こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
現在のビジネスパーソンはストレス過多で、メンタルに問題を抱える人が非常に多いといわれています。
これは、バブル崩壊以降、日本企業の業績が良くなく、余裕がなくなった結果、その企業の社員に負担のしわ寄せがきていることがあると思います。
メンタル不調になると、休職してもなかなか立ち直れずに復帰できない方も私の周りにも多いです。
メンタル不調になる人が一番多いのが40代男性らしいのです。
私も40代男性なので、少しその兆候を感じています。
会社の中では、上下に挟まれて両方に気を使わなければならず、自由に仕事もできず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そういうこともあり、私は経済的自立をし、自由にやりたいことを仕事にしたいと思い、目指し始めました。
今回は、このようなメンタル不調が40代が多い理由、メンタル不調を防ぐ方法などについて記事にしたいと思います。
私と同じようにメンタル不調を感じておられる方、すでにメンタル不調になっている方におすすめの記事となります。
目次
ビジネスパーソンの悩み
ビジネスパーソンのメンタル不調が深刻化しており、仕事上のストレスがきっかけで鬱などの精神疾患を患う人も増えてきています。
一般社団法人日本産業カウンセラー協会がまとめた統計情報によると、2018年度の相談の内訳は、対面による相談件数は5,313件(男性2,458件、女性2,855件)、無料電話相談「働く人の悩みホットライン」の相談件数は5,058件(男性2,241件、女性2,817件)だったとのことです。
相談内容の内訳は、対面・電話相談ともに「職場の問題」と「自分自身のこと」に関する内容が目立ったようです。
また、「自分自身のこと」、「メンタル不調・病気」、「家庭の問題」は、電話相談よりも対面による相談の件数が多いそうです。
相談内容に「職場の問題」の割合が多いことを考えると、職場の問題によるストレスが、自分自身のことやメンタル不調にも影響している可能性があります。
世代別・男女別の相談件数
相談件数を世代別・男女別に比較すると、男女ともに30代から50代が7割以上を占めており、ミドル世代の悩みが深刻であることが分かります。
これは2018年度に限ったことではなく、例年見られる傾向とのこと。
30代から50代という年齢は、職場において昇進や転職といった環境の変化が起こりやすい上、結婚や出産を含めた人生の転換期を迎える人が多いです。
公私ともに増す「変化」に際して、悩みを抱えるケースが多いことが推測されます。
メンタル不調・病気に関する相談
注目したいのは、「メンタル不調・病気」に関する相談についての、年代比・男女比です。
男性からの相談件数は女性の2倍にもおよび、男性のなかの分布を見ると40代が最多となっている。
男性にとって40代という年齢は、中間管理職となって仕事の悩みが増す、家庭のことや自身の体調の変化に対する悩みや戸惑いが多くなる、非常にハードな時期です。
女性の社会進出が進んだ昨今では、これは男女共通の条件であるが、女性からの相談は40代よりも20代から30代が多いのに対して、男性の相談は40代が突出して多いです。
女性は結婚や出産・育児に直面する時期、男性は職場や家庭において責任が増す時期に、メンタル不調に陥りやすいことが読み取れます。
メンタル不調の対策
企業にとっても社会にとっても、一人一人のメンタルヘルスを維持することは必要不可欠です。
ビジネスパーソンがメンタル不調を抱える要因としては、多数の企業において人材不足が深刻化するなかで、個人の負担が増加したことや、パワハラ・モラハラによるストレスなどが考えられる。
いずれにしても、メンタル不調を訴えるビジネスパーソンが増えたことで、社会全体で問題意識が高まりつつあります。
2015年12月には、労働者が50人以上いる事業所に対して、労働者に対するストレスチェックを毎年1回実施することが義務づけられました。
相談機関の充実や、産業医・産業カウンセラーによるサポートの強化を目指す動きも活発化している。
メンタル不調に陥らないための具体的な施策としては、まず産業医や産業カウンセラーを有効活用していくことが挙げられます。
悩みの相談に応じてくれることはもちろん、必要であれば適切な医療機関とつなぐ役割も担ってくれます。
また、無料で電話相談が受けられるところや、メールやチャットで相談を受け付けている機関も増えている。
自分一人では抱えきれない悩みを、メンタル不調に発展させないためには、こういった期間を個人がうまく活用することと、企業が社員のメンタルケアをより重視していく姿勢が求められます。
私の今の状況
これらのことを知り、私も憂鬱になることが多くなってきている状況から、メンタル不調になりかねないと思いました。
私でいうと、今年度から仕事場も変わり、仕事内容もこれまでの仕事とは変わりました。
毎日、不慣れな仕事に右往左往している状況です。
自分のやりたいことは、今の仕事なのかといつも思っています。
加えて、管理職に昇格するかしないかという立場で、会社からの要求も強くなって、責任も重くなってきています。
これまで求められてきた技術スキルとは別に、管理職としてのヒューマンスキルを求められるようになります。
体も若い頃と比べて、思うように動かなくなってきました。
会社として、メンタルヘルス相談をしてくれてはいますし、アドバイスをしてくれますが、抜本的な対策はしてくれません。
毎日が自分の満足いくようなものでない日々が続きます。
それはとても辛いことです。
最後に
アイデンティティなど、心理学の基本概念をいくつも生み出した、高名な発達心理学者エリク・エリクソン(1902~1994)の言葉ですが、「40~60代までの成人後期における、発達課題は”生殖性の獲得”で、もしその獲得に失敗すれば、その後の人生が停滞しやすい」ということです。
「生殖性」とは、人の生殖に関する言葉に聞こえるかもしれませんが、それとは切り離して、心理学の学術用語で、その意味するところは、自分がそれまでの人生で身につけたことをいかに次の世代に伝えていくかといったことです。
子育ても「生殖性」の一形態