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【株式銘柄徹底分析】象印マホービン(7965)~調理家電・リビング用品専業大手 飲食 海外生産比率4割超 株主優待~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREを目指しています。

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

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今回は、調理用家電・リビング用品の専業大手で、海外生産比率が5割を超える象印マホービンについて調査をしました。

 

www.zojirushi.co.jp

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年8月22日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:象印マホービン公式HP)

 

象印マホービンは、調理用家電・リビング用品の専業大手で、海外生産比率が5割を超える会社です。

東京証券取引所プライム市場の上場企業

 

当社は、1918年、1本のガラスのマホービンから出発しました。

それは、「真空断熱」という、当時のハイテク技術を結集した家庭用品でした。

以来、その時々の最新技術を活かしつつ、常に時代をリードする快適で便利な暮らしの品々を皆様にお届けしてまいりました。

そして、時代が変化し、人々のライフスタイルが多様化する今日に至っても、「暮らしをつくる」という当社の企業理念は、数々の商品やサービスに受け継がれています。

現在では、炊飯ジャー・電気ポットなどの多種多様な 「調理家電」製品、ガラス・ステンレスマホービンを中心とした 「リビング」製品に加え、空気清浄機や加湿器などの 「生活家電」製品にも取り組むことにより、みなさまの暮らしをバックアップしております。

また、当社の最高級炊飯ジャー「炎舞炊き」で炊き上げるごはんを提供する「象印食堂」や、高齢者の安否を見守る「みまもりほっとライン」サービスなど、製品以外にも様々な事業を展開し、食と暮らしのソリューションブランドを目指しています。

 

さて当社では、コーポレートスローガンに『きょうを、だいじに。』を掲げております。

このスローガンにこめたのは、「生きるということは、きょうという日を大切につむいでいくこと」、そして「お客様の毎日の暮らしを、楽しく心地よいものにしたい」という象印の思いです。

その思いを現実のものとするために、生活者として地に足のついた感性を常にもち、象印ならではの「日常生活発想」で、日々の暮らしに、うれしい驚きを届け続ける。

ひとや環境への思いやりを忘れず、愚直までに、質にこだわる。

それが、これまでもこれからも変わらぬ象印の基本姿勢であります。

これからも、人へのやさしさ、使い心地といった感性を大切に、多くのお客様に共感していただける暮らしの品々やサービスをお届けしてまいります。

 

(引用:象印マホービン公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

1918年 - 大阪に「市川兄弟商会」を創立

1923年 - マホービンの完成品の製造販売を開始

    象をトレードマークとする

1948年 - 「株式会社協和製作所」を設立

    戦後第一号製品「ポットペリカン」を販売開始

1953年 - 社名を「協和魔法瓶工業株式会社」と改称

1961年 - 社名を「象印マホービン株式会社」と改称

1963年 - 卓上用まほうびん「ハイポットZ型」新発売

    日本で初めて自動製びん機を開発

1967年 - 卓上用まほうびん「UポットUA型」新発売 以後、花柄がブームに

1968年 - 大阪工場落成

1970年 - 本社ビル・滋賀工場完成

    電子ジャー新発売

1973年 - エアーポット新発売 「押すだけ」のネーミングで圧倒的な好評を博す

1980年電気ポット新発売

1981年 - ステンレス製真空二重びん、ステンレスボトル新発売

1983年 - みェ〜るポット、マイコン炊飯ジャー新発売

    両口びんの開発

1985年 - 東京ビル完成

1986年 - 大阪証券取引所市場二部に上場

    CIを本格導入

    タイにUnion Zojirushi Co., Ltd.設立

1987年 - アメリカにZojirushi America Corporation設立

1993年 - コンピューターシステム「メヌエット」稼働

1995年 - 香港に新象製造廠有限公司、香港象印有限公司 設立

1999年 - 象印夫人のテレビCMがACCグランプリ(郵政大臣賞)を獲得

2001年 - 「みまもりほっとライン」サービス開始

2002年 - 台湾に台象股份有限公司 設立

2003年 - 中国に上海象印家用電器有限公司 設立

2006年 - マイボトルキャンペーン開始

2008年 - 創業90周年を記念してまほうびん記念館 設立

2010年 - 圧力IH炊飯ジャー「極め羽釜」新発売

2014年 - タイに象印SEアジア 設立

2018年 - 創業100周年を迎える

    東京証券取引所市場第一部に指定

    圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」新発売

    象印初の飲食店「象印食堂」が大阪なんばにオープン

2019年 - 「STAN.」シリーズ新発売

2020年 - 「シームレスせん」シリーズ新発売

2021年 - 象印銀白弁当」を新大阪駅にオープン

2022年 - 東京証券取引所プライム市場に移行

    象印銀白おにぎり」が阪神梅田にオープン

 

事業内容

象印マホービンは、以下の4つの事業からなります。

 

【連結事業】調理家電 70%、リビング 21%、生活家電 6%、他 3%

【海外】37%

 

調理家電

素材そのものがもっている<おいしさ>を引き出すテクノロジーと、省時間・省手間・省エネをはじめとする使う人のニーズに応えたきめ細かな<使い勝手>、そして暮らしの道具だからこそ要求されるスマートで洗練されたデザイン調理器具に求められる理想を追求した商品開発を心掛け、みなさまのくらしに役立ちたいと願っています。

