTEL])を買収
1989年4月 - 第2本社ビル(千葉県浦安市)竣工(2015年閉鎖)
1990年4月 - 炭素繊維トレカ®プリプレグが米国Boeing社旅客機の一時構造材に認定
ロンドンに欧州事務所(現 Toray Industries Europe社[TEU]、ドイツ)を設置
1990年7月 - マレーシアにToray Plastics (Malaysia)社[TPM]を設立
1990年12月 - 湖沼浄化システム トレローム®の販売開始
1991年4月 - 長期経営ビジョン「AP-G2000」を策定
1992年1月 - 経口プロスタサイクリン(PGI)誘導体製剤 ドルナー®の製造承認を取得
1992年5月 - 米国にToray Composites (America)社[TCA]を設立
1993年10月 - 敗血症治療用血液浄化器 トレミキシン®の製造承認を取得
1993年11月 - カラーフィルター トプティカル®の販売開始
1994年2月 - ネコ用インターフェロン製剤 インターキャット®の販売開始
1994年8月 - 中国にポリエステル織物染色の東麗酒伊印染(南通)社(現 東麗酒伊織染(南通)社[TSD])を設立
1994年12月 - インドネシアにPET樹脂製造のP.T. Pentnesia Resindo社[PNR]を設立
1995年4月 - 経営理念(企業理念・経営基本方針・企業行動指針)体系を制定
1995年7月 - 韓国にSTEMCO社を設立
1995年11月 - 中国に東麗合成繊維(南通)社[TFNL]を設立
1996年3月 - 生分解性釣り糸 フィールドメイト®の販売開始
東レ総合研修センターを開所(三島)
1997年5月 - 米国にToray Carbon Fibers America社[CFA]を設立
1997年9月 - チェコにToray Textiles Central Europe社[TTCE]を設立
1999年10月 - 韓国にToray Saehan社(現 Toray Advanced Materials Korea社[TAK])を設立
2000年1月 - 環境対応セラミックブロック トレスルー®の販売開始
2000年10月 - 東レ・エーシーエス(株)(現 東レACS(株))を設立
2001年1月 - エイトピア(株)を設立
2001年7月 - 中国に儀化東麗聚酯薄膜社[YTP]を設立
2002年2月 - 香港に東麗薄膜加工(香港)社[TFH]を設立
2002年3月 - 中国に東麗繊維研究所(中国)社[TFRC]を設立
2002年4月 - 中国に東麗薄膜加工(中山)社[TFZ]を設立
長期経営ビジョン「AP-New TORAY21」を策定
経営改革プログラム「プロジェクト New TORAY21」開始
2002年7月 - 中国、タイ、マレーシア、インドネシアに、事業統括会社を設立
米国DuPont社のフッ素繊維事業を買収、米国にToray Fluorofibers (America)社[TFA]を設立
2002年12月 - ストレッチ性に優れた3GT繊維事業の本格的展開を開始
2003年1月 - 生分解性ポリマーのポリ乳酸を主原料とする繊維素材事業を本格的に開始
2003年3月 - TOREX®を繊維統合ブランドとして発表
2003年5月 - 先端融合研究所を開所(鎌倉)
2003年7月 - シンガポール・セレター地区の高品位再生プラント用およびスペインの産業廃水再利用プラント用の低ファウリング逆浸透膜エレメントを受注
2004年4月 - 中期経営課題「プロジェクト NT-Ⅱ」開始
2004年7月 - 東洋メタライジング(株)と東レ合成フィルム(株)を統合し、東レフィルム加工(株)を設立
2005年1月 - ノートパソコン筐体向けPLAプラスチック エコディア®の販売開始
クールビズ対応企画「クール白書」とウォームビズ対応企画「ウォーム白書」を展開
2005年2月 - 下廃水処理膜で世界初のゼロエミッション型MBRを実証
2005年7月 - 中国に東麗即発(青島)染織社[TJQ]を設立
2005年11月 - イヌインターフェロン製剤 インタードッグ®の販売開始
2006年4月 - Boeing787型機向け炭素繊維複合材料の長期供給に関する包括的正式契約を締結
2006年5月 - 長期経営ビジョン「AP-Innovation TORAY 21」、中期経営課題「プロジェクト Innovation TORAY 2010」を策定
2006年6月 - 超高感度DNAチップ 3D-Gene®の販売開始
(株)ユニクロと「戦略的パートナーシップ契約」開始
米国にToray Membrane USA社[TMUS]を設立
2006年9月 - 創立80周年記念事業として「東レ先端材料シンポジウム」「東レ先端材料展」を東京国際フォーラムにて開催
2006年11月 - 中国に東麗高新聚化(南通)社[TPN]を設立
2007年8月 - 東レグループのファッション事業会社を統合し、東レ・ディプロモード(株)を設立
