こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
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銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
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今回は、国内第3位の中堅航空会社で、羽田発着の国内線に強みを持つスカイマークについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年6月1日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:スカイマーク公式HP)
スカイマークは、国内第3位の中堅航空会社で、羽田発着の国内線に強みを持つ会社です。
東京証券取引所グロース市場の上場企業
国内航空市場の規制緩和の流れの中、1998年9月、羽田=福岡路線に就航しました。
その後、経営体制の変更、民事再生、コロナ禍などの紆余曲折を経て、現在(2022年12月時点)では、国内23路線・12都市に就航、1日当たり約150便を運航する国内第3位の航空会社となっています。
そのビジネスモデルは、「安全確保を前提に、高い運航品質とシンプルで心のこもったサービスを身近な運賃で提供する」ことにあります。
スカイマークでは、現場を中心にこのビジネスモデルの実践に取り組んでおり、国土交通省が公表する「航空運送サービスに係る情報公開」における定時運航率(全体の便数に占める出発予定時刻以降15分以内に出発した便数の割合)は、2017年度から2021年度まで5年連続して第1位を継続しています。
また、公益財団法人日本生産性本部サービス産業生産性協議会が公表するJCSI(日本版顧客満足度指数)調査における顧客満足(利用して感じた満足度の度合い)」の指標で、2020年度に続き、2022年度の国内長距離交通部門第1位を獲得し、更に、革新的な優れたサービスを経営者や学識者などの有識者が選考して日本生産性本部が表彰する第4回日本サービス大賞においても国土交通大臣賞を受賞することができました。
サステナビリティに関しては、定期航空協会が中心となって進める航空業界の二酸化炭素排出量削減目標に貢献していくことのほか、スカイマークのビジネスモデルが、持続可能な開発目標(いわゆるSDGs)のターゲット11.2「脆弱な立場にある人々、女性、子ども、障害者及び高齢者のニーズに特に配慮し、公共交通機関の拡大などを通じた交通の安全性改善により、すべての人々に、安全かつ安価で容易に利用できる、持続可能な輸送システムへのアクセスを提供する」に通じ、スカイマークの事業を継続していくことがSDGsに貢献するものと考えています。
国内航空市場の活性化を理念として誕生したスカイマークが、四半世紀の時間を経て、国内航空市場において「安価で運航品質は良い」という独特の位置を占め、世界的な課題となっている社会の持続的発展に貢献していく。
スカイマークはそういう会社であり続けたいと思います。
経営理念は「安全運航を使命として、社会に役立ち評価される存在となる」
「お客様の思いを真摯に受け止め、チャレンジ精神を忘れず、広くアンテナを張り、社会環境の変化に機敏に対応することで、良質かつ特色あるサービスを提供する」
「お客様へのサービス提供者である社員を尊重し、社員が互いに協力しあい、誇りを持って働ける環境と企業風土を築く」です。
(引用:スカイマーク公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
1996年11月 - 東京都新宿区にスカイマークエアラインズ株式会社を設立
1998年2月 - 運輸省へ定期航空運送事業免許を申請
本社を東京都港区浜松町1-22-5に移転
1998年6月 - 東京国際空港内に羽田事業所開設
1998年7月 - 東京国際空港内に東京空港支店開設
定期航空運送事業免許取得
1998年8月 - ボーイング社より767-300ER 1号機受領
1998年9月 - 羽田=福岡線 第1便就航
2000年7月 - 本社を東京都港区浜松町2-4-1に移転
2000年9月 - グランドハンドリング業務(地上貨客取扱業務)・飛行間整備業務を自営化
2002年7月 - 国際運送事業許可取得
2002年8月 - 羽田=ソウル線 国際チャーター第1便就航
2004年10月 - 本社を東京都港区浜松町1-30-5に移転
2004年11月 - ゼロ株式会社と合併
2005年12月 - B737-800型機の導入開始
2006年10月 - スカイマーク株式会社に商号変更
2008年12月 - 本社を東京都大田区羽田空港1-5-5に移転
2009年9月 - 運航乗務員訓練施設(フル・フライト・シミュレータ)を本社に設置、自社施設にて訓練開始
2009年10月 - 客室乗務員訓練施設(モック・アップ)を本社に設置、自社施設にて訓練開始
2012年6月 - 本社を東京都大田区羽田空港3-5-7に移転
