こんにちは、ToMO（@tomo2011_08）です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は？、業績はどうか？、配当はいくらなのか？、現在の株価はいくらか？などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、ライブ配信などを行うＶチューバーグループ「にじさんじ」の運営、コンテンツIPを活用したグッズ・デジタルコンテンツの販売をおこなうANYCOLORについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年3月14日現在の情報になります。
目次
会社概要
（引用：ANYCOLOR公式HP）
ANYCOLORは、ライブ配信などを行うVチューバーグループ「にじさんじ」の運営、コンテンツIPを活用したグッズ・デジタルコンテンツの販売をおこなう会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
VTuber/バーチャルライバープロジェクト「にじさんじプロジェクト」をはじめとし、海外VTuber事業や新規事業を行っているエンタメ系スタートアップです。
最新の技術を駆使し、新時代の切り込み役として社会に対する思いを形にし、世界の人々の日常に魔法のような体験を提供していきます。
「魔法のような、新体験を。」というミッションとそのステートメントには、人々の生き方や働き方の観点からユーザーとクリエイターの垣根に対する思い、制作と消費に関する考えを述べました。
ANYCOLOR株式会社が考える「共通の価値観」「社会に与える価値」を、バリュー『思いやりで、向き合う。』『素直に語る、誠実に動く。』『もう一歩に、こだわる。』に表し、従来のエンタメ業界の枠組みに囚われないエンタメ企業のあり方を追求していきます。
ミッションは「魔法のような、新体験を。」です。
（引用：ANYCOLOR公式HP）
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沿革
▼クリックで詳細表示
2017年5月 - いちから株式会社を設立
2018年2月 - 第1期の「にじさんじ」所属VTuber8名が活動を開始
2018年5月 - ゲーム配信者に特化したVTuberグループ「にじさんじゲーマーズ」を開始
2018年6月 - 「にじさんじ」の候補生により構成される「にじさんじSEEDs」を開始
2018年7月 - 現地企業と提携し、中国・台湾へバーチャルライバー事業に参入
2018年12月 - 「にじさんじ」「にじさんじゲーマーズ」「にじさんじSEEDs」の3グループを「にじさんじ」に統合
2019年2月 - 「にじさんじ」の配信スケジュールサイト「いつから.link」のウェブブラウザ版の提供を開始
2019年4月 - 新プロジェクト「ユメノグラフィア」を発表
「いつから.link」のiOS、Androidアプリ版の提供を開始
2019年7月 - VRキャラクター✖コミュニケーションサービス「ユメノグラフィア」第1弾β版を配信開始
2019年8月 - SBIインベストメント、KLab、中国投資家を引受先とする約7億円の割当増資を実施
2019年12月 - 「ユメノグラフィア」正式版リリース
ソニー・ミュージックソリューションと共同で、にじさんじ所属VTuberと共に街めぐりを楽しむスマートフォンアプリ「にじめぐり～にじさんじの街めぐり～」をリリース
2020年6月 - 「にじさんじ」の英語圏に向けた公式YouTubeチャンネルを開始
2020年9月 - 「にじさんじ」専用のオンラインショップである「にじさんじオフィシャルストア」を開設
2020年10月 - 「にじさんじ」公式のファンクラブである「にじさんじ FAN CLUB」の提供を開始
2021年4月 - アイドルYouTuberグループ「SLEE」を株式会社yokazeへ事業譲渡
2021年5月 - 事業拡大に伴い、社名をANYCOLOR株式会社に変更
2021年6月 - バーチャルライバー・タレント育成プロジェクト「バーチャル・タレント・アカデミー」募集開始
2021年11月 - 「バーチャル・タレント。アカデミー」本格始動、候補1期生活動開始
2021年12月 - VRキャラクター✖コミュニケーションサービス「ユメノグラフィア」サービス終了
2022年6月 - 東京証券取引所グロース市場に新規上場
2023年6月 - 東京証券取引所プライム市場へ区分変更
事業内容
ANYCOLORは、以下の3つのサービスを提供しています。
【単独事業】国内ライブS 13%、国内コマース 39%、国内イベント 6%、国内プロモーション 14%、NIHISANJI EN 25%、他 2%
【海外】25%
にじさんじプロジェクト
多種多様なインフルエンサーが所属するVTuber/バーチャルライバープロジェクトであり、各種イベントやグッズ・デジタルコンテンツの販売、楽曲制作などを通じて次世代のエンタメを加速させていくことを目的としています。
現在、約150名の所属ライバーが個性を存分に活かし、YouTube等の動画配信プラットフォームにて活動しています。
（引用：ANYCOLOR公式HP）
海外VTuber事業
