こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
ここ数か月間で日経平均株価は高騰し、投資している方にとっては絶好の稼ぎ場になったと思います。
しかし、ここ数日間は上げ下げはあるものの横ばいの状況が続いているかなという感じになっています。
そうなってくると、利益確定する方もおられれば、まだ上昇することを見越して持ち越す方もおられます。
私はこのあたりが高値圏と見て、一旦利益確定をしました。
ご自分の判断軸で今後の展開を決断されれば良いと思います。
私が利益確定してできた資金を今後どうするかを検討したところ、グロース(マザーズ)指標が目にとまったので、その検討について書きたいと思います。
利益を確定して次の投資策を検討されている方、グロース株に興味を持っている方におすすめの記事になります。
目次
私のこれまでの株式投資
私の株式投資は、これまで大きく見て以下の4種類で実施していました。
このうち、1のインデックス積立投資の資金に関しては、NISA分(eMAXIS Slim 先進国株式インデックス)を除いて全て売却しました。
今回は日本株の話題ですが、米国株も日本株同様に高値圏と判断しての対応です。
2の日本中小型株の中期投資分についても、調子の良い株の一部を売却しました。
今回考えるのは、売却した1と2の資金をどこに回すかと言うことになります。
では、ここ最近数か月で上記の4種類の調子はどうだったかを考えます。
1は、時間は要するものの資産の増加への貢献はそこそこ大きかったということで〇。
株価が好調だったことが要因でもありますが。
2は、大きく値上がりすることもありますが、塩漬けになることもあります。
最近のことを思うと、塩漬けになったものが多かったので✖。
3は、リスクは少なく安定して収益を上げられた一方で、収益額はそれほど大きくないので△。
4は、最近調子が良く、休職中で時間があることもあり、給料以上の収益を上げられていますので◎。
これらを分析すると、大型主力株はここ最近絶好調だったが、中小型株を中長期で持つと良くなかったということが分かりました。
しかし、私の今後の予測としてはこれまでとは反対で、大型主力株は下降して、中小型株が上昇すると思っています。
参考に中小型株の指標(マザーズ指数)の推移を貼っておきます。
日経平均と同じく、5月後半から6月中盤まで上昇していますが、6/21頃から急落しています。
とはいえ、日経平均がこれから下がると予測していますので、それにつられてマザーズ指数もさらに下がる可能性も十分にありますので、注意が必要です。
今後の投資先の検討
上記の分析と予測から、次の投資先候補として以下を考えました。
このうち、個別株については個別株特有の事情が絡んできますので、2と4の指数連動型ETFが適切と判断しました。
ETFについては、以下の記事で解説していますので、宜しければご覧ください。
そのうち2については、すでに「日経平均ベア2倍(1360)」というETFを購入済です。
日経平均が下がれば下がるほど収益が上がり、その収益額は日経平均が下がった幅の2倍になるというETFになります。
買うのが少し早すぎたせいで、まだマイナスの状態です。
ETFを購入した記事は以下になりますので、宜しければご覧ください。
今回検討したいのは、4の中小型株のブル型ETFになります。
ブル・ベア型ETFとは?
以前の記事でも解説した通り、ETFには様々な種類があります。
その種類の1つとして、レバレッジ(ブル)型とインバース(ベア)型があります。
レバレッジ(ブル)型ETFとは?
手持ちの資金の何倍もの取引が可能になることを「レバレッジ」と言います。
レバレッジ型ETFとは、日経平均株価やTOPIXなどのベンチマーク(基準となる指数)の変動率に対して、2倍や3倍の変動率で上下するレバレッジ・インデックスに連動するETFです。
例えば、NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信(1570)は、日経平均株価の騰落率の2倍の値動きをします。
そのため、日経平均株価が前日比2%上昇した場合、日経平均レバレッジの株価はその2倍の4%上昇します。
しかし、日経平均株価が前日比2%下落した場合も同様に騰落率2倍の前日比4%下落することになります。
インバース(ベア)型ETFとは?
インバース(ベア)型ETFは、レバレッジ(ブル)型ETFと逆方向の値動きをします。
つまり、日経平均株価やTOPIXなどのベンチマークが上昇した場合、インバース(ベア)型ETFの価格は下落します。
インバース(ベア)型ETFの1つに、NEXT FUNDS 日経平均インバース・インデックス連動型上昇投信(1571)があります。
日経平均インバースは、「日経平均株価の暴落率✖マイナス1倍」を日々の暴落率として計算されます。
つまり、日経平均株価が上昇すると日経平均インバースは同じ暴落率分下落します。
レバレッジ(ブル)型とインバース(ベア)型のメリット
現物取引でも、価格の変動率を高めて取引できる
株式取引の場合、レバレッジをかける(手元資金の最大3.3倍の資金で取引する)には信用取引を行う必要があります。
しかし、ベンチマークの変動率の2倍もしくは3倍のETFに投資することで、現物取引にも関わらず、信用取引と同じようにレバレッジを掛けることが可能です。
現物取引でも、相場が下落時に利益を狙える
「相場が下落時に利益を得られる」取引手法として、信用取引と先物取引があります。
現物取引では、株価が購入価格より上昇しない限り利益を出すことができません。
しかし、インバース(ベア)型のETFを購入することで、ベンチマークとなる指数が下落しているときに、利益を出すことが可能です。
さらに、信用取引では投資金額以上の損失を出してしまう可能性がありますが、現物取引のインバース(ベア)型ETFは空売りと同じ効果があっても損失は投資金額の範囲内です。
中小型株のブル型ETFは?
中小型株といえば、少し昔であれば「マザーズ」や「ジャスダック」になります。
2022年4月からは、東証の市場区分見直しによって、多くの銘柄が「グロース市場」に移行しました。
中小型株のブル型ETFは、以下になります。
ここで、ETFは上場投資信託、ETNは指標連動証券のことで、投資商品の特性としてはあまり変わりはありません。
グロース指数全体に連動する商品は、「東証マザーズETF」と「NEXT NOTES 東証マザーズETN」の2つがあります。
どちらを選べばいいか迷う場合は、日々の出来高が多く、流動性の高い「東証マザーズETF」がおすすめ。
「東証グロース・コアETF」は「東証グロースCore指数」という、東証グロースの中での東証が選んだ代表的な20銘柄で構成される指数に投資ができるものになります。
代表的な20銘柄なので、構成比は高くなっています。
まとめ
上記の調査から、中小型株のブル型ETFは「東証マザーズETF」がよさそうだと判断しました。
そのため、私の今後の株式投資は以下の6種類で、以下の優先順位でやっていきたいと思います。
とはいえ、3と5と6はこれから何かするというよりはほったらかしですし、1と4は買うタイミングはあるものの、一旦買ってしまえばある程度ほったらかしです。
最適な買うタイミングを見計らっていきたいと思います。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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