社畜から経済的自立(FIRE)を目指す(ToMO Blog)

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【株式銘柄徹底分析】物語コーポレーション(3097)~焼肉きんぐ 食べ放題 和食 ラーメン 中部地盤 成長企業 株主優待~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、食べ放題「焼肉きんぐ」が主力で、直営・FCで郊外に出店、和食食べ放題やラーメンも展開する物語コーポレーションについて調査をしました。

 

www.monogatari.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年9月16日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:物語コーポレーション公式HP)

 

物語コーポレーションは、食べ放題「焼肉きんぐ」が主力で、直営・FCで郊外に出店、和食食べ放題やラーメンも展開する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

私たち物語コーポレーションは、「Smile & Sexy」の経営理念のもと、お客さまの心のリラックスを目指すとともに、自立した物語人の育成を目指し、事業活動を行っております。

 

1949年、物語コーポレーションは、おでん屋「酒房源氏」として創業いたしました。以来、今日まで変わらず、お客さまに笑顔になっていただき、お客さまの友達だと思っていただけるよう、元気いっぱいに店舗運営を行っております。とびっきりの笑顔と心からの元気をお客さまに届けたい、これは、私たち物語人全員の共通の願いです。

 

「ブランド価値」を生む源泉は、経営理念「Smile&Sexy」という云わば「自己実現」を目指す理念です。どんな人間が最もイキイキし、魅力的かを考えたとき、なりたい自分に向かって一生懸命な人、即ち、自己表現することを恐れずに自分らしく生きられている人だと私は思います。これを私たちは「Sexy」という言葉で表現しています。ただ、「Sexy」で在る為には、それを表現しても周りから愛される、応援される、そんな人間力が必要です。それを私たちは「Smile」という言葉で表現しています。「Sexy」である為に「Smile」を磨く。そのバランスを高めながら2つとも成長させていく為の日々の努力が、「成熟・自立した人間」への道だと考えています。


経営理念「Smile&Sexy」の体現により「人財力」が生み出され、そんな“人財”たちが自分の思うことを率直に表現し、議論を戦わせることにより、個々の「開発力」が育ちます。そして、「Smile&Sexy」 に生き、「人財力」と「開発力」を磨き上げることで得られる“自分物語が出来上がっていく充実感”が、ただの笑顔と元気を「とびっきりの笑顔と心からの元気」に昇華させます。そんな「個」の魅力があふれる人が増え、たくさんの人と関わる中で生まれる好循環は、「何時どの店に行っても、笑顔と元気になれる」という「ブランド価値」を作り上げるとともに、間違いなく世の中をイキイキさせます。これこそが、私たちが目指すべき究極のサステナビリティであり、この実現を目指してまいります。

 

(引用:物語コーポレーション公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1949年12月 - 愛知県豊橋市広小路におでん割烹『酒房源氏』を創業

