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【株式銘柄分析】レノバ RENOVA(9519)~再生可能エネルギー 脱炭素 GX 高利益率 成長企業 JPX日経400~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。

 

サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。

投資をして、今ある資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。

 

様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。

 

日本株式投資をされる方の必需品といえるのが、以下の四季報になります。

お持ちでない方は、以下から購入して読まれることをお勧めします。

 

 

銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。

 

私はこれまで20年以上様々な日本株銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。

それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残し、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。

 

決算発表時やIRが出たタイミングで、最新の情報に更新しますので、読者登録やブックマークをして定期的にチェック頂くと非常に効果的です。

また、更新時にはX(Twitter)で発信しますので、私のXをフォロー頂くとさらにタイムリーな情報が受け取れ、効果的ですので、フォローをよろしくお願いします。

 

 

今回は、再生可能エネルギーの発電と開発・運営をおこなうレノバについて調査をしました。

 

www.renovainc.com

 

株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。

 

以下の情報は、2024年2月7日現在の情報になります。

 

 目次

 

会社概要

(引用:レノバ公式HP)

 

レノバは、太陽光・バイオマス・風力・地熱・水力などの再生可能エネルギー発電所を自社で開発・運営している会社になります。

東京証券取引所プライム市場上場企業

JPX日経400の構成銘柄の1つ

 

2000年5月に創業以来、一貫して環境・エネルギー分野での事業を展開しています。

2012年より再生可能エネルギー事業に本格参入し、2017に上場しました。

 

(引用:レノバ公式HP)

 

経営理念は「グリーンかつ自立可能なエネルギー・システムを構築し枢要な社会課題を解決する」、

ビジョンは「日本とアジアにおけるエネルギー変革のリーディング・カンパニーとなること」です。

 

(引用:レノバ公式HP)

 

公表中の運転中・建設中・開発中の事業は、全国28か所に及び、発電容量は計1.5ギガワットです。

また、アジアでの事業開発をすいしんするオフィスをシンガポールを中心に3か所設置し、海外事業開発は一層本格化しています。

 

  • 現在運転中の事業(大規模太陽光:12事業、木質バイオマス:2事業、陸上風力:1事業)
  • 建設中の事業(大規模太陽光:1事業、木質バイオマス:5事業、地熱:1事業、水力:1事業、陸上風力:1事業)
  • 開発中の事業(洋上風力:2事業、陸上風力:1事業、地熱1事業)

 

(引用:レノバ公式HP)

 

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沿革

▼クリックで詳細表示

2000年5月 - 環境・エネルギー分野での調査・コンサルティング事業を目的とする株式会社リサイクルワンを設立

2006年5月 - プラスチックリサイクル事業への参入を目的として、株式会社エコスファクトリー(譲渡済み)及び株式会社グリーンループ(譲渡済み)を設立

2008年4月 - 株式会社エコスファクトリー及び株式会社グリーンループにて、容器包装リサイクル業務を開始

2012年5月 - 有限会社日泉の事業を、新設した株式会社日泉(譲渡済み)が吸収分割により承継、コンパウンド業務を開始

2012年10月 - 再生可能エネルギー事業に参入

2013年12月 - 再生可能エネルギー事業への参入を踏まえ、商号を株式会社レノバに変更

2014年2月 - 当社グループ初の太陽光発電事業となる株式会社水郷潮来ソーラーにて発電を開始

2014年7月 - 株式会社富津ソーラーにて発電を開始

2015年2月 - 株式会社菊川石川ソーラー及び株式会社菊川堀之内谷ソーラーにて発電を開始

2015年5月 - 九重ソーラー匿名組合事業にて発電を開始

2015年9月 - 那須塩原ソーラー匿名組合事業にて発電を開始

2016年4月 - 大津ソーラー匿名組合事業にて発電を開始

2016年5月 - ユナイテッドリニューアブルエナジー株式会社にて発電を開始

2016年8月 - プラスチックリサイクル事業に含まれる株式会社エコスファクトリー、株式会社グリーンループ及び株式会社日泉の全株式を譲渡し、再生可能エネルギー事業に特化

