こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサラリーマンをしながら、サイドFIREを目指しています。
サイドFIREを目指す上で重要なことの1つとして、「投資」があります。
投資をして、資産を拡大し、経済的自立を達成して、自分のやりたいことを仕事にしたいと思っています。
様々な投資の方法がありますが、その中の1つとして株式投資があり、株式投資を行う上で株式銘柄を分析することは非常に重要なことです。
銘柄の事業内容は?、業績はどうか?、配当はいくらなのか?、現在の株価はいくらか?などを知って、投資するかしないかを決定したり、買い時・売り時を判断したりします。
私はこれまで様々な銘柄に投資をしてきましたが、株式銘柄を分析した結果を残すことはしてきませんでした。
それではもったいないということで、今後の銘柄分析の結果をブログに残して、自身のためのみならず、ブログを見て頂いている方にとっても役に立てれば良いと考えています。
今回は、フリマアプリ国内首位で、スマホ決算「メルペイ」事業も手がけるメルカリについて調査をしました。
株式投資や就活のための企業研究をしておられる方におすすめの記事になります。
以下の情報は、2024年2月13日現在の情報になります。
目次
会社概要
(引用:メルカリ公式HP)
メルカリは、フリマアプリ国内首位で、スマホ決算「メルペイ」事業も手がける会社です。
東京証券取引所プライム市場の上場企業
日経平均株価の構成銘柄の1つ
グループミッションは「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」、
バリューは以下です。
- Go Bold(大胆にやろう)
- All for One(全ては成功のために)
- Be a Pro(プロフェッショナルであれ)
「地球資源が限られているなか、より豊かな社会をつくるために何ができるか」。
2013年、創業者が世界一周の旅で抱いた課題意識から、フリマアプリ「メルカリ」は生まれました。
メルカリは、物理的なモノやお金に限らずあらゆる価値を循環させることで、誰もがやりたいことを実現し、人や社会に貢献するための選択肢を増やすことができると信じています。
テクノロジーの力で世界中の人々をつなぎ、あらゆる人の可能性が発揮される世界を実現していきます。
(引用:メルカリ公式HP)
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沿革
▼クリックで詳細表示
2013年2月 - 株式会社コウゾウ設立
2013年7月 - フリマアプリ「メルカリ」配信開始
2013年8月 - ユナイテッドと資本業務提携
2013年11月 - 株式会社メルカリに商号変更
2014年月 - 米国子会社に設立
2015年9月 - 100%子会社、株式会社ソウゾウを設立
2016年1月 - BASE株式会社に出資
2016年3月 - 子会社のソウゾウから新アプリ「メルカリ アッテ」提供開始
2017年5月 - 子会社のソウゾウから新アプリ「メルカリ カウル」提供開始
2017年8月 - 子会社のソウゾウからブランド査定つきフリマアプリ「メルカリ メゾンズ」提供開始
2017年11月 - フリマアプリ「メルカリ」内にて子会社のソウゾウが運営する即時買取サービス「メルカリNOW」を開始
2018年2月 - 子会社のソウゾウにて、シェアサイクルサービス「メルチャリ」を福岡市で開始
2018年4月 - 子会社のソウゾウから学びのフリマアプリ「teacha」提供開始
2018年5月 - 「メルカリ アッテ」サービス終了
2018年8月 - 「メルカリNOW」を終了
2018年8月 - 「teacha」を終了
2018年8月 - 「メルカリ メゾンズ」を終了
2018年11月 - 「メルカリ カウル」を終了
2019年2月 - 子会社のメルペイが、非接触型決済サービス・メルペイを開始
2019年6月 - シェアサイクルサービス「メルチャリ」の事業から撤退
メルチャリ事業は新会社neuetが継承
運営していた子会社のソウゾウは解散
2019年7月 - 日本製鉄が保有しているサッカーJリーグチーム「鹿島アントラーズ」の株式を取得、子会社化
2020年1月 - 子会社のメルペイが同業のQRコード決済サービスであるOrigami Payの運営会社Origamiを買収し、完全子会社化
2020年2月 - NTTドコモと業務提携することを発表
2021年1月 - 100%子会社、株式会社ソウゾウを再設立
2021年4月 - 100%子会社、株式会社メルコインを設立
2021年10月 - 子会社のソウゾウが「メルカリShops」を本格提供開始
子会社メルロジを設立
2021年12月 - パ・リーグ6球団およびパシフィックリーグマーケティングとメルカリが共同でNFT事業に参入
2022年6月 - 東京証券取引所プライム市場に変更
資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者としての登録を完了
2022年10月 - 与信事業を強化するため、メルペイを通じてクレジットカード事業に参入
事業内容
メルカリが運営する「メルカリ」は個人間取引(CtoC)のためのマーケットプレイスであり、誰でもスマートフォン上で簡単に不用品を販売できるという今までになかったユニークなユーザー体験を提供しています。
【連結事業】Japan Region 71%、US 26%、他 3%
従来型の店舗における中古品売買は、来店に時間を要する、取扱商品が限定的である、買取業者が仲介するため売手と買手の双方にとって価格が不透明である等の課題がありました。
