こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私は、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。
また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。
今回は、製粉で圧倒的トップ、パスタ類も強く、海外M&Aを積極化する日清製粉グループ本社について調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年9月17日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:日清製粉グループ本社公式HP)
日清製粉グループ本社は、製粉で圧倒的トップ、パスタ類も強く、海外M&Aを積極化する会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価の構成銘柄の1つ
当社は1900年(明治33年)の創業以来、「信を万事の本と為す」と「時代への適合」を社是とし、「健康で豊かな生活づくりに貢献する」ことを企業理念として、事業を通じて社会貢献を果たし、120年以上にわたり、国内食品産業において確固たる地位を築いてまいりました。
持株会社である日清製粉グループ本社のもと、製粉、加工食品、健康食品、酵母・バイオ、中食・惣菜、エンジニアリング、メッシュクロスの7つの各事業が総合力を発揮することで多くの事業・領域でナンバーワンを実現するとともに、グローバル展開に向けた取組みも積極的に推進しております。
2022年に策定した中期経営計画は2026年度を最終年度としており、当社グループが中期的に目指す姿をステークホルダーの皆様にお示ししました。
具体的には、「信を万事の本と為す」「時代への適合」を社是に、「健康で豊かな生活づくりに貢献する」を企業理念として、事業を通じて社会貢献を果たし、食の中心企業として成長を継続することを掲げました。
それを実現するために、「事業ポートフォリオの再構築によるグループ成長力の促進」「ステークホルダーとの関係に対する考え方を明確にした経営推進」「ESGを経営方針に取り込み、社会の動きに合わせて実行」の3つの基本方針のもと、スピード感をもって経営戦略を実行しています。
当社グループは、引き続き小麦粉をはじめとする「食」の安定供給を確保し、各事業におきまして安全・安心な製品をお届けするという使命を果たしてまいります。
また、ESG(環境、社会、ガバナンス)を経営方針に取り込むことで、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
これからも、企業価値の極大化に努め、ステークホルダーの皆様から支持され続ける企業グループを目指してまいります。
社是は「真を万時の本と為す」「時代への適合」、
企業理念「健康で豊かな生活づくりに貢献する」です。
(引用:アマダ公式HP)
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沿革
当社の前身は、1900年(明治33年)小麦粉の製造及び販売を主な事業目的として創立された館林製粉株式会社で、1908年(明治41年)日清製粉株式会社を合併し、社名を日清製粉株式会社と改めました。
その後、多くの工場の新設、買収又は合併を行って経営規模を拡大し順調な発展を続けました。
戦後は工場設備の充実合理化を進めるとともに事業の多角化にも取り組み、加工食品、配合飼料、ペットフード、医薬品、エンジニアリングなどの事業を加えた企業グループを形成してまいりました。
2001年(平成13年)7月には「製粉」「食品」「配合飼料」「ペットフード」「医薬」の各事業を分社し、各事業会社の株式を100%保有する持株会社(株式会社日清製粉グループ本社)となり、新しいグループ体制に移行しました。
▼クリックで詳細表示
1900年10月 - 群馬県館林町(現 館林市)に「館林製粉株式会社」創立
1908年2月 - 日清製粉株式会社を合併し、社名を「日清製粉株式会社」に改める
1926年2月 - 鶴見工場完成
1934年 - 「日本篩絹株式会社」(株式会社NBCメッシュテックの前身)を設立
1949年 - 第2次大戦で罹災した工場の復旧、増設をほぼ完了
1949年5月 - 東京証券取引所に株式を上場
1961年2月 - 直系会社「日清飼料株式会社」より配合飼料の製造、研究部門を譲受け
1963年9月 - 埼玉県大井町(現 ふじみ野市)に「中央研究所」完成、本社や大阪の研究所を集結