2007年12月 - 肺動脈性肺高血圧症治療薬 ケアロード®を販売開始
2008年2月 - フランスにToray Films Europe社[TFE]を設立
2008年6月 - オートモーティブセンターを開所(名古屋)
2008年8月 - 環境低負荷の金属光沢調・易成形フィルム PICASUS®本格販売開始
2008年10月 - 環境配慮型事業活動ならびにCSR活動が気候変動や社会の持続的成長に貢献していると評価され、国連協会ニューヨーク本部から「2008年ヒューマニタリアン賞」を受賞
2008年12月 - 東和織物(株)(現 東レ・アムテックス(株))を完全子会社化
2009年3月 - 経口そう痒症改善剤 レミッチ®の販売開始
2009年4月 - A&Aセンターを設立(名古屋)
2008/09V・プレミアリーグで、男女アローズが史上初のアベック優勝(女子は2連覇)
2009年7月 - 石川工場で炭素繊維プリプレグ新工場操業開始
中国に水処理合弁会社藍星東麗膜科技(北京)社[TBMC]を設立
「炭素繊維複合材料”ハイサイクル”一体成形の研究開発」が先端技術大賞「経済産業大臣賞」を受賞
「熱硬化性線維強化複合材料の熱溶着技術および一体化成形品の発明」で平成21年度全国発明表彰の「内閣総理大臣発明賞」を受賞
2009年8月 - 水処理技術の研究・開発拠点「Toray Singapore Water Research Center[TSWRC]」をシンガポール南洋理工大学内に設立
2010年1月 - 東レ東燃機能膜合同会社(現 東レバッテリーセパレータフィルム(株))を設立
2010年3月 - 環境分析ツール「T-E2A」の本格展開を発表
2010年4月 - 独Daimler社と炭素繊維複合材料(CFRP)自動車部品の共同開発契約を締結
2010年5月 - 28年ぶりに公募増資を決定
欧州EADS社とAirbus社向けを中心とする炭素繊維プリプレグに関する長期供給基本契約を締結
2010年7月 - (株)ユニクロと戦略的パートナーシップ第二期5ヵ年計画の取り組みに関する合意書を締結
2010年10月 - 東レ科学振興会が財団法人から公益財団法人東レ科学振興会として登記
2011年1月 - E&Eセンターを設立(瀬田)
2011年3月 - 東日本大震災の被害に対する支援として、東レグループ計1億4千万円の義援金を日本赤十字に拠出
結系透析器 トレライト®NVの本格販売開始
2011年5月 - 台湾に東麗尖端薄膜社[TAFK]を設立
2011年6月 - 中国に東麗医療科技(青島)社[TMQ]を設立
ドイツにEuro Advanced Carbon Fiber Composites社[EACC]を設立
2011年7月 - 上海にオートモーティブセンター中国(略称:AMCC)を開設
2011年9月 - 東京国際フォーラムにて「東レ先端材料シンポジウム2011」「東レ先端材料展2011」を開催
インドネシアにP.T. Toray Polytech Jakarta[TPJ]を設立
2011年11月 - 中国に東麗先端材料研究開発(中国)社[TARC]を設立
世界初「完全バイオマス原料由来ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維」の試作に成功
2012年2月 - 味の素(株)と、バイオベースナイロンの共同研究契約を締結
世界初、2層カーボンナノチューブを使った電子ペーパー用「CNT透明導電フィルム」の量産化技術を確立
2012年4月 - 「Boeing787用炭素繊維およびプリプレグの開発」により「第41回日本産業技術大賞・内閣総理大臣賞」を受賞
2012年7月 - 中国に東麗塑料(成都)社[TPCD]を設立
2012年11月 - ブラジル事務所Toray do Brasil社[TBL]を設立
2013年1月 - 世界最細(直径150ナノメートル)の革新ナノファイバーを開発
2013年3月 - 「中枢系に作用する難治性そう痒症治療薬ナルフラフィン塩酸塩の創出」により「第59回大河内記念技術賞」を受賞
タイ進出50周年記念式典および記念展示会を開催
インドネシア進出40周年記念式典および記念展示会を開催
2013年4月 - マレーシア進出40周年記念式典および記念展示会を開催
(株)童夢カーボンマジック(現 東レ・カーボンマジック(株))を買収
2013年9月 - 米国のラージトウ炭素繊維メーカーZoltek社を買収
2013年11月 - Toray Advanced Materials Korea社[TAK]による韓国Woongin Chemical社(現 Toray Chemical Korea社[TCK])の株式取得契約締結
2014年1月 - 生体情報の連続計測を可能とする機能素材hitoe®を発表
2014年2月 - 中期経営課題「プロジェクト AP-G 2016」を策定
2014年3月 - 「航空機用炭素繊維複合材料の開発」により、「第60回大河内記念生産特賞」を受賞
