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【株式銘柄分析】良品計画(7453)~無印良品 MUJI 衣服 雑貨 食品 キャンプ場 住宅 成長企業 JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、無印良品」やMUJIブランドの小売店舗で衣服、生活雑貨、食品を展開する良品計画について調査をしました。

 

www.ryohin-keikaku.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月12日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:良品計画公式HP)

 

良品計画は、無印良品」やMUJIブランドの小売店舗で衣服、生活雑貨、食品を展開する会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

1980年12月、西友ストアー(現 合同会社西友)のプライベートブランドとして40品目でデビューした「無印良品」は、現在、店舗は日本を含む32の国・地域へと広がりました。

 

1989年に設立した良品計画は、「無印良品」の企画開発から、商品調達、流通・販売までを行う製造小売業です。

他にも「Cafe&Meal MUJI」「IDÈE」の展開、キャンプ場の運営などを行っています。

 

(引用:良品計画公式HP)

 

「感じの良い暮らしと社会」へ向けてグローバルに貢献する個店経営の集団として世界水準の高収益企業体を目指しています。

また、当社が展開する無印良品は、良心とクリエイティブによって成立しシンプルに美しい暮らしを願うお客様と共にこれからの生活に最良で最強な「くらしの基本と普遍」を共創していきます。

 

私たちは、無印良品を日常生活における衣服雑貨、生活雑貨、食品の基本領域でお客様からの購入想起率ナンバーワンとすることに挑戦しています。

そこに向けて、無印良品の品質と価格、そして意味を磨き続け、日常生活にもっとも必要な暮らしの基本を、さまざまな形態の店舗やオンライン事業、MUJI HOTELやMIJI HOUSEなどを通じて提供します。

 

私たちが暮らす現代の地域社会には、少子高齢化や都市への集中により見捨てられた公共空間や未利用のまま残された資源など、身近なところに課題が山積しています。

当社は、無印良品の一貫した思想から、これら地域社会の課題に役立つ周辺事業やサービスを開発し、自ら運営まで行うことで、生活・文化・環境の共存と発展に貢献していきます。

この構想の先には、地域に関わる方々が、「お互いさま」を合言葉に、小さくても固有の経済活動や豊かな文化を育む「感じの良い社会」が広がる未来を描いています。

 

このビジョンの実現のためには、無印良品の店舗を自ら考え実行していく個店経営への転換をすすめること、および、ステークホルダーの皆さまの参加による強い企業統治が必要不可欠と考えています。

 

企業理念は「「人と自然とモノの望ましい関係と心豊かな人間生活」を考えた商品、サービス、店舗、活動を通じて「感じ良い暮らしと社会」の実現に貢献する。」です。

 

(引用:良品計画公式HP)

 

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関連セクター

tomokutchi.hatenablog.com

 

沿革

▼クリックで詳細表示

1980年 - 株式会社西友のPB商品「無印良品」誕生(家庭用品9品目/食品31品目)

1981年 - 医療品販売開始

1982年 - 提携店への卸売開始

1983年 - 「無印良品青山」(103m²)直営1号店出店

1984 - 西友大型店を中心にインショップ展開

1985年 - 無印良品事業部設立

1986年 - 海外生産調達(現地一貫生産)開始

1987年 - 工場直接発注、独自流通ルートなど海外生産調達のノウハウ拡大

1988年 - 地球規模での素材開発

1989年 - 株式会社良品計画設立

1990年 - 株式会社西友から「無印良品」の営業権譲受

1991年 - ロンドン1号店出店(英リバティ社とパートナーシップ契約)

