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【投資】「増やす力」最大化のための投資知識 Part3 ~投資信託とETFの違いは?REITとは?~

こんばんは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

前回の記事では、投資対象にはどのようなものがあるかを確認し、私はETFREITに興味を持ちました。

前回までの記事については、以下のリンクからご覧ください。

 

tomokutchi.hatenablog.com

tomokutchi.hatenablog.com

 

今回は、ETFREITとはどういうものなのかを詳しく見ていきたいと思います。

 

 

投資初心者の方や、ETFREITを検討されている方におすすめの記事になります。

 

 目次

 

ETFとは?

Exchange Traded Fundの略。

ETF(上場投資信託)は、日本銀行が日本のデフレ脱却を目指すために、量的・質的金融緩和のひとつとして2013年4月に始めました。

ETFは私たちのような一般の人が気軽に買ったり売ったりできる、とても便利で魅力にあふれる金融商品です。

 

ETFの魅力は、投資信託株式投資の両方のメリットを合わせ持っています。

投資信託のように少額の投資資金で本格的な分散投資ができ、さらに株式投資のようにリアルタイムな時価で売買できます。

 

ETFは通常の株式投資とほぼ同じなので、証券会社の口座があればすぐに売買可能です。

 

【マネきゃん/Money Camp】 

 

前回の記事にも書いた通り、それぞれの株価指数などに連動するように設計されています。

株価指数とは、取引所全体や、一定の条件により選ばれた銘柄全体の株価の動きを表した数字のこと。

日本の場合は日経平均株価TOPIXが、アメリカなら大工業株30種平均が代表的です。

 

そのため1本のETFを買うだけで、その基準となる指数を構成する銘柄すべてに自動的に分散投資しているのと同じなのです。

つまり、個別の株式を買うよりも、ETFの方が分散投資されるため、株価が急落するようなリスクが低くなります。

 

 

 

ETFの豊富な品揃え

株式指数に連動するETFのほかにも、様々なETFが存在しています。

 

REIT不動産投資信託:国内は東証REIT、海外は米国RIETや豪州REITに連動するETFが上場しています。

コモディティ先物:金、銀、プラチナ、原油穀物など商品の値動きに連動するように作られたETF。低コストで小口投資が可能。

レバレッジ(ブル型):基となる指数(原指数)より2倍大きく値動きするETF

 例えば、原指数の値動きが前日比3%なら、ETF上昇率は6%となる。

インバース型(ベア型):原指数にマイナスの倍率で変動するETF

 指数が+3なら、インバース型ETFは-3というように、値動きが反比例します。

 

ETFは、通常の証券口座さえあれば、国内株式だけでなく、アメリカ、ロシア、ブラジル、タイ、マレーシアなどの海外株式まで購入できることがメリットです。

 

わざわざ海外口座を開設したり、外国株取引用の口座に投資資金を入金する手間は必要ありません。

様々なETFを組み合わせて購入することで、手軽な国際分散投資も可能になります。

 

 

ETF投資信託の違い

投資信託」とは、テーマに沿ったいくつかの銘柄を組み合わせて作った金融商品です。

販売会社が投資家から資金を集め、運用会社が投資家の代わりに運用します。

 

その投資信託を上場させたのがETFです。

通常の投資信託ETFの大きな違いは、上場しているか非上場かの違いだと言えます。

 

ETFは、株式取引とほぼ同じなので、証券取引所が開いている時間にリアルタイムな時価で取引ができます。

信用取引も可能です。

 

一方、投資信託は基準価額(1日1回算出される一口当たりの値段)で販売会社の取引時間に取引が行われます。

基準価額はあらかじめ分からない状態で購入や換金を行うことになります。

信用取引はできません。

 

ここまでを見ていると、ETFの方がメリットだらけといった感じです。

しかし、デメリットもあるようなので、見ていきましょう。

 

 

ETFのデメリット

上場廃止や繰上償還の恐れ

上場廃止とは、証券取引所が定める上場廃止基準に該当すると判断された場合、上場が取り消され、一般投資家は取引ができなくなります。

ETFにも、上場廃止になる可能性があります。

 

繰上償還とは、投資信託の信託期間が終了する前に運用を終了すること。

信託期間が決まっていないものでも運用を終了することがあり、その場合も繰上償還と言います。

繰上償還の理由としては、売買が活況でなく純資産額が増えなかったため、申込者が減少したためなど様々あります。

 

 

 

価格乖離を考えて取引する

ETFには、投資信託としての「基準価額」と、上場株式としての「市場価格」の2つの価格があります。

市場価格は、株式の需要と供給の量によって決まるため、投資信託としての価値である「基準価額」と同じように値が推移するとは限りません。

 

例えば、あるTOPIX連動型ETFが雑誌で紹介されたなどの理由で、急に買い手が増え、市場価格が吊り上がったとします。

しかし、TOPIXの指数自体が高くなっているわけではないので、2つの値の間には差が生まれてしまうのです。

 

手数料や信託報酬が必要

ETFは上場株式なので、証券会社の定めた手数料体系に沿って、売買時にその都度手数料が必要になります。

また、通常の投資信託より安い傾向にありますが、ETFは信託報酬がかかります。

いずれも数十円から百円程度のなので、投資信託と比べてデメリットというほどでもないかと思います。

 

 

 

調査後の私の意見

REITETFの一種であることが、まず分かりました。

また、レバレッジやインバースなど、なんでもありっていうかんじなのがわかりました。

 

投資信託ETFを比較したときに、ETF投資信託に劣っている点はほぼないといって良いと、私は感じました。

ETFのデメリットで書いたことも、それほど大きなものではなく、気にすることでもないのかなと思いました。

ただ、投資信託の方が幅広い種類あることが、優れている点だと思います。

 

私はETFではなく、投資信託をしています。

頻繁に売買するものに関しては、リアルタイムに取引できるETFの方が有利なので、ETFに置き換えてもよいかなと思います。

ただし、長期的に積立している投資信託については、売買のタイミングはそれほど重要ではないので、そのままにしておきたいと思います。

 

投資初心者の方や、これから投資を始めようとしておられる方は、この記事を読んで参考にして頂ければ嬉しいです。

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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