2014年9月 - インドにエアバッグ基布製造販売会社Toray Kusumger Advanced Textile社[TKAT]を設立
メキシコ合衆国に樹脂コンパウンド事業会社Toray Resin Mexico社[TRMX]を設立
タンパク質検出システム レイファースト®(研究用)の販売開始
2014年11月 - サウジアラビアに水処理製品の製造・販売会社Toray Membrane Middle East社[TMME]を設立
2015年1月 - イタリアにComposite Materials (Italy)社[CIT]を設立
2015年4月 - ドイツにToray Resins Europe社[TREU]を設立
2015年7月 - ドイツに燃料電池および水電解装置の部材開発・製造・販売会社Greenerity社[GNT]を設立
2015年8月 - ドイツにToray Industries Europe社[TEU]を設立
2015年9月 - イタリアにDelta-Tech社[DELTA]を設立
2015年11月 - (株)ユニクロとの「戦略的パートナーシップ第Ⅲ期5ヵ年計画」に関する合意書を締結
米国Boeing社と、既存の「787」プログラムに加え、新型機「777X」プログラム向けに炭素繊維トレカ®プリプレグを供給する包括的長期供給契約を締結
2016年4月 - 未来創造研究センターの設立を決定(滋賀)
2016年6月 - 万邦達東麗膜科技(江蘇)有限公司Toray WBD Membrane Technology (JS) Co., Ltd.(略称:TWMT)を設立
2016年7月 - メキシコにおける自動車エアバッグ用ナイロン繊維およびエアバッグ基布の事業化を決定
2016年10月 - 東京国際フォーラムにて「東レ先端材料シンポジウム2016」および「東レ先端材料展2016」を開催
2017年2月 - 中期経営課題「プロジェクト AP-G 2019」を発表
2017年4月 - Toray Composite Materials America, Inc.(略称:CMA)を設立
(Toray Composites (America), Inc.およびToray Carbon Fibers America, Inc.を統合)
2017年5月 - Toray Malaysia Systems Solution Sdn. Berhad(略称:TMS)を設立
2017年10月 - ドイツにオートモーティブセンター欧州(略称:AMCEU)を開設
株式会社ユニクロと合同展示会をニューヨークで開催
2017年11月 - 東麗高新聚化(佛山)有限公司 Toray Polytech (Foshan) Co., Ltd.(略称:TPF)を設立
2018年4月 - Toray Industries Hungary Kft.(略称:THU)を設立
2018年5月 - 社史「東レ90年史」を刊行
2018年6月 - 新たなテクスタイル・縫製品の開発拠点「テクノラマGⅢ」が竣工
2018年7月 - Toray TCAC Holding B.V.(略称:TCAC)、TenCate Advanced Composites USA, Inc.(略称:TCAC US)を設立
2019年4月 - Toray Industries Korea Inc.(略称:TKR)を設立
2019年6月 - 東麗膜科技(佛山)有限公司(略称:TMFC)を設立
2019年7月 - Toray Textiles (Thailand) Public Company Limited.(略称:TTT)を設立
2019年12月 - 未来創造研究センターを開設
事業内容
東レは、以下の5つの事業からなります。
東レグループは、有機合成化学、高分子化学、バイオテクノロジー、ナノテクノロジーをコア技術とし、これらの技術をベースに、重合、製糸、繊維高次加工、製膜など要素技術の深化と融合を進め、繊維、樹脂、ケミカル、フィルム、さらには電子情報材料、炭素繊維複合材料、医薬、医療機器、水処理事業とさまざまな事業分野で、先端材料を創出し事業化を実現しています。
【連結事業】 繊維 40%、機能化成品 37%、炭素繊維 11%、環境・エンジ 9%、ライフサイエンス 2%、他 1%
【海外】61%
繊維
ナイロン、ポリエステル、アクリルの3大合成繊維全てを有し、原糸・原綿、テキスタイル、縫製品等、衣料用とから産業資材用途まで、幅広く展開しています。
(引用:東レ公式HP)
機能化成品
自動車向け樹脂、PETフィルム、リチウム二次電池用バッテリーセパレータフィルム、有機EL関連材料等を含む、樹脂・ケミカル、フィルム、電子情報材料の各事業を展開しています。
(引用:東レ公式HP)
炭素繊維複合材料
航空宇宙用途と環境・エネルギー分野などの産業用途、スポーツ用途など、様々な用途で使用されているPAN(ポリアクリロニトリル)系炭素繊維を展開しています。