2013年11月 - 東京証券取引所市場第一部へ市場変更
2014年6月 - A330-300型機 羽田=福岡線 運航開始
2015年1月 - 民事再生手続き開始申立
2015年5月 - 東京地方裁判所に再生計画案提出
2015年9月 - 再生計画認可決定が確定
資本金の全額減資、180億円の再生増資を実施
2016年11月 - 本社を東京都大田区羽田空港3-5-10に移転
2019年11月 - 成田=サイパン線 国際的第1便就航
2022年12月 - 東京証券取引所グロース市場に上場
事業内容
スカイマークの事業は、航空運送です。
【単独事業】旅客収入 97%、貨物収入 0%、附帯収入 3%
20世紀の終わりに、国内航空運送事業の市場に新規航空企業の参入を認めて競争を促進することにより市場を活性化し、利用者利便の増進を図るという航空政策の大転換が行われた結果、スカイマークは、多くの国民、お客様の期待を背負って誕生しました。
現在では、割安な運賃を提供して市場を活性化するという側面だけではなく、国内航空運送の市場において「安価で運航品質は良い」という独特の位置づけを確保し、「あらゆる人々に、安全で安心かつ高品質な航空サービスを、身近な価格で提供する」ことを企業ミッションとして、航空運送事業の分野でお客様の利便性の向上と社会の持続的な発展に貢献することを事業の目的としています。
時価総額
スカイマークの時価総額は469.97億円です。(2024年6月1日現在)
社員の状況
従業員数:単体 2,216名
平均勤続年数:3.8年
平均年齢:34.3歳
平均年収:510万円
業績
2024年5月15日に発表された2024年3月期の決算短信は以下です。
連結事業収益は22.9%増で、経常利益は101.0%増の74億6,300万円となっています。
売上高営業利益率は前年の4.08%から4.4%に横ばいでした。
(引用:スカイマーク公式HP)
2025年3月期の連結業績予想は増収減益になります。
適時開示情報
2024年5月15日 2024年3月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
近年は1.5%前後の配当を出しています。
2014年3月 0.00% -%(赤字)
2015年3月 0.00% -%(赤字)
2022年3月 0.00% -%(赤字)
2023年3月 0.42% 4.5%
2024年3月 2.86% 58.1%
2024年5月 -%
(引用:スカイマーク公式HP)
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
スカイマークは、(3月)、9月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/3/27(水)、2024/9/26(木)です。
権利落ち日は、2024/3/28(木)、2024/9/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上場以来下落が続いています。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、3月までは横ばいでしたが、それ以降は下落しています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 15.32倍 (予 10.93倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 1.65倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 49.93 (予 71.25)
BPS(1株当たりの純資産) 472.56
(引用:スカイマーク公式HP)
ROE(自己資本利益率) 11.76% (予 15.08%)
ROA(純資産利益率) 2.71% (予 3.79%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。
自己資本比率 25.1%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
売上は近年拡大していますが、利益は縮小しています。
2025年3月期は増収減益予想です。
利益率の向上が今後の課題でしょう。
一方、株価は上場以来下落が続いています。
配当は不安定で、利益も安定していないので、長期投資するのは厳しいでしょう。
小型の銘柄ですが、値動きは小さそうなので、短期投資向けではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:〇
安全性:△
成長・将来性:〇
収益性:△
規模:✖
割安度:〇
値動き:△
高配当投資:△
長期投資(値上がり益):△
短期投資:✖
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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