1965年7月 - 「日清長野化学株式会社」の全株式を取得し、同社の社名を「日清化学株式会社」に改める
1965年10月 - 直系会社「日清フーズ株式会社」よりプレミックス類の製造、研究部門を譲受け
1966年12月 - 米国のDCA Food Industries Inc.との共同出資により「日清ディー・シー・エー食品株式会社」(日清テクノミック株式会社に商号変更)を設立
1968年2月 - 名古屋工場内に食品工場完成
1970年10月 - 「日清ペット・フード株式会社」を設立
1972年4月 - 「日清エンジニアリング株式会社」を設立
1978年4月 - 「フレッシュ・フード・サービス株式会社」を設立
1987年10月 - 「日清フーズ株式会社」、「日清化学株式会社」を吸収合併
1988年3月 - タイ国において合弁会社「Thai Nisshin Seifun Co., Ltd.」を設立
1989年1月より操業開始
1989年9月 - カナダの製粉会社「Rogers Foods Ltd.」を買収
1989年10月 - 「中央研究所第二研究所」を栃木県西那須野町(現 那須塩原市)に移転し、「那須研究所」と改称
1990年9月 - 千葉製粉工場Dミル増設
1991年8月 - タイ国において合弁会社「Nisshin-STC Flour Milling Co., Ltd.」を設立
1993年3月より操業開始
1994年9月 - 東灘製粉工場Cミル増設
1996年4月 - 杏林製薬株式会社との合弁会社「日清キョーリン製薬株式会社」の運営開始(2008年10月に合弁パートナーである杏林製薬株式会社と合併)
1996年10月 - 米国において「Medallion Foods,Inc.」を設立
1997年10月 - 新たに設立した「日清フーズ株式会社」に冷凍食品事業を移管
1998年3月 - 本店を東京都千代田区に移転
1999年4月 - 「日清テクノミック株式会社」を吸収合併
1999年10月 - 「株式会社三幸」に経営参加
2001年7月 - 全事業を分社し、持株会社「株式会社日清製粉グループ本社」と事業会社「日清製粉株式会社」「日清フーズ株式会社」「日清飼料株式会社」「日清ペットフード株式会社」「日清ファルマ株式会社」の新しい体制に移行
2002年4月 - 中国において「青島日清製粉食品有限公司」を設立
2002年10月 - 「日清製粉株式会社」鶴見工場Gミル増設
2003年4月 - 「オリエンタル酵母工業株式会社」の株式を追加取得し連結子会社化
2003年10月 - 「日清飼料株式会社」と丸紅飼料株式会社との経営統合による「日清丸紅飼料株式会社」(持分法適用関連会社)の運営開始
2004年3月 - 「イニシオフーズ株式会社」を設立
2004年12月 - 「Rogers Foods Ltd.」はカナダのチリワック市に新製粉工場を竣工
2005年7月 - 中国において「新日清製粉食品(青島)有限公司」を設立
2007年4月より工場本格稼働
2005年10月 - 「イニシオフーズ株式会社」が「株式会社三幸」を吸収合併
2005年11月 - 中国において株式会社ニチレイとの合弁会社「錦築(煙台)食品研究開発有限公司」を設立
2006年10月から運営開始
2007年6月 - 「新日清製粉食品(青島)有限公司」が「青島日清製粉食品有限公司」を吸収合併
2008年1月 - タイ国において「Thai Nisshin Technomic Co., Ltd. R&D Office Center & Sales Office」を開設
2008年2月 - 中国において「東酵(上海)商貿有限公司」(日清製粉東酵(上海)商貿有限公司に商号変更)を設立
2008年9月 - 「日清製粉株式会社」東灘工場D・Eミル増設
2009年7月 - 「日清フーズ株式会社」館林工場プレミックスライン増設
2010年12月 - 連結子会社「オリエンタル酵母工業株式会社」及び「株式会社NBCメッシュテック」に対し、公開買付け等を実施し、100%子会社化
2011年5月 - 「阪神サイロ株式会社」の株式を追加取得し連結子会社化
2012年1月 - インドにおいて「Oriental Yeast India Pvt. Ltd.」を設立
2012年3月 - 米国の製粉会社「Miller Milling Company, LLC」を買収
2012年10月 - 「日清製粉プレミックス株式会社」を設立
2012年11月 - 群馬県館林市に「製粉ミュージアム」を開設
2012年12月 - 「トオカツフーズ株式会社」の株式を取得(持分法適用関連会社)
2013年2月 - ニュージーランドの製粉事業を取得し、「Champion Flour Milling Ltd.」として運営開始