1992年 - より高品質のブルー無印スタート

1993年 - 株式会社アール・ケイ・トラック設立

    大型ワンフロアー「無印ららぽーと」(1190m²)出店

1994年 - RYOHIN KEIKAKU EUROPE LTD.設立

1995年 - 日本証券業協会店頭銘柄登録

    「無印良品津南キャンプ場」オープン

1996年 - 「花良」1号店オープン

1997年 - ISO9001認証取得

1998年 - 東京証券取引所市場第二部上場

1999年 - 「無印良品com KIOSK新宿南口店」オープン

2000年 - 東京証券取引所市場第一部指定

    ムジ・ネット株式会社(現 株式会社MUJI HOUSE)設立

2001年 - 情報発信拠点店舗の「無印良品有楽町」、「無印良品難波」オープン

2002年 - 新規事業の「無印良品のめがね」が無印良品有楽町/難波でスタート

2003年 - MUJI (SINGAPORE) PRIVATE LTD.設立

2004年 - MUJI ITAIA S.p.A.およびMUJI Korea Co., Ltd.設立

2007年 - 「MIJI 東京ミッドタウン」オープン

    「MIJI SOHO」米国1号店オープン

2008年 - 新都市型旗艦店「MUJI新宿」、「UJI銀座松坂屋」オープン、新業態「MUJI to GO」スタート

2009年 - 「無印良品 池袋西武」リニューアルオープン、「くらしの良品研究所」スタート

2011年 - 1号店「無印良品青山」を「Found MUJI青山」にリニューアル

2012年 - マレーシアに1号店「MUJI Pavilion」、米国西海岸に「MUJI SOMA」をオープン

2013年 - 中東での無印良品事業がスタート、クウェートUAEに出店

    西日本の旗艦店舗「無印良品グランフロント大阪」をオープン

2014年 - 鳩山センター開設

    中国・成都に世界旗艦店「無印良品成都遠洋太古里」をオープン

2015年 - 世界旗艦店「無印良品有楽町」を前面リニューアルオープン

    中国・上海と米国NYに旗艦店「無印良品上海准海755」および「MUJI Fifth Avenue」をオープン

2016年 - 日本の小売業として初めてインドに出店

2017年 - 「MUJI HOTEL SHENZHEN」を中国・深圳に開業

2018年 - 無印良品初となる”食”の大型専門売場を導入した「無印良品 イオンモール北花田」オープン

2019年 - 世界旗艦店「無印銀座」、「MIJI Diner」、日本初「MIJI HOTEL GINZA」がオープン

2020年 - 地域の”くらしの真ん中”になることを目指す大型店「無印良品 直江津」、くらしの全部 百八貨店「無印良品 東京有明」がオープン

2021年 - 関東初”食”の大型専門店売場を備えた「無印良品 港南台バーズ」、地域の役に立つ”コミュニティセンター”を目指す大型店「無印良品 イーアス春日井」がオープン

2022年 - 世界最大店舗「無印良品 広島アルパーク」オープン、全国のローソン店舗やコープさっぽろ「宅配システム ドック」で「無印良品」販売開始

 

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事業内容

良品計画は、以下の5つの事業からなります。

 

【連結事業】 衣服・雑貨 36%、生活雑貨 46%、食品 12%、他 6%

【海外】38%

 

無印良品事業

1980年、「無印良品」は「わけあって、安い。」をキャッチコピーに、従来の商品規格からすると少し外れてしまうような商品の企画からスタート。

「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つの視点を守りながら、実質本位の商品をつくり続け、約7,000品目の商品を展開するブランドへ成長しました。

 

1983年、青山に1号店を出店、現在では国内や海外で店舗を展開しています。

店舗環境の向上とスタッフの接客力の強化など、お客様に気持ち良くお買い物をしていただけるよう取り組んでいます。

 

(引用:良品計画公式HP)

 

カフェ・ミール事業

無印良品のカフェを展開しているカフェ・ミール事業部では、「素の食」をテーマに野菜のメニューを中心に、季節の素材やこだわりの食材をたっぷりと使った、体にやさしく食べておいしい料理、デザート、ドリンクを提供しています。

 

(引用:良品計画公式HP)

 

キャンプ事業

「過剰なサービスは省きましたが、自然は豊かです。」をスローガンに、津南キャンプ場(新潟県津南町)、南乗鞍キャンプ場(岐阜県高山市)、カンパーニャ嬬恋キャンプ場(群馬県嬬恋村)の3つの拠点でキャンプ場を運営しています。

 

周辺の約70万坪(3ヵ所合計)の森林を管理するほか、さまざまなアウトドア教室では、地元の方々に講師を務めていただくなど、周辺地域に根ざした運営を行っています。

 

(引用:良品計画公式HP)

 

住空間事業(株式会社 MUJI HOUSE)

「家」という器を通して無印良品の考える「くらし」の提案を行っています。

 

安全で、自由にいつまでも住み続けられることをコンセプトにし、ながく使える箱-「スケルトン」と、暮らしの変化とともにフレキシブルに変えられる中味-「インフィル」に分けて設計することで、家族のライフスタイルの変化に合わせて自由に間取りを変化させることを可能にしました。