東レは世界最大のPAN系炭素繊維メーカーとして成長を続けています。
(引用:東レ公式HP)
環境・エンジニアリング
世界トップレベルの技術を有する逆浸透膜(RO膜)に加え、海水淡水化システム、環境関連機器、プラント・エンジニアリング、住宅・建築事業なども展開しています。
(引用:東レ公式HP)
ライフサイエンス
医薬事業、人工腎臓などの医療機器事業、DNAチップなどのバイオツールという3つの柱で事業拡大を目指しています。
(引用:東レ公式HP)
時価総額
東レの時価総額は1.1709兆円です。(2024年4月2日現在)
社員の状況
従業員数:連結 48,682名
単体 6,992名
平均勤続年数:17.20年
平均年齢:40.30歳
平均年収:756万円
業績
2023年5月12日に発表された2023年3月期の決算短信は以下です。
連結売上収益は11.7%増で、親会社の所有者に帰属する当期利益は13.5%減の728億2,300万円となっています。
売上高営業利益率は前年の4.51%から4.38%と横ばいでした。
(引用:東レ公式HP)
2024年3月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年2月8日に発表された2024年3月期の3Q決算の結果です。
連結売上収益は3.8%減、親会社の所有者に帰属する四半期利益は38.8%減の456億5,900万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の5.19%から3.90%と悪化しました。
第3四半期時点の経常利益の進捗率は78.72%でした。
同時に、通期業績予想の修正(下方修正)が発表されています。
下方修正を出すほど、業績は厳しい状況です。
適時開示情報
2024年2月8日 2024年3月期 第3四半期決算短信
2023年5月12日 2023年3月期決算短信
株主還元について
過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は2.5%前後の配当を出しています。
2014年3月 1.47% 27.3%
2015年3月 1.09% 24.8%
2016年3月 1.36% 23.1%
2017年3月 1.42% 22.5%
2018年3月 1.49% 25.0%
2019年3月 2.26% 32.3%
2020年3月 3.41% 30.4%
2021年3月 1.26% 31.5%
2022年3月 2.50% 30.4%
2023年3月 2.38% 39.6%
2024年4月 2.51%
(引用:東レ公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
東レは、3月、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2020年までは下落を続けいていましたが、それ以降は上昇して横ばいが続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、波はありますが、ゆるやかな下落傾向が続いています。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 16.28倍 (予 20.43倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 0.72倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 45.47 (予 36.21)
BPS(1株当たりの純資産) 1,033.87
(引用:東レ公式HP)
ROA(純資産利益率) 2.28% (予 1.71%)
(引用:東レ公式HP)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 48.9%
(引用:東レ公式HP)
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は波はありますが、ゆるやかな拡大傾向です。
しかし、利益は縮小傾向です。
2024年3月期の業績予想は増収増益でしたが、下方修正をして減収減益となっています。
一方、株価は2021年以降横ばいが続けています。
配当はそこそこありますが、直近の業績は良くないので、今すぐの長期投資は避けるべきです。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:△
安全性:〇
成長・将来性:〇
収益性:△
規模:◎
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:〇
長期投資(値上がり益):〇
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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