2013年4月 - インドネシアにおいて「PT.Indonesia Nisshin Technomic」の事業を本格的に開始
2013年6月 - ベトナムにおいて「Vietnam Nisshin Seifun Co., Ltd.」を設立
2014年10月より操業開始
2014年2月 - 「日清製粉株式会社」福岡工場稼働
2014年5月 - 「Miller Milling Company, LLC」が米国の製粉4工場を取得
2014年6月 - トルコにおいて丸紅株式会社及びNuh'un Ankara Makarnasi Sanayi Ve Ticaret A.S.との合弁会社「Nisshin Seifun Turkey Makarna Ve Gida Sanayi Ve Ticaret A.S.」を設立
2015年5月より操業開始
2015年5月 - 「日清製粉株式会社」知多工場Cミル増設
「マ・マーマカロニ株式会社」神戸冷凍食品工場が稼働
2016年1月 - 「株式会社ジョイアス・フーズ」の株式を取得し、子会社化
2018年3月 - 「Nisshin-STC Flour Milling Co., Ltd.」がタイ国の製粉工場を取得
2018年6月 - ベトナムにおいて「Vietnam Nisshin Technomic Co., Ltd.」を設立
2019年1月 - 「Miller Milling Company, LLC」サギノー工場ライン増設
2019年4月 - 豪州の製粉会社「Allied Pinnacle Pty Ltd.」を買収
2019年7月 - 「トオカツフーズ株式会社」の株式を追加取得し連結子会社化
2020年3月 - 「日清ペットフード株式会社」のペットフード販売事業を譲渡
2021年3月 - 「日清ペットフード株式会社」における生産を終了し、ペットフード事業を終了
2022年1月 - 「日清フーズ株式会社」の商号を「株式会社日清製粉ウェルナ」に変更
2022年7月 - 中食・惣菜事業を統括する中間持株会社「株式会社日清製粉デリカフロンティア」を設立
2022年8月 - 「オリエンタル酵母工業株式会社」のインド子会社「Oriental Yeast India Pvt. Ltd.」イースト工場が稼働
2023年1月 - 「熊本製粉株式会社」の株式を取得し、子会社化
事業内容
日清製粉グループ本社は、以下の4つの事業からなります。
小麦の製粉から始まった多彩な事業を展開しています。
「健康」を支え「食のインフラ」を担うグローバル展開企業として、
人々の生活に貢献していきます。
【連結事業】製粉 53%、食品 23%、中食・惣菜 18%、他 5%
【海外】31%
製粉事業
グループの中核を担う製粉事業では、主要食糧の業務用小麦粉を中心に、ふすま・胚芽等の小麦連産品、ライ麦粉等の原料素材を供給しています。
製粉業界のリーディングカンパニーとして安定供給の責務を果たす一方、生産性向上の追求や、冷凍麺、ナポリピッツァ、つけ麺に代表される新しい食文化の創造等に取り組み、長年にわたり国内No.1のシェアを獲得しています。
また、提案力を磨き、多様化するニーズに応える高付加価値製品の開発と提供を進めるとともに、業務用のお客様向け会員制サイト「創・食Club」での情報提供等を通じて、高食物繊維小麦粉や全粒粉、ブラン関連商品の普及など、おいしさと健康に寄与する新たな市場創造にも挑戦しています。
強みである高い製粉技術を活かして他社との差別化を図り、また臨海大型工場への生産集約やAI等の新技術の活用によってローコストオペレーションの追求も続けることで、環境変化やグローバル競争に対応していきます。
(引用:日清製粉グループ本社公式HP)
食品事業
- 加工食品事業
加工食品事業では家庭用小麦粉のほか、家庭用・業務用のプレミックスやパスタ・パスタソースを中心に、バリエーション豊かな製品を「日清」「マ・マー」「青の洞窟」「ディ・チェコ」等のブランドで提供しています。
なかでも業務用プレミックスは、お客様のニーズに応じたブレンドが可能であり、国内外においてさまざまな食シーンを提案しています。
生産においては高水準かつグローバルな生産供給体制を追求。
国内では開発部署及び工場を一体としたISO22000を取得し、工場は定期的にAIBの監査(食品安全統合基準)を受審するなど、常に高い評価を獲得しています。
海外では、アメリカ・トルコ(パスタ)、タイ・ベトナム(パスタソース、業務用プレミックス)、中国(業務用プレミックス)と製品ごとに最適な体制を構築することでコスト競争力と収益基盤を強化しています。
(引用:日清製粉グループ本社公式HP)
- 酵母・バイオ事業
