こんばんわ、ToMO(@tomo2011_08)です。
前回は、米ドル建一時払い生命保険の解約について書かせて頂きました。
その続編を書かせて頂きます。
前回の記事を見ておられない方は、以下を先に読んで頂くことをおすすめします。
市場価格調整の意味を知りたい方、保険の解約を検討されている方におすすめの記事となります。
目次
解約金発表!
昨日、”メットライフ生命”さんから解約手続きの書類が送付されてきました。
ドキドキしながら、解約したときの払戻金額が書いている場所を探しましたが、どうやら書いていないようでした。
仕方ないので、”メットライフ生命”さんに本日電話で問い合わせを行いました。
払戻金額は、”保険の窓口”さんで告げられた金額と同じ350万円とのことです。(私の想定より80万円少ない)
返戻金の計算方法
私は、2020年10月時点に送付されてきた書類の解約返戻金(約430万円)を伝えて、なぜ大幅に低くなっているのかを尋ねました。
書類に書かれていた金額も、それから時間が経過しているため現段階ではさらに増えているはずです。
さらに、最近の円安の影響で、円に換算するとさらに増えるはずです。
2020年10月時点の解約返戻金より返ってくる金額が少なくなる要素はないのです。
その質問に対して、担当の方は調べて折り返すとのことでしたので、電話を待ちました。
その3時間後に電話があり、回答を頂きました。
まず、積立金自体は米ドルで運用されているわけなので、2020年10月時点の書類に書かれている米ドルの金額から少し増えていました。
円安なのでドルから円に替えるレートは、2020年10月時点の書類の為替レートより良いです。
ここまでは、私の想定通りでした。
それとは別に、市場価格調整額というものがあり、それが大きく違っていました。
2020年10月時点は約8,000ドル(100万)で、現在は約1,000ドル(13万)でした。
この市場価格調整額が積立金に足されて、それを円に変換した額が返ってくる金額だということでした。
確かに私が計算した額と担当の方から聞いた額の差分と、市場価格調整額の差分が一致しています。
市場価格調整額とは?
担当者さんから電話で聞いてもよく分からなかったので、あとでネット調べた結果、以下のようなことらしいです。
市場価格調整とは、保険を途中で解約した場合に戻ってくる解約返戻金が、市場金利によって増減する仕組みのことです。
一般的に定額年金や定額保険を解約した場合に適用されます。
保険を契約したときと、解約したときの市場金利を比較して、解約返戻金に反映されます。
つまり、契約時よりも解約時の市場金利が高くなった場合は、解約返戻金が減少し、低くなった場合には、解約返戻金が増加するということです。
確かにアメリカの金利は上昇していますので、解約返戻金が減少していることも納得です。
それが理由で、今円安になっているわけですが。。。
結局保険はどうするのか?
今回円安ということで、米ドル建て保険の解約を検討しました。
為替レートだけが解約返戻金に影響されると思っていましたが、今回金利にも影響されるということで、とても勉強になりました。
やはり契約前にしっかり勉強しておくべきでしたね。(反省)
結局保険はどうするのかという点で言うと解約します。
なぜかというと、今更ですが米ドル建一時払い生命保険の一時払いという点が良くないと感じました。
一時払いだと、支払った時点の為替レートや金利に解約返戻金が左右されます。
この変化が激しく何が起こるか分からない時代に、これはリスクが大きすぎると感じました。
米ドル建ては良いとしても、積立方式が賢いやり方だと思います。
なぜ積み立て方式が良いのかというと、一時的な為替レートや金利に解約返戻金が左右されなくなるからです。
私は今の時点で解約しても、契約時より50万円多い金額を受け取ることができますが、この先はもしかすると、契約時の金額を割ることも考えられます。
解約しないということも考えられますが、先のことは分かりません。
解約したくなったときに、契約時より少ない金額で解約できないということもありうります。
そのようにならないためにも、自分の資産として長期投資、複利の力で運用することで、私が亡くなっても家族が生活に困らない金額に育てるつもりです。
長期投資や複利の力については、以下の記事をお読みください。
では、本日はこれで終わらせて頂きます。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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