社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

40歳代の平凡なサラリーマンが経済的自立(FIRE)を目指して行動する軌跡とそれに関する情報をお届け(副業・節約・投資・FIRE)

MENU

【株式銘柄分析】WASHハウス(6537)~遠隔管理型コインランドリー フランチャイズ IoT システム販売 店舗管理~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

 

今回は、九州軸に遠隔管理型コインランドリーをFC展開し、FCへのシステム販売・店舗管理を主力とするWASHハウスについて調査をしました。

 

corporate.wash-house.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月9日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:WASHハウス公式HP)

 

WASHハウスは、九州軸に遠隔管理型コインランドリーをFC展開し、FCへのシステム販売・店舗管理を主力とする会社です。

東京証券取引所グロース市場の上場企業

 

WASHハウスはコインランドリー業から出発した会社ではありません。

まず何よりも「システムを用いてサービスを提供する会社」であり、その出発点には、継続的に収益を創出できる新しい仕組みを立案・構築するという先駆的な取り組みがありました。

そして、その新しい仕組みを適用する「対象」としてコインランドリーという業態を選択したのです。

 

すべての発想をお客さまの立場で行うことを基本方針として、コインランドリー業界の旧弊を次々に打破。

全店統一の店舗デザインや統一サービス。

24時間稼働のコールセンターや徹底した衛生管理・メンテナンス等、コインランドリーのイメージを一新しています。

 

社会に必要とされる店舗づくりを進め、コインランドリー業界のグローバルスタンダードを創造すること。

それがWASHハウスの目標であり企業理念です。

 

(引用:WASHハウス公式HP)

 

スマホで参加!無料の資産運用セミナーで投資を学ぼう【マネきゃん/Money Camp】

 

沿革

▼クリックで詳細表示

2001年 - 株式会社ケーディーエム設立

2002年 - WASHハウス(城ケ崎店・大島通線店:宮崎県宮崎市)同時オープン

    コインランドリー事業開始

2003年 - 鹿児島県進出

    有限責任中間法人全国コインランドリー管理業協会設立

2004年 - ビジネスモデル特許取得(コインランドリー管理システム)

    初の直営店出店(青葉店:宮崎県宮崎市

    情報ステーション(タッチパネル式端末)試験運用開始

    福岡県進出

2005年 - 大分県進出

    WASHハウス株式会社へ社名変更

2006年 - 熊本県進出

    本店営業部、福岡支店設置

2007年 - 佐賀県進出

    熊本支店設置

2008年 - ビジネスモデル特許取得(コインランドリー管理システム)

2009年 - 100号店オープン

    中国特許取得

    韓国特許取得

2010年 - ビジネスモデル特許取得(コインランドリー管理システム)

2013年 - 山口県進出

2014年 - 広島県進出

    200号店オープン

2015年 - 大分営業所設置

    大阪・東京支店設置

2016年 - 熊本営業所設置

    300号店オープン

    東京証券取引所マザーズ市場及び福岡証券取引所Q-Board市場に新規上場

2017年 - 山口・長崎営業所設置

    400号店オープン

    岡山県香川県愛媛県兵庫県奈良県徳島県・愛知県進出

    株式会社宮崎太陽銀行との提携ローン開始

    500号店オープン

    地域未来牽引企業に選定

2018年 - 愛知営業所設置

    100%出資子会社 WASHHOUSEフィナンシャル株式会社設立

    千葉県・青森県・埼玉県・三重県進出

2019年 - 神奈川県進出

    600号店オープン

    初の海外子会社をタイ王国に設立「WASHHOUSE(Thailand)CO., LTD.」

    中華人民共和国に子会社を設立「WASHHOUSE(Shandong)CO., LTD.」

    災害時用WASHハウス移動式ランドリー車を開発

    宮崎県と「災害時における洗濯環境の提供に関する協定」を締結

    岐阜県進出

2020年 - WASHハウスアプリをリリース

2021年 - WASHハウス宮崎工場落成

    広告事業に関する特許を取得

    鳥取県進出

2020年 - 東京証券取引所グロース市場へ移行

 

株式投資を学ぶならファイナンシャルアカデミー

 

事業内容

WASHハウスの事業は、コインランドリービジネスです。

 

【連結事業】 FC 16%、店舗運営 84%

 

コインランドリー事業は、集客力の高いエリアへいかに出店するかが重要です。

遊休地の活用目的で安易に選定された土地での開業では、確実に売上を伸ばしていくことは困難となる可能性があります。

WASHハウスではこれまでに蓄積したノウハウを活かし、徹底したデータ分析を行うことで、売上のあがる場所での店舗出店にこだわります。

 