VTuber事業を広く海外に展開し、世界各国にローカライズすることで熱量の高いグローバルファンの獲得を目指しています。
現在、英語圏および中国に展開。
各国のネットワークを活かし、日本のエンタメコンテンツを世界へ届ける架け橋となることを目的としています。
（引用：ANYCOLOR公式HP）
メディアミックスプロジェクト
VTuber/バーチャルライバーと融合した作品を創出していくプロジェクトであり、次世代のエンタメの先駆けを目指し、あらゆるメディアでコンテンツを展開しています。
（引用：ANYCOLOR公式HP）
時価総額
ANYCOLORの時価総額は1,983.29億円です。（2024年3月14日現在）
社員の状況
従業員数：単体 323名（臨時30名）
連結 0名
平均勤続年数：1.90年
平均年齢：30.40歳
平均年収：510万円
業績
2023年6月14日に発表された2023年4月期の決算短信は以下です。
個別売上高は前期比78.9%増、経常利益は127.7%増の94億4,800万円となっています。
売上高営業利益率は、前年の29.59%から37.13%と改善しました。
（引用：ANYCOLOR公式HP）
2024年4月期の連結業績予想は増収増益になります。
次に、2024年3月14日に発表された2024年4月期の3Q決算の結果です。
個別売上高は前年同期比19.9%増、経常利益は19.5%増の90億2,000万円となっています。
売上高営業利益率は、前年同期の38.69%から38.85%と横ばいでした。
第3四半期時点の経常利益の進捗率は71.02%でした。
計画に対して、業績の進捗はやや遅れぎみです。
適時開示情報
2024年3月14日 2024年4月期 第3四半期決算短信
2023年12月18日 自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ 1.43%
2023年12月14日 2024年4月期 第2四半期決算短信
2023年9月14日 2024年4月期 第1四半期決算短信
2023年6月14日 2023年4月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
配当は出していません。
2023年4月 0.00% 0.0%
2024年3月 0.00%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
ANYCOLORは、4月と10月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/4/25(木)、2024/10/29(火)です。
権利落ち日は、2024/4/26(金)、2024/10/30(水)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上場から間もないもで少ないデータですが、上場後は大きく上昇し、その後大きく下落、直近は少し戻した状況です。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、下落・上昇を交えながら、3,500円前後で横ばいです。
過去6か月チャート
株価指標
PER（株価収益率＝株価が純利益に対して何倍か） 29.84倍 （予 22.21倍）
PBR（株価純資産倍率＝株価が1株当たりの純資産の何倍か） 11.15倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、非常に割高といえます。
EPS（1株当たりの純利益） 107.39 （予 142.49）
BPS（1株当たりの純資産） 283.74
ROE（自己資本利益率） 50.53% （予 50.22%）
ROA（純資産利益率） 36.26% （予 40.74%）
（引用：ANYCOLOR公式HP）
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。
自己資本比率 79.4%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は年々伸びており、成長企業といえます。
利益率も30%程度と非常に高く、将来性も非常に高いと思います。
一方、株価は上下動をしながら、緩やかに上昇しています。
配当はないため、キャピタルゲイン一択です。
ライバルも少なく、売上はさらに拡大することを期待できるので、長期投資をするのが最良と思います。
非常にユニークな事業で、大化けする可能性のある銘柄だと思います。
ただし、売上が鈍化した場合にはかなり売られると思いますので、売上の鈍化するタイミングの見極めが重要になってきます。
小型の銘柄ではないですが、ポジティブなニュースが出れば株価は急騰するでしょう。
短期でポジティブなニュースを待つものありだと思います。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績：◎
安全性：◎
成長・将来性：◎
収益性：◎
規模：△
割安度：✖
値動き：〇
高配当投資：✖
長期投資（値上がり益）：◎
短期投資：〇
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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