酵母・バイオ事業の1つ目の柱である酵母事業(食品事業)では、国内トップシェアの製パン用イーストに加えて、フラワーペースト、ベーカリー業界での利用にとどまらない総菜(調理フィリング)・マヨネーズ等、良質な食品素材を幅広く開発・提供。
「パンの窓を通して考える」をスローガンに、世界の食情報を独自に収集・分析し、パン市場の更なる活性化に努めるだけでなく、製菓業界、製麺業界、中食・外食業界にも貢献しています。
そして、もう1つの柱であり、酵母研究の成果を活かしたバイオ事業では、創薬研究の上流から下流までをカバーする多彩な製品・サービスをラインアップしています。
特に、酵素・補酵素をはじめとする診断薬原料等で高いシェアを有しており、国際宇宙ステーションで用いられる実験動物用の飼料・給餌器の開発等、最先端の研究活動にも参画しています。
(引用:日清製粉グループ本社公式HP)
- 健康食品事業
健康食品事業を担う日清ファルマ株式会社では、健康と安全を志向する社会のニーズに応えるため、健康食品や機能性食品素材に加え、医薬品原薬領域において高品質で安全な製品を供給しています。
1914年に開始した小麦の研究から始まり、現在では小麦研究から発展したビタミン研究、医薬品事業に携わりながら培った製剤技術や食品素材の精製技術等の固有技術やノウハウを活かし、新しい時代の健康ニーズに応える研究開発に挑戦し続けています。
また、生産工程においては、原材料の入荷から製造、保管、出荷にいたるすべての過程で製品が高品質かつ安全に保たれるよう厳重な管理を行っています。
(引用:日清製粉グループ本社公式HP)
中食・惣菜事業
当社グループが成長ドライバーと位置付けている中食・惣菜事業では、米飯類から調理パン、調理麺、一般惣菜、冷凍惣菜まで、すべての惣菜カテゴリーを供給する「フルラインアップ体制」を構築しています。
トオカツフーズは国内屈指の総合中食サプライヤーとしてコンビニを中心としたデリカ惣菜事業と宅配ルートを中心とした冷凍惣菜事業に強みがあり、ジョイアス・フーズはコンビニ向けの調理麺(そば・うどん・中華麺・生パスタ等)において業界トップクラスの生産・供給能力を有しています。
イニシオフーズは量販店や百貨店向けの和惣菜領域を担い、この3社で事業を展開することで、全国の食卓に多彩なおいしさを提供してきました。
2022年7月には3社を統括する日清製粉デリカフロンティアを設立し、より競争力のある事業体制を構築して更なる企業価値向上を図っております。
これまでも、これからも、お客様にもっと喜んでいただける中食・惣菜商品を「おいしく」「安全・安心」にお届けしてまいります。
(引用:日清製粉グループ本社公式HP)
その他事業
- エンジニアリング事業
エンジニアリング事業では、粉粒体ハンドリングをコア技術として、食品工場等のプラントエンジニアリング事業、自社開発した粉砕機や分級機等の機器製作販売事業、特徴ある自社機器を活用した粉体加工事業の3事業を中心に業容を拡大し、産業界のさまざまなニーズに応えるエンジニアリングサービスを提供しています。
製パン・製麺・製菓工場をはじめ、チルド・冷凍食品や弁当・惣菜の工場といった多種多様な食品工場に加え、飲料、化粧品、化成品、電子材料、電池材料等のプラントを手掛けており、幅広い分野に進出しています。
(引用:日清製粉グループ本社公式HP)
- メッシュクロス事業
メッシュクロス事業のルーツは、小麦粉をふるい分ける“ふるい網”です。
そこからスクリーン印刷用メッシュクロスの開発・製造へと進化し、小型化の進む電子部品や高精細化が進むプリント基板向けの印刷に対応できるメッシュクロスを開発するなど、着実に成長を遂げてきました。
現在は、細線化、緻密化した高品質メッシュクロスや、触媒・バイオ・ナノ技術による防塵・防汚、撥水、抗ウイルス機能製品の開発力及び生産技術力を有し、最先端技術の研究も積極的に推進。
高精細スクリーン印刷用資材から、通信・医療・環境分野等で使用される産業用資材、自動車・家電用の成形フィルターまで、世界トップクラスの技術力、メッシュクロスの特性を活かした高品質かつ多彩な製品でお客様のニーズに応え、世界約50か国のものづくりや環境、医療を支えています。
(引用:日清製粉グループ本社公式HP)
時価総額
日清製粉グループ本社の時価総額は5,654.97億円です。(2024年9月17日現在)
社員の状況
従業員数:連結 9,574名(臨時10,183名)
単体 344名(臨時71名)
平均勤続年数:14.70年
平均年齢:41.80歳
平均年収:868万円
業績
