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【投資】日本株投資 デイトレードのメリット・デメリット・注意点

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は日本株投資を18年間ほど続けています。

 

日本株投資と言っても、長期投資、積立投資、短期投資、デイトレードインデックス投資、高配当株投資など、様々な投資スタイル・投資の種類があります。

ちなみに、私が行っていた日本株投資は、短期投資、デイトレードです。

今回は、デイトレードを中心に、特徴やメリット・デメリット、私の経験について書いていきたいと思います。

 

投資初心者の方や、これからデイトレードをやっていこうと思っている方におすすめの記事となります。

 

 目次

 

デイトレードとは?

株式を買ったその日のうちに同じ銘柄を売却することや、売りから入った注文をその日のうちに買い戻すことをいいます。

取引を翌日に持ち越さないことがデイトレードの特徴です。

日を跨がないということが、大けがしないポイントといえます。

 

1回の取引で大きく利益を狙うというよりは、小さな利益をコツコツと積み重ねていく取引方法のため、相場の動きをよく見ながらスピーディーに売買を行う必要があります。

 

 

デイトレードの特徴

デイトレードの特徴について、以下で確認していきましょう。

 

銘柄選びがポイント

デイトレードを目的に株式投資を行う場合は、銘柄選びがポイントになります。

中長期で保有すれば株価上昇が期待できる優良株であっても、1日の値動きが大きくなければデイトレードには適していません。

 

その日のうちに売り買いを行う必要があるので、ある程度値動きしやすい銘柄の方が望ましいです。

時価総額の大きい大型株よりは、それほど時価総額の大きくない小型株の方が何か材料が出た場合の値動きが大きくなります。

 

あまりにも時価総額が小さすぎると、1日の売買高が小さいために売りたい時に売れないという事態も発生しかねないので、ある程度流動性を持っていることも重要です。

 

 

損切り利食いのタイミングが重要

デイトレードの場合は、損を覚悟で決済する「損切り」のタイミングと、利益を確定させる「利食い」のタイミングが非常に重要です。

損切りがなかなかできずに、どんどん含み損が大きくなってしまうということもよくあることです。

 

「〇%損が出たら決済する」、「〇円を下回ったら反対売買を行う」というように、事前に自分でルールを決めておくことが大事です。

 

また、保有している銘柄が値上がりしている場合も、売却して初めて利益が確定します。

「もうちょっと保有し続けたらもっと上がるかも…」と、なかなか利益を確定できないのも問題です。

損切りのタイミングと同じように、事前に利食いのポイントを定めておくと取引がスムーズに行えます。

 

デイトレードは1つの銘柄で大きく利益を上げるよりも、何度も利益を積み重ねていくことが重要だということを理解しましょう。

 

 

他の投資手法との比較

デイトレードは1日で取引を完結させる超短期売買ですが、デイトレード以外の取引方法についても確認しておきましょう。

 

投資する期間で分類すると、デイトレード以外には、以下のような投資手法があります。

 

短期投資(スイングトレード

数日~1週間程度で取引を終える短期売買のことです。

市場全体の動きを見るというよりは、個別の企業の株価の動きを分析する「テクニカル分析」という方法を用いて投資を行うことが多いです。

 

テクニカル分析」とは、過去の値動きをチャートで表して、そこからトレンドやパターンなどを把握し、今後の株価、為替動向を予測するものです。

チャートは取引の結果としてできたものであり、過去にも似たようなパターンがあれば、将来も同じようなパターンになる可能性が高いと予測します。

 

中長期投資

一定期間保有し続けることで利益を上げようとする投資手法のことです。

短期的な株価の値上がり・値下がりよりも、株式そのものの業績等に注目することが重要です。

株式市場全体においてその企業の状況がどうかを判断する「ファンダメンタル分析」が有効です。

 

ファンダメンタル分析」とは、相場の大きな方向性を掴むために景気動向・金融政策・財政政策等の変化が市場全体にどのような影響を及ぼすのかを分析するものです。

 

 

 

デイトレードのメリット・デメリット

デイトレードにはメリットとデメリットの両面があります。

よく確認した上で、自分に合った取引手法を選びましょう。

 