2017年2月 - 東京証券取引所マザーズ市場へ上場

2017年7月 - 千秋ホールディングス株式会社を設立し、ユナイテッドリニューアブルエナジー株式会社を連結子会社

2018年2月 - 東京証券取引所市場第一部へ市場変更

2018年5月 - 軽米尊坊ソーラー起工式

2018年10月 - 苅田バイオマス起工式

2019年2月 - 徳島津田バイオマス発電所合同会社にて融資関連契約を締結

2019年3月 - 四日市ソーラー匿名組合事業にて発電を開始

2019年5月 - 那須烏山ソーラー匿名組合事業にて発電を開始

2019年7月 - 軽米西ソーラー匿名組合事業にて発電を開始

2019年11月 - 人吉ソーラー匿名組合事業にて融資関連契約を締結

     合同会社御前崎バイオマスエナジーにて融資関連契約を締結

2020年3月 - 合同会社石巻ひばり野バイオマスエナジーにて融資関連契約を締結

2020年5月 - ベトナム社会主義共和国におけるクアンチ風力事業への参画を決定

2020年10月 - 合同会社の都バイオマスエナジーにて融資関連契約を締結

2021年6月 - 当社グループ初のバイオマス発電事業となる苅田バイオマスエナジー株式会社にて発電を開始

     株式会社南阿蘇湯の谷地熱にて融資関連契約を締結

2021年8月 - フィリピン共和国におけるキアンガン水力発電事業にて融資関連契約を締結

     合同会社唐津バイオマスエナジーにて融資関連契約を締結

2021年10月 - 軽米尊坊ソーラー匿名組合事業にて発電を開始

     当社グループ初の風力発電事業となるベトナム クアンチ陸上風力事業にて発電を開始

2021年12月 - 米領サモアにおける蓄電池併設型陸上風力事業への参画を決定

2022年4月 - レノバとPTSC社がベトナムでの洋上風力発電事業の協業に関する覚書に調印

2022年8月 - 当社グループ初のNon-FIT太陽光発電所の電力販売契約(PPA)を東京ガス株式会社と締結

2023年3月 - 当社グループ初の地熱発電事業となる株式会社南阿蘇湯の谷地熱にて発電を開始

2023年5月 - 当社グループ初のバーチャルPPAを株式会社村田製作所と締結

2023年6月 - 合同会社人吉ソーラーにて発電を開始

2023年8月 - 出光興産長瀬産業SMFLみらいパートナーズとの合同会社姫路蓄電所の設立により、当社グループ初の系統用蓄電池事業を開始

 

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事業内容

以下の2つの事業を展開しています。

もともと、リサイクル事業も営んでいましたが、固定価格買取制度(FIT)と呼ばれる再生可能エネルギーを固定価格で買い取りする制度が定められ、大きく再生可能エネルギー事業にシフトしています。

 

【連結事業】再生可能エネルギー発電 96%、再生可能エネルギー開発・運営 4%

 

再生可能エネルギー発電事業

自社で開発した再生可能エネルギー発電を売電するビジネスです。

再生可能エネルギーは固定価格買取制度によって、買取単価が決まっているので、一度発電所で電力を作れば、安定した収益が期待できます。

 

(引用:レノバ公式HP)

 

再生可能エネルギー開発・運営事業

共同出資者と一緒に発電会社を立ち上げることにより、収益が得られる事業となります。

具体的には、発電所保有する特定目的会社(SPC)から、事業立ち上げに伴う事業開発報酬や、運営することによる運用管理報酬、配当報酬などにより収益が得られるビジネスです。

 

(引用:レノバ公式HP)

 

 

時価総額

レノバ時価総額968.81億円です。(2024年2月7日現在)

 

社員の状況

従業員数:単体 213名(臨時11名)

   連結 280名(臨時11名)

平均勤続年数:3.7年

平均年齢:41.1歳

平均年収:953万円

 

 

業績

2023年5月9日に出された2023年3月期の決算短信は以下になります。

連結売上収益は前期比15.0%増、親会社の所有者に帰属する当期利益は69.3%増加の26億7800万円と、増収増益となっています。

売上高営業利益率は、前年の2.99%から26.41%と大幅に改善しています。

 

 

(引用:レノバ公式HP)

 

以下は、2024年3月期の業績予想で、増収増益となっています。

 

 

2023年11月7日には、2024年3月期の連結業績予想の修正が発表されています。

売上は大幅な減少、各種利益は増加しています。

 

 

次に、2024年2月6日に発表された、2024年3月期の3Q決算の結果です。

連結売上収益は前期比20.3%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は39.3%増の59億8,400万円となっています。