2024年5月15日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結売上高は7.5%増で、経常利益は51.3%増の499億9,200万円となっています。
売上高営業利益率は前年の4.11%から5.57%と改善しました。
(引用:日清製粉グループ本社公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は減収増益になります。
次に、2024年7月31日に発表された2025年3月期の1Q決算の結果です。
連結売上高は2.7%増で、経常利益は10.8%増の145億1,600万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の5.70%から6.18%と横ばいでした。
第1四半期時点の経常利益の進捗率は27.39%でした。
同時に、通期業績予想の修正(上方修正)が発表されています。
上方修正が出るほど、業績は好調に推移しています。
適時開示情報
2024年10月30日 2025年3月期 第2四半期決算発表予定
2024年7月31日 2025年3月期 第1四半期決算短信
2024年5月15日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年2.0%前後の配当を出しています。
2014年3月 1.53% 34.6%
2015年3月 1.49% 39.6%
2016年3月 1.34% 41.2%
2017年3月 1.57% 40.3%
2018年3月 1.38% 40.6%
2019年3月 1.26% 42.7%
2020年3月 1.89% 45.1%
2021年3月 2.00% 57.9%
2022年3月 2.29% 66.2%
2023年3月 2.58% 77.0%
2024年3月 2.14% 42.2%
2024年10月 2.76%
(引用:日清製粉グループ本社公式HP)
株主優待は、500株以上で自社グループ会社の製品または寄付から選択です。
権利確定月は3月末日です。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
日清製粉グループ本社は、3月と9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、2023年は上昇しましたが、それ以降は下落しています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、5月に急落して以来、横ばいです。
過去6か月チャート
株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 17.33倍 (予 14.48倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.08倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は適正といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 106.73 (予 127.76)
BPS(1株当たりの純資産) 1,711.52
(引用:日清製粉グループ本社公式HP)
ROA(純資産利益率) 3.84% (予 4.59%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。
自己資本比率 61.4%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。
信用倍率 11.61倍(2024年10月4日現在)
比較される銘柄
まとめ
売上・利益は、波がありながらもゆるやかに拡大傾向です。
2025年3月期は減収増益予想でしたが、上方修正が出て増収増益です。
一方、株価は2023年は上昇、2024年から下落が続いています。
業績は成長しており、株価も適正レベルなので、長期投資するのが最良でしょう。
配当は小さいですが、優待もあるので、配当・優待を前提に投資するのが良いです。
大型の銘柄で、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:◎
成長・将来性:〇
収益性:〇
規模:〇
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:△(配当+優待)
長期投資(値上がり益):◎
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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