 

炊飯ジャー、ホットプレート、コーヒーメーカー、オーブントースター、オーブンレンジ、電気ポット、ホームベーカリーなど

 

(引用:象印マホービン公式HP)

 

リビング

創業以来、最先端技術を追求し、開発してきたガラスマホービンをはじめ、ステンレスボトルやランチジャーなどの商品。これらの商品に活かされている、食が持っている温度をそのまま保つ保温・保冷技術は世界的オーソリティといっても過言ではありません。

これからも世界に誇る、保温・保冷技術に磨きを掛け、もっと便利で人と地球環境にやさしい商品開発を心がけてまいります。

 

ガラスマホービン、ステンレスボトル、ステンレスランチジャー、ステンレスフードジャーなど

 

(引用:象印マホービン公式HP)

 

生活家電

より快適で、心にゆたかな生活を追求すべく、視野を拡大し、環境や健康へ関連する商品開発をはじめ、生活に密着したオリジナリティあふれる高品質・高感度の商品展開をすることによって、みなさまのくらしにもっと快適で自在な生活時間の創出にお役に立ちたいと願っています。

 

空気清浄機、加湿器、ふとん乾燥機、食器乾燥器など

 

(引用:象印マホービン公式HP)

 

その他

家庭用の枠にとどまらず、長年培ってきた真空断熱技術を応用した産業用分野の製品開発にも取り組んでいます。

また、象印のおいしいごはんのキャンペーンとして期間限定の食堂の反響に応え、常設の店舗として事業化するなど、「食」と「暮らし」のソリューションブランドとしてお客様の期待に応えていきます。

さらに、無線通信機を内蔵した電気ポットを使い、離れて暮らす家族の生活をさりげなく見守ることができる、安否確認サービスも展開しています。

 

「みまもりほっとライン」、飲食事業(象印食堂・象印銀白弁当・象印銀白おにぎり)、産業機器など

 

(引用:象印マホービン公式HP)

 

時価総額

象印マホービン時価総額1,077.38億です。(2024年8月22日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 1,314名(臨時1,199名)

     単体 516名(臨時116名)

平均勤続年数:15.00年

平均年齢:41.10歳

平均年収:840万円

 

 

業績

2023年12月25日に発表された2023年11月期の決算短信は以下です。

連結売上高は1.2%増で、経常利益は11.7%増の64億9,600万円となっています。

売上高営業利益率は前年の5.65%から5.99%と横ばいでした。

 

 

(引用:象印マホービン公式HP)

 

2024年11月期の連結業績予想は増収減益になります。

 

 

次に、2024年7月1日に発表された2024年11月期の2Q決算の結果です。

連結売上高は4.7%増で、経常利益は2.7%減の51億9,900万円となっています。

売上高営業利益率は前年同期の9.85%から9.19%と横ばいでした。

第2四半期時点の経常利益の進捗率は91.21%でした。

 

 

計画以上のペースで業績は進捗しており、どこかで上方修正があるかもしれません。

 

kabutan.jp

 

適時開示情報

2024年10月1日 2024年11月期 第3四半期決算発表予定

2024年7月1日 2024年11月期 第2四半期決算短信

2023年12月25日 2023年11月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年2.0%前後の配当を出しています。

 

2014年11月 1.20%  18.0%

2015年11月 1.11%  21.4%

2016年11月 1.64%  20.4%

2017年11月 2.22%  27.9%

2018年11月 2.58%  45.7%

2019年11月 1.49%  43.1%

2020年11月 1.33%  44.6%

2021年11月 2.06%  51.0%

2022年11月 2.14%  62.9%

2023年11月 2.23%  51.8%

2024年9月 1.52%

 

(引用:象印マホービン公式HP)

 

株主優待は、自社商品の優待価格および優待特別割引による販売です。

 

100株以上 1,000円割引

500株以上 2,000円割引

1,000株以上 4,000円割引

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

象印マホービンは、5月と11月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/5/16(木)、2024/11/18(月)です。

権利落ち日は、2024/5/17(金)、2024/11/19(火)です。

 

株価推移

10年チャートで見ると、1,500円前後で横ばいです。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、7月まで横ばいでしたが、それ以降急落した後上昇傾向が続いています。

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

 

株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  22.8倍 (予 20.25倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.14倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 65.62 (予 73.86)

BPS(1株当たりの純資産) 1,317.16

 

ROE自己資本利益率) 5.79% (予 5.61%)

ROA(純資産利益率) 3.95% (予 4.27%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 76.1%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に良いといえます。

 

信用倍率 1.52倍(2024年9月6日現在)

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

tomokutchi.hatenablog.com

サンケン電気(6707)

 

まとめ

売上・利益は横ばいが続いています。

2024年11月期は増収減益予想です。

 

一方、株価も2016年から横ばいが続いています。

業績は横ばいで、株価も横ばいなので、長期投資するのはあまりおすすめはできません。

 

小型の銘柄ではないので、値動きは小さそうなので、短期投資向きではありません。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:〇

安全性:◎

成長・将来性:△

収益性:〇

規模:〇

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△(配当+優待)

長期投資(値上がり益):△

短期投資:✖

 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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