デイトレードのメリット

デイトレードのメリットは以下の3点があります。

  • 業績発表や経済統計発表による株価変動のリスクを下げられる
  • 短期間で効率良く資金を運用できる
  • 運用方法やマーケット環境にとっては少額からでも始められる

 

業績発表や経済統計発表による株価変動のリスクを下げられる

企業の決算発表や政府の経済関連発表は、その日の取引が終了した後の時間で行わfれることがほとんどです。

そのため、決算発表の良し悪しによって、翌日の株価が大きく変動することもあります。

デイトレードの場合は、その日のうちに取引を終了させているので、取引時間外の企業の動きの影響を受けるリスクを下げることができます。

つまり、大けがを避けられるということです。

 

短期間で効率良く資金を運用できる

デイトレードを行う場合は、小さな利益を決済し、1日で何度も取引を繰り返します。

少しの利益であっても売買を繰り返すことによって、効果的に資金を運用できます。

相場の動きによっては数秒単位で決済を行うこともあり、スピード感が重要です。

このように短い時間での利益を生み出すことができる可能性があるのが、デイトレードの魅力です。

 

運用方法やマーケット環境にとっては少額からでも始められる

デイトレードは、小さな利益を積み重ねて一定の利益を上げる手法です。

そのため、少額からコツコツと投資を行うことも可能です。

 

しかし、手元の資金が少ないと1回の損失で自己資金の大半を失うリスクがあることや、大きな利益を上げるまでに時間がかかる可能性がある点には注意が必要です。

 

 

デイトレードのデメリット

デイトレードのデメリットは以下の2点があります。

  • 日中相場に張り付いている必要がある
  • 取引手数料の影響をもろに受ける

 

日中相場に張り付いている必要がある

デイトレードは、平日の日中に売買のタイミングを図って取引を行うため、会社で働いている人には難しい部分もあります。

しかし、取引ツールを使えば、自動注文でデイトレードを行うこともできます。

事前に買いや売りのタイミングを指示しておくことで、取引時間内に注文を執行してくれるツールもあるので、ご自身の状況に合わせて使ってみましょう。

 

取引手数料の影響をもろに受ける

デイトレードは1日に何度も取引する必要があるため、取引ごとに手数料が発生する場合は注意が必要です。

1日あたりの取引手数料が定額で決まっている証券会社や、取引手数料が格安の証券会社を選ぶと良いでしょう。

取引手数料がかかってしまうと、1回あたりの取引の利益分を手数料でほとんど持っていかれてしまうということになりかねません。

 

 

 

私の直近のトレード

私は長期投資もやっていますが、短期投資(スイングトレード)、デイトレードも行っています。

先週は、短期投資とデイトレード分で+32万円でした。

これはできすぎですが。。。

 

私の先週のトレードを参考に載せておきます。

 

  銘柄名   取引 買/売 売買単価 数量 収支
持ち越し M-マネー 3994 3525 300  
持ち越し アスカネット 2438 1170 1000  
2022/9/12 M-マネー 3994 3575 300 13277
2022/9/12 エイチーム 3662 862 1400  
2022/9/12 エイチーム 3662 864 200 314
2022/9/12 エイチーム 3662 864 600 936
2022/9/12 エイチーム 3662 864 100 158
2022/9/12 エイチーム 3662 864 500 776
2022/9/12 エイチーム 3662 866 1400  
2022/9/13 エイチーム 3662 845 1400 28730
2022/9/13 M-マネー 3994 3700 300  
2022/9/13 アスカネット 2438 1183 100 1131
2022/9/13 アスカネット 2438 1183 100 1132
2022/9/13 アスカネット 2438 1183 100 801
2022/9/13 アスカネット 2438 1183 400 4523
2022/9/13 アスカネット 2438 1183 100 1131
2022/9/13 アスカネット 2438 1183 200 2263
2022/9/13 M-マネー 3994 3665 200 6626
2022/9/13 M-マネー 3994 3665 100 3313
2022/9/13 アスカネット 2438 1117 1100  
2022/9/13 アスカネット 2438 1149 1100 34580
2022/9/13 アスカネット 2438 1148 1100  
2022/9/13 アスカネット 2438 1110 1100 41234
2022/9/13 M-マネー 3994 3705 400  
2022/9/14 M-マネー 3994 3435 400 107343
2022/9/14 M-マネー 3994 3445 400  
2022/9/15 M-マネー 3994 3525 100 7739
2022/9/15 M-マネー 3994 3525 300 23215
2022/9/16 WSCOPE 6619 2605 500  
2022/9/16 WSCOPE 6619 2698 500 45874
合計           325096