1969年9月 - 株式会社げんじを設立

1989年2月 - 『しゃぶ&海鮮 源氏総本店』(現・『しゃぶしゃぶとかに 源氏総本店』)を豊橋市向山町にオープン

1990年12月 - 『大衆活魚料理店 源氏本店』を豊橋市松葉町に移転・拡張・業態転換し、店名を『魚貝三昧 げん屋』とする

1992年5月 - 愛知県豊橋市向山町に本社を開設

1995年12月 - 焼肉店1号店『焼肉一番カルビ』曙店を愛知県豊橋市にオープン

1997年6月 - 株式会社げんじを株式会社物語コーポレーションに社名変更

1997年11月 - 本社(現在の豊橋フォーラムオフィス)を愛知県豊橋市西岩田に移転

1998年12月 - 焼肉業態のフランチャイズ1号店『焼肉一番カルビ』羽根店を愛知県岡崎市にオープン

2000年11月 - 東京都港区赤坂に東京本部を開設

2001年6月 - ラーメン業態の新業態店舗『丸源ラーメン三河安城店を愛知県安城市にオープン

2002年5月 - ラーメン業態のフランチャイズ1号店『丸源ラーメン桶狭間店を愛知県名古屋市にオープン

2002年10月 - 焼肉業態の新業態店舗『焼肉一番かるび』つきみ野店を神奈川県大和市にオープン

2004年7月 - 本社敷地内にテストキッチンを開設

2005年11月 - ラーメン業態の新業態店舗『二代目丸源』一宮店を愛知県一宮市にオープン

2005年12月 - お好み焼業態の新業態店舗『お好み焼本舗』相模原店を神奈川県相模原市にオープン

2006年7月 - お好み焼業態のフランチャイズ1号店『お好み焼本舗』新潟近江店を新潟県新潟市にオープン

     東京本部を東京都品川区東五反田に移転

2007年3月 - 焼肉業態の新業態店舗『焼肉きんぐ』御経塚店を石川県野々市市にオープン

2008年3月 - ジャスダック証券取引所東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場(2010年8月上場廃止

2010年6月 - 東京証券取引所 市場第二部に株式を上場

     フランチャイズ店舗100店を達成

2011年6月 - 東京証券取引所 市場第一部に指定替え

2011年7月 - 中華人民共和国香港特別行政区に物語香港有限公司を設立

製麺工場「物語フードファクトリー」を愛知県小牧市に開設

2011年11月 - 中華人民共和国に、現地法人 物語(上海)企業管理有限公司を設立

2012年4月 - ラーメン業態100店舗を達成

     直営100店舗を達成

2012年5月 - 東京本部を東京都港区南青山に移転(現在の東京フォーラムオフィス)

2012年6月 - 和食業態の新業態店舗『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』多摩境店を東京都町田市多摩境にオープン

2012年10月 - 海外初出店『鍋源(GUO YUAN) 』を中華人民共和国・上海にオープン

2013年3月 - 焼肉業態100店舗を達成

2013年11月 - 大阪市淀川区に大阪フォーラムオフィス、福岡市博多区に福岡フォーラムオフィスを開設

2014年12月 - 国内300店舗を達成

2015年3月 - 焼肉業態の新業態店舗『熟成焼肉 肉源』赤坂店を東京都港区にオープン

2015年4月 - 和食業態のフランチャイズ1号店『寿司・しゃぶしゃぶ ゆず庵』豊田豊栄店を愛知県豊田市にオープン

2015年8月 - 海外の新業態店舗『北海道 蟹の岡田屋総本店』を中華人民共和国・上海にオープン

2016年2月 - 焼肉業態の新業態店舗『あみやきホルモン 源の屋』人形町店を東京都中央区にオープン

2016年4月 - 全国47都道府県すべてに出店

2017年4月 - 愛知県名古屋市に名古屋フォーラムオフィスを開設

2017年7月 - ラーメン業態の新業態店舗『熟成醤油ラーメン きゃべとん』草間店を愛知県豊橋市にオープン

2018年2月 - 海外の新業態店舗『薪火焼肉 源の屋総本店』第一百貨店を中華人民共和国・上海にオープン

2018年7月 - アジア地域統括子会社Storyteller株式会社を愛知県豊橋市に設立

2019年4月 - 焼肉業態の新業態店舗『牛たん大好き 焼肉はっぴぃ』人形町店を東京都中央区にオープン

     タレ調味料製造工場「物語フードラボ」を愛知県小牧市に設立

2019年8月 - 国内500店舗を達成

2019年9月 - 海外の新業態店舗『焼肉王』第一百貨店を中華人民共和国・上海にオープン
      物語香港有限公司清算

     東京都港区南青山に「東京フォーラム ミーティングコンプレックス」を開設

2021年4月 - 焼肉業態の新業態店舗『焼肉 かるびとはらみ』を埼玉県ふじみ野市にオープン

2021年8月 - 初のファストカジュアル業態『焼きたてのかるび』を愛知県豊橋市にオープン

2022年4月 - 東京証券取引所プライム市場へ移行

2022年11月 - 海外の新業態店舗『肉肉大米』美羅城店を中華人民共和国・上海にオープン

2023年5月 - インドネシアで「PT.Prospect Motor」ならびに「兼松株式会社」と「PT.Agrapana Niaga Gemilang」に係る合弁契約の手続き完了