また、インターネットオークションを利用した中古品売買も、出品が煩雑で難しい、入札プロセスに時間がかかるといった課題がありました。
「メルカリ」では、スマートフォンから誰でも簡単に商品を出品・購入することが出来ます。
また、配送業者やコンビニエンスストアとの提携により、簡便かつ手頃な価格の配送オプションを提供しています。
さらに、出品者、購入者共に個人が中心であるため、誰でも手軽に不用品を販売してお金に換える楽しみや、ユニークな中古品を探す「宝探し」感覚での買い物を体験することが出来ます。
「メルカリ」で培った技術力と膨大な顧客・情報基盤を元に、スマホ決済サービス「メルペイ」の提供を2019年に開始し、さらには2022年10月より、BtoCマーケットプレイス「メルカリShops」の本格提供を開始するなど、継続的なユーザー体験の向上と事業の拡大に努めています。
メルカリグループは、オールジャンルの商品を取り扱うCtoCマーケットプレイス「メルカリ」と、BtoCマーケットプレイス「メルカリShops」によって構成されるMarketplace事業、「メルペイ」を中心に、Paymentサービスやcreditサービス、暗号資産を用いた資産運用サービスを提供するFintech事業、米国におけるCtoCマーケットプレイス「Mercari」を提供するUS事業等を主に展開しています。
(引用:メルカリ公式HP)
時価総額
メルカリの時価総額は3,973.95億円です。(2024年2月13日現在)
社員の状況
従業員数:単体 1,232名(臨時290名)
連結 2,209名(臨時467名)
平均勤続年数:2.9年
平均年齢:34.6歳
平均年収:968万円
業績
2023年8月10日に発表された2023年6月期の決算短信は以下です。
連結売上高は前期比17.0%増、経常利益は黒字転換の174億4,900万円となっています。
売上高営業利益率は9.89%でした。
2024年6月期の連結業績予想は非公表になります。
2024年2月13日に発表された2024年6月期の2Q決算の結果です。
連結売上収益は前期比10.1%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は289.4%増の245億5,000万円となっています。
売上高営業利益率は前年同期の5.80%から8.47%と改善しました。
適時開示情報
2024年2月13日 2024年6月期 第2四半期決算短信
2024年2月13日 個別業績(日本基準)における特別損失の計上に関するお知らせ 2,866百万円
2023年11月13日 2024年6月期 第1四半期決算短信
2023年8月10日 2023年6月期決算短信
株主還元について
過去の配当利回りと配当性向は以下です。
配当は出していません。
2018年6月 0.00% -%(赤字)
2019年6月 0.00% -%(赤字)
2020年6月 0.00% -%(赤字)
2021年6月 0.00% 0.0%
2022年6月 0.00% -%(赤字)
2023年6月 0.00% 0.0%
2024年2月 -%
株主優待はありません。
配当権利付き最終日・権利落ち日
配当は、権利付き最終日までに買付をする必要があります。
権利落ち日以降は売却しても、配当の権利は確定できます。
メルカリは、6月と12月が配当月になります。
権利付き最終日は、2024/6/26(水)、2024/12/26(木)です。
権利落ち日は、2024/6/27(木)、2024/12/27(金)です。
株価推移
10年チャートで見ると、上場当初は下落していましたが、2020年、2021年は上昇し、2022年は急落しました。
過去10年チャート
6か月チャートで見ると、10月までは横ばいでした、それ以降下落傾向が続いています。
過去6か月チャート
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株価指標
PER(株価収益率=株価が純利益に対して何倍か) 30.40倍 (予 -倍)
PBR(株価純資産倍率=株価が1株当たりの純資産の何倍か) 6.68倍
PERの目安は15倍、PBRは1倍なので、株価は割高といえます。
EPS(1株当たりの純利益) 80.31 (予 -)
BPS(1株当たりの純資産) 364.55
ROA(純資産利益率) 3.12% (予 -%)
ROEの目安は10%、ROAは5%なので、経営効率は非常に優良といえます。
自己資本比率 13.5%
自己資本比率の目安は30%なので、安全性は非常に悪いといえます。
比較される銘柄
まとめ
年々売上を伸ばしており、成長企業といえます。
長年赤字が続きましたが、黒字になっており、利益もこれから伸びると思われます。
一方、株価は比較的安くなっており、今後の業績が伸びていけば株価の上がる余地は大いにあります。
業績を伸ばす上で、メルカリ以外の領域での柱を作ることが今後の課題になってくると思われます。
事業の将来性・拡張性はあると思うので、素直に長期投資するのが最良と思います。
メルカリ以外の柱を育てようと、色々なことをやっていますが、なかなか上手くいっていない印象があり、そこにリスクはあるので注意が必要です。
大型の銘柄のため、短期的に値動きは小さく、短期投資向きではありません。
ということで、私の投資判断としては以下です。
あくまでも私の私見ですので、投資の判断は自己責任でお願いします。
直近業績:◎
安全性:✖
成長・将来性:◎
収益性:〇
規模:△
割安度:✖
値動き:△
高配当投資:✖
長期投資(値上がり益):〇
短期投資:△
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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