 

現在、お客様のニーズに合わせ、「木の家」(2006年グッドデザイン賞受賞)、「窓の家」(2008年グッドデザイン賞受賞)を中心に販売しています。

 

(引用:良品計画公式HP)

 

IDÈE

イデーはオリジナル家具および雑貨、アンティーク、カーテン、ラグといった商品を展開し、物販店舗以外では空間に関わるプロデュース、コンサルティング、デザイン業務を行っています。

 

その他、グリーン関連ビジネスなど事業展開も多岐にわたり、ライフスタイルをトータルに提案しています。

 

(引用:良品計画公式HP)

 

 

時価総額

良品計画時価総額7,012.48億です。(2024年4月12日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 10,074名(臨時10,721名)

     単体 2,874名(臨時7,774名)

平均勤続年数:8.31年

平均年齢:38.40歳

平均年収:620万円

 

 

業績

2023年10月13日に発表された2023年8月期の決算短信は以下です。

連結営業収益は17.2%増で、経常利益は2.8%減の361億5,600万円となっています。

売上高営業利益率は前年の6.61%から5.70%と悪化しました。

 

 

(引用:良品計画公式HP)

 

2024年8月期の連結業績予想は増収増益になります。

 

 

次に、2024年4月12日に発表された2024年8月期の2Q決算の結果です。

連結営業収益は12.9%増、経常利益は128.1%増の241億7,300万円となっています。

売上高営業利益率は前年の3.59%から7.22%と大幅に改善しました。

第2四半期時点の経常利益の進捗率は50.38%です。

 

 

計画通りのペースで、業績は進捗しています。

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月12日 2024年8月期 第2四半期決算短信

2024年4月8日 欧州事業の事業・財務基盤強化を目的とした企業グループの再編に伴う英国統括会社の清算

2024年3月25日 特定子会社の異動に関するお知らせ

2024年1月12日 2024年8月期 第1四半期決算短信

2023年12月27日 募集新株予約権(有償ストック・オプション)の発行に関するお知らせ

2023年10月13日 2023年8月期決算短信

 

株主還元について

過去10年間の配当利回りと配当性向は以下です。

ばらつきは大きいですが、近年2.0%前後の配当を出しています。

 

2014年2月 1.68%  24.0%

2015年2月 1.22%  30.3%

2016年2月 1.07%  30.1%

2017年2月 1.23%  30.1%

2018年2月 0.94%  30.1%

2019年2月 1.46%  30.0%

2020年2月 2.46%  41.1%

2020年8月 0.30%  -%(赤字)

2021年8月 1.70%  31.8%

2022年8月 3.08%  42.9%

2023年8月 2.13%  47.9%

2024年4月 1.60%

 

(引用:良品計画公式HP)

 

株主優待は、100株以上で5%割引優待カード 1枚の贈呈です

権利確定月は2月・8月末日です。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

良品計画は、2月と8月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/2/27(火)、2024/8/28(水)です。

権利落ち日は、2024/2/28(水)、2024/8/29(木)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年に最高値を記録しましたが、それ以降は下落が続き、直近は少し上昇しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、ゆるやかな上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  30.81倍 (予 20.59倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.50倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 83.40 (予 124.76)

BPS(1株当たりの純資産) 1,029.16

 

(引用:良品計画公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 9.30% (予 12.12%)

ROA(純資産利益率) 4.86% (予 7.01%)

 

(引用:良品計画公式HP)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 58.8%

 

(引用:良品計画公式HP)

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

ユナイテッドアローズ(7606)

アダストリア(2685)

 

まとめ

コロナの影響のあった2020年8月を除いて売上は年々拡大しており、成長企業といえます。

しかし、利益はやや頭打ち感が出ています。

2024年8月期は、2019年の過去最高利益近くの利益を出す見込みとなっており、それ以降も利益を伸ばしていけるかが今後の課題になるでしょう。

 

一方、株価は2023年は上昇していますが、2018年の最高値の2/3程度です。

売上は年々伸びているので、素直に長期投資するのが最良です。

 

大型の銘柄ですが、値動きはそこそこありそうなので、短期投資するの良いです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:〇

収益性:〇

規模:〇

割安度:△

値動き:〇

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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