2023年6月 - カフェ&ショップ業態『果実屋珈琲』を東京都調布市にオープン

     ラーメン業態『濃厚中華そば 餃子 丸福』を愛知県豊橋市にオープン

2023年7月 - 焼肉のファストカジュアル業態『焼きたてのかるび』をインドネシア ジャカルタにオープン

2024年5月 - 中華人民共和国香港特別行政区に、現地法人 物語香港有限公司を設立

2024年7月 - 東京本部を東京都港区北青山に移転

 

事業内容

物語コーポレーションの事業は、飲食店の運営です。

 

【連結事業】直営店・焼肉 51%、同・ラーメン 17%、同・お好み焼 2%、同・ゆず庵 17%、同・専門店 4%、フランチャイズ 6%、他 3%

 

焼肉部門

(引用:物語コーポレーション公式HP)

 

ラーメン部門

(引用:物語コーポレーション公式HP)

 

お好み焼部門

(引用:物語コーポレーション公式HP)

 

ゆず庵部門

(引用:物語コーポレーション公式HP)

 

焼きたてかるび部門

(引用:物語コーポレーション公式HP)

 

専門店・新業態部門

(引用:物語コーポレーション公式HP)

 

時価総額

物語コーポレーション時価総額1,308.7億です。(2024年9月16日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 1,581名(臨時7,782名)

     単体 1,401名(臨時7,486名)

平均勤続年数:5.58年

平均年齢:32.92歳

平均年収:492万円

 

 

業績

2024年8月9日に発表された2024年6月期の決算短信は以下です。

連結売上高は16.1%増で、経常利益は19.5%増の85億8,200万円となっています。

売上高営業利益率は前年の7.81%から7.62%と横ばいでした。

 

 

2025年6月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年8月9日 2024年6月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年1.0%前後の配当を出しています。

 

2014年6月 1.14%  16.2%

2015年6月 1.29%  25.2%

2016年6月 1.06%  24.0%

2017年6月 1.22%  20.2%

2018年6月 0.71%  20.1%

2019年6月 1.05%  18.4%

2020年6月 1.13%  125.2%

2021年6月 0.80%  26.5%

2022年6月 1.11%  21.0%

2023年6月 0.77%  20.5%

2024年6月 0.94%  20.2%

2024年10月 0.92%

 

(引用:物語コーポレーション公式HP)

 

株主優待は、株主様ご優待お食事券の贈呈です。

権利確定月は、6月・12月末日です。

 

100株以上 3,500円相当

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

物語コーポレーションは、6月と12月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、2023年までは上昇傾向が続いていましたが、それ以降は下落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、5月までは下落傾向が続いていましたが、それ以降横ばいです。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  22.76倍 (予 20.30倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  4.41倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 158.14 (予 177.33)

BPS(1株当たりの純資産) 816.16

 

ROE自己資本利益率) 19.39% (予 21.73%)

ROA(純資産利益率) 9.16% (予 10.28%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 47.2%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

信用倍率 11.22倍(2024年9月27日現在)

 

比較される銘柄

安楽亭(7562)

tomokutchi.hatenablog.com

tomokutchi.hatenablog.com

 

まとめ

売上・利益は年々伸びており、成長企業といえます。

2025年6月期は増収増益予想です。

 

一方、株価は2023年まで上昇が続いていましたが、それ以降は下落しています。

業績は成長しており、株価も上昇が続いていたので、長期投資するのが最良でしょう。

店舗を利用する方にとって株主優待は魅力的なので、株主優待を狙っても良いです。

 

大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:〇

規模:〇

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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