「安心・安全・清潔」なコインランドリーの運営を維持するには、日々の問い合わせ対応や機器の点検・毎日の清掃など必要となる業務や知識は多岐にわたります。

これらの高品質なサービスを提供し続けるためには、サイドビジネスのように気軽に片手間で運営できるようなビジネスではありません。

また、キャンペーンや広告等売上を作るための仕掛け作りに関しても、プロのノウハウが欠かせません。

 

(引用:WASHハウス公式HP)

 

通常のFC事業では、加盟店がFC本部に加盟金や売上ロイヤリティを支払う対価として、FC本部はブランド名の使用を許可するほか、加盟店にノウハウを提供したり、商品を卸したりしますが、店舗の運営、人材の確保などは加盟店がその責任において行わなければならないというのが一般的です。

 

店舗の運営管理は加盟店にとっては相当の負担であり、売上が上がらなくなると、加盟店は「本部の仕組みが悪い」、FC本部は「加盟店の教育が悪い」などと互いのせいにしがちで、苦情に留まらず訴訟にまで進むケースも多いです。

 

これに対しWASHハウスでは、「全店舗一括管理運営方式」を導入し、

  • 24時間365日受付のコールセンター
  • Webカメラと遠隔コントロールによる即時サポート
  • 毎日の点検
  • 清掃
  • 洗剤の補充
  • メンテナンス巡回
  • 広告活動

といった、店舗運営・管理に必要な活動を全て本部が提供しており、加盟店の店舗運営に関する負担を実質ゼロにしています。

 

(引用:WASHハウス公式HP)

 

 

時価総額

WASHハウス時価総額22.44億です。(2024年2月9日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 93名(臨時1,025名)

     連結 95名(臨時1,025名)

平均勤続年数:4.17年

平均年齢:42.75歳

平均年収:400万円

 

 

業績

2024年2月9日に発表された2023年12月期の決算短信は以下です。

連結売上高は0.4%減で、経常利益は黒字転換の2,600万円となっています。

売上高営業利益率は0.68%でした。

 

 

(引用:WASHハウス公式HP)

 

2024年12月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

kabutan.jp

 

今なら無料のオンライン講座!投資の達人になる投資講座

 

適時開示情報

2024年2月9日 2023年12月期決算短信

2024年2月9日 (開示事項の変更)特別利益の金額及び計上時期の変更、特別損失の計上及び2023年12月期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ

2024年2月9日 資本準備金の額の減少及び剰余金の処分に関するお知らせ

▼クリックで詳細表示

2023年11月22日 特別利益の計上に関するお知らせ 28百万円

2023年11月9日 2023年12月期 第3四半期決算短信

2023年11月9日 業績予想の修正に関するお知らせ

2023年8月9日 2023年12月期第2四半期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ

2023年2月9日 2022年12月期決算短信

2023年2月9日 2022年12月期連結業績予想と実績値との差異に関するお知らせ

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は配当を出していません。

 

2016年12月 0.34%  22.7%

2017年12月 0.30%  34.9%

2018年12月 1.13%  2430.5%

2019年12月 0.95%  -%(赤字)

2020年12月 0.00%  -%(赤字)

2021年12月 0.00%  -%(赤字)

2022年12月 0.00%  0.0%

2024年2月 0.00%

 

株主優待はありません

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

WASHハウスは、(6月)と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2016年の上場から急上昇しましたが、それ以降は下落を続けています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月まではゆるやかな下落でしたが、それ以降はゆるやかに上昇、12月には急騰してそこから徐々に下落して横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

保険・資産運用・住宅ローンなど幅広い金融商品の無料相談サービス【マネプロ】

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  -倍(赤字) (予 52.18倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.33倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) - (予 6.21)

BPS(1株当たりの純資産) 243.02

 

(引用:WASHハウス公式HP)

 

ROE自己資本利益率) -% (予 2.55%)

ROA(純資産利益率) -% (予 1.04%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率はかなり悪いといえます。

 

自己資本比率 40.8%

 

(引用:WASHハウス公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

Fast Fitness Japan(7092)

アトラグループ(6029)

インターネットインフィニティー(6545)

 

まとめ

売上は2017年12月期が最大で、徐々に縮小しています。

2019年から2022年までは赤字、2023年は黒字になりましたが、まだ予断を許さない状況です。

 

一方、株価は上場して数か月は上昇したものの、それ以降は下落が続いています。

赤字のリスクはまだ大きく、長期投資するのは控えた方がよさそうです。

 

小型の銘柄ですが、現在急騰からの下落中なので、今すぐの短期投資もおすすめできません

ある程度横ばいで安定したときに、急騰狙いで入るのはありだと思います。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:✖

安全性:〇

成長・将来性:✖

収益性:✖

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:✖

長期投資(値上がり益):✖

短期投資:△

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事がいいと思ったら、いいねや読者登録をよろしくお願いします。