売上高営業利益率は、前年同期の33.58%から47.08%と大幅に改善しています。

第3四半期時点の親会社の所有者に帰属する当期利益の進捗率は70.40%です。

 


同時に、通期連結業績予想の修正が発表されています。

売上収益と親会社の所有者に帰属する当期利益は下方修正、営業利益は上方修正です。

 

 

kabutan.jp

 

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適時開示情報

2024年4月1日 東京瓦斯株式会社との資本業務提携契約の締結、第三者割当による新株式の発行及び主要株主の異動に関するお知らせ

2024年3月29日 合同会社の出資持分の追加取得に伴う子会社化(子会社の異動)に関するお知らせ

2024年2月7日 2024年3月期 第3四半期決算短信

2024年2月7日 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2024年2月7日 当社大型バイオマス発電所の営業運転開始時期の変更に関するお知らせ

2024年1月5日 関連会社出資持分の損失計上に関するお知らせ 最大12億円

2023年12月8日 合同会社の出資持分の追加取得に伴う子会社化(子会社の異動)に関するお知らせ

2023年12月5日 東邦ガス株式会社とのNon-FIT太陽光発電所の電力販売契約(PPA)の締結に関するお知らせ

2023年11月7日 2024年3月期 第2四半期決算短信

2023年11月7日 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ

2023年8月7日 2024年3月期 第1四半期決算短信

2023年5月9日 2023年3月期決算短信

 

株主還元について

過去の配当利回りと配当性向は以下です。

配当を出していません。

 

2017年3月 0.00%  0.0%

2018年3月 0.00%  0.0%

2019年3月 0.00%  0.0%

2020年3月 0.00%  0.0%

2021年3月 0.00%  0.0%

2022年3月 0.00%  0.0%

2023年3月 0.00%  0.0%

2024年2月 0.00%

 

株主優待は、以下のオリジナルクオカードの贈呈です。

権利確定月は、3月末日です。

100株以上 保有期間 1年未満:300円分 1年以上:300円分

500株以上 保有期間 1年未満:300円分 1年以上:1,500円分

1,000株以上 保有期間 1年未満:300円分 1年以上:3,000円分

10,000株以上 保有期間 1年未満:300円分 1年以上:30,000円分

 

配当権利付き最終日・権利落ち

配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。

権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。

 

レノバは、3月と9月が配当月になります。

 

権利付き最終日は、2024/3/27(水)・2024/9/26(木)です。

権利落ち日は、2024/3/28(木)・2024/9/27(金)です。

 

 

株価推移

10年チャートで見ると、2021年までは上昇傾向で推移してきましたが、その後下落して、2022年2月から8月までは上昇しましたが、現在は下落中です。

 

過去10年チャート

 

6か月チャートで見ると、10月まではだらだらと下落を続けて、その後横ばい、1月からは上昇に転じています

 

過去6か月チャート

 

finance.yahoo.co.jp

 

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株価指標

PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か)  37.13倍 (予 8.15倍)

PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か)  1.62倍

 

PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割安といえます。

 

EPS(1株当たりの純利益) 33.99 (予 154.59)

BPS(1株当たりの純資産) 779.34

 

(引用:レノバ公式HP)

 

ROE自己資本利益率) 6.23% (予 19.84%)

ROA(純資産利益率) 0.88% (予 3.84%)

 

ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は悪いといえます。

 

自己資本比率 15.8%

 

自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。

 

 

比較される銘柄

九州電力(9508)

tomokutchi.hatenablog.com

J-POWER(9513)

 

まとめ

売上は急拡大を続けています。

成長のための投資をしているため、利益は安定していませんが、事業規模を拡大しています。

 

事業内容は、社会が求めているものだと思いますので、将来性があります。

現在の株価は下落を続けていますが、下げ止まりを見極めて長期投資するのが最良です。

配当はなく株主優待も小さいので、キャピタルゲイン狙いの投資になります。

 

それほど小型の株でもなく、値動きも小さそうなので、短期投資には向いていないです。

 

ということで、私の投資判断としては以下です。

あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。

 

直近業績:△

安全性:✖

成長・将来性:◎

収益性:◎

規模:✖

割安度:◎

値動き:△

 

高配当投資:✖(優待)

長期投資(値上がり益):◎

短期投資:△

 

株のプロによる推奨銘柄はコチラ! 

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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