 

基本的にはリスクをとりたくないのでデイトレードですが、直近1週間以内くらいで利益をとれる可能性が高いと予測したら、持ち越しをしたります。

リスクが少しでもあれば、たとえマイナスでも持ち越さずに売却します。

 

私がデイトレードするときに気にすることは、リスクの高い銘柄は売買しないこと、必要以上の利益を求めないことです。

リスクの高い銘柄とは、値動きが不自然・激しすぎるもののことをいいます。

例えば、会社の実力以上に株価が上がり続けている、下がり続けているものであったり、前日や当日に会社発表があり、株価が上下しているものです。

 

1年に何回か、株価が数倍になる株があります。

期待が期待を呼んで、思惑も重なり、会社の実力以上に株価はどんどん上がります。

 

そういう株に最初から乗れる方はそれでよいと思いますが、普通の人はある程度株価が上がってから株を購入します。

そういう株は、下がる時は一気に暴落します。

必要以上の利益を求めているため、また戻って何倍にもなるだろうと思っているうちに、株価は何分の1になります。

 

私も若い時は、こういう株を好んで購入していましたが、必ず暴落するとは言いませんが、何度も立ち直れないほどの損失を出しました。

デイトレードでコツコツ利益を積み上げてきたものを、1回のトレードで利益がなくなり、損失に変わります。

そのため、リスクの高い銘柄には注意をするようになりました。

 

 

 

今回の戒め

先週トレードしたダブル・スコープという株ですが、調査が不足していてリスクの高い銘柄とは認識せずに、良い値動きをしていたのでトレードしていました。

16日の午前中に買って売ったので、私には影響はありませんでしたが、16日の午後にいきなりストップ安まで急落しました。

(16日午後に、韓国メディアから子会社上場の公募価格が想定以下という記事が出回ったため)

少し欲を出して午後まで持ち越していたら、ストップ安まで売れずに持っていた可能性があり、大きな損失を被ることになるところでした。

 

以下は、1週間のダブル・スコープのチャートです。

 

 

その日の夜間取引でも、さらにストップ安付近まで株価が急落しています。

(9/20に、夜間取引の株価まで必ず下がるということはありません。)

 

 

以下は、6か月のチャートになりますが、ほぼ右肩上がりに値上がりしてきています。

それが1日の夜間取引も含めて、株価は2/3になっています。

 

長期間、ゆっくり値上がりしてきただけに、下がる時は一気に急落します。

長期間値上がりしてきた株が突然急落すると、みんな逃げたくなるものです。

そのため、こうなってくるとどこまで値下がりするかわかりません。

 

 

ダブル・スコープは、リチウムイオン電池用の絶縁材メーカーです。

これから延びる可能性が高い業界で、実際業績も2022年12月期は大幅黒字転換を果たして、2023年12月期は増収増益できる見込みです。

とても将来性が高い企業だと思います。

 

 

基本的には、株価は業績に連動しますが、特に中小型株は、業績だけではなく、将来性が大きく株価に連動します。

また、ニュースや環境の影響を大きく受けます。

 

 

このようなリスクを理解した上で、デイトレードするようにしましょう。

私の経験では、自分が余裕を持ってリスクを許容できる範囲でトレードすることが利益をコンスタントに生み出せることにつながると思っています。

大きく利益を取ろうとして、自分の許容できないほどのリスクを抱えてトレードすると、トレードに余裕がなくなり、適切なタイミングで損切りできなかったり、大きな損失を抱えたりします。

 

そうならないように、自分なりのトレードのルールを決めて、必ず守るようにしましょう。

 

今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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