社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

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【株式銘柄分析】アドベンチャー ADVENTURE(6030)~旅行商品予約サイト 高利益率 M&A 成長企業~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、格安航空券予約サイト「スカイチケット」の運営をおこなうアドベンチャーについて調査をしました。

 

jp.adventurekk.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年4月10日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:アドベンチャー公式HP)

 

アドベンチャーは、航空券等の旅行商品の比較・予約サイト「skyticket」等を中心に事業を運営している会社になります。

東京証券取引所グロース市場銘柄

 

個人や企業に対する商品の販売やサービスの提供を行うコンシューマ事業及び将来性があり、キャピタルリターンの期待できるビジネスや企業への投資を行う投資事業を推進しています。

 

低価格帯商品の総合予約プラットフォームであるskyticketアプリは、1,800万ダウンロードを突破しました。

 

(引用:アドベンチャー公式HP)

 

企業のミッションは「社会貢献とビジネスを両立する」、

ビジョンは「世界中の”やりたい”を叶える」です。

 

(引用:アドベンチャー公式HP)

 

「安く旅行をしたい」というニーズに応えるために、LCCなどを含めた航空券・格安レンタカーなどを一括で比較・予約できるサイト「skyticket」を立ち上げ、成長させてきました。

 

ただ、世界中には「もっとこういう旅行がしたい」という想いがまだまだ存在しています。

全ての人たちが、国境や文化を超え、心から満足できる旅を実現できるプラットフォームを目指して、日本初のグローバルOTAへと進化していきます。

 

今後は、寡占化しているOTAが存在しない東南アジアへ進出をし、それを足掛かりに世界への進出を目指しています。

 

(引用:アドベンチャー公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2004年10月 - 旧株式会社アドベンチャー設立

2006年12月 - 旧株式会社アドベンチャーの子会社として株式会社サイバートラベル(現 株式会社アドベンチャー)設立

2008年6月 - オンライン旅行予約サイト「Skyticket」運用開始

2010年2月 - ビックハートトラベルエージェンシー株式会社の全株式を取得し100%子会社化

2013年6月 - 経営の効率化を目的として旧株式会社アドベンチャーを吸収合併後、社名をアドベンチャーに変更

2014年9月 - 多言語オプショナルツアーサイト「Wanna Trip」運用開始

2014年12月 - 東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2015年4月 - AppAge Limitedの全株式を取得し、完全子会社化

2016年3月 - 株式会社スグヤルを株式会社EPARKとの合弁会社として設立

2018年1月 - コスミック流通産業株式会社及びコスミックGCシステム株式会社、株式会社wundouの全株式を取得し、完全子会社化

2018年6月 - 株式会社TETの全株式を取得し、完全子会社化

2018年11月 - 株式会社ギャラリーレアの株式を取得し、子会社化

2019年1月 - ラド観光株式会社の全株式を取得し、完全子会社化

2020年2月 - 株式会社スグヤルを解散

2020年6月 - AppAge Limited及びビッグハートトラベルエージェンシー株式会社を解散

2023年10月 - 株式会社旅工房の第三者割当増資を引受け、連結子会社

 

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事業内容

アドベンチャーの事業は、skyticket運営です。

 

(引用:アドベンチャー公式HP)

 

【連結事業】コンシューマ 100%、投資 0%

 

総合的な予約のプラットホームとして、ホテル、レンタカー、高速バス、フェリー、WiFiレンタル、旅行パッケージ商品等の予約を簡単に行うことができます。

予約成約に対するクライアントからの成果報酬が収益になります。

 

(引用:アドベンチャー公式HP)

 

 

時価総額

アドベンチャー時価総額248.32億円です。(2024年4月10日現在)

 

社員の状況

従業員数:連結 239名(臨時59名)

    単体 150名(臨時48名)

平均勤続年数:2.67年

平均年齢:31.6歳

平均年収:452万円

 

 

業績

2023年8月10日に出された2023年6月期の決算短信は以下になります。

連結収益は前期比69.9%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は13.4%増の18億2,600万円と、増収増益となっています。

売上高営業利益率は、前期の17.33%から14.48%と悪化しています。

 

 

(引用:アドベンチャー公式HP)

 

2024年6月期の業績予想は非開示となっています。

 

同時に、「株式会社旅工房の第三者割当増資の引受による株式の取得及び連結子会社の異動に関するお知らせ」がありました。

債務超過に陥っていた旅工房の株式を取得して、連結子会社化するというお知らせです。取得価格は31.1億円です。

今後の業績にどう影響するのか見ていく必要があります。

 

次に、2024年2月13日に出された2024年6月期の2Q決算の結果です。

連結収益は前期比11.0%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は35.7%減の6億600万円となっています。

売上高営業利益率は、前期の16.55%から10.72%と大幅に悪化しています。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年5月13日 2024年6月期 第3四半期決算発表予定

2024年4月10日 海外子会社設立に関するお知らせ

2024年3月28日 当社連結子会社によるSilkway Travel Asia Pte Ltd.の株式取得(孫会社化)に関するお知らせ

2024年2月13日 2024年6月期 第2四半期決算短信

2024年2月13日 事業の譲受に関するお知らせ

2023年11月13日 2024年6月期 第1四半期決算短信

2023年10月27日 アヤベックス株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ

2023年8月10日 2023年6月期決算短信

▼クリックで詳細表示

2023年8月10日 株式会社旅工房の第三者割当増資の引受による株式の取得及び連結子会社の異動に関するお知らせ

2023年8月4日 2023年6月期 連結業績予想の修正に関するお知らせ

2023年5月12日 2023年6月期 第3四半期決算短信

2022年8月12日 2022年6月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

近年は0.2%前後の配当利回りと小さいです。

 

2015年6月 0.00%  0.0%

2016年6月 0.32%  33.8%

2017年6月 0.31%  28.0%

2018年6月 0.18%  26.4%

2019年6月 0.27%  36.5%

2020年6月 0.12%  46.9%

2021年6月 0.13%  7.9%

2022年6月 0.24%  8.9%

2023年6月 0.22%  9.0%

2024年4月 -%

 

株主優待はありません。

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

アドベンチャーは、6月と(12月)が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。

権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2018年までは上昇傾向で推移してきましたが、その後コロナの影響で下落して、2020年からは急上昇し、最近は急落しています。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、1月までは横ばいでしたが、それ以降はゆるやかな下落傾向です

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  13.90倍 (予 -倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  2.15倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価はやや割安です。

 

EPS(1株当たりの純利益) 242.80 (予 -)

BPS(1株当たりの純資産) 1,567.74

 

(引用:アドベンチャー公式HP)

ROE自己資本利益率) 16.08% (予 -%)

ROA(純資産利益率) 7.76% (予 -%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は優良といえます。

 

自己資本比率 40.8%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は良いといえます。

 

 

比較される銘柄

tomokutchi.hatenablog.com

tomokutchi.hatenablog.com

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まとめ

近年売上利益ともに大幅に拡大しており、コロナ前の売上利益をすでに上回っています。

新規事業への進出やM&Aをして、多角的な経営により売上利益を伸ばしています。

最近利益率が落ちていることが気になります。

 

現在株価下落中ですが、成長軌道に乗っているので、長期投資するのが最良です。

下落している今が入り時かもしれません。

 

配当は少ないですが、長期投資でキャピタルゲインを狙いながら、配当ももらうというスタンスが最良です。

 

また、小型株で多角的な経営をしているので、ポジティブなニュースが出れば暴騰する可能性もありますので、短期投資するのもありです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:〇

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:✖

割安度:✖

値動き:△

 

高配当投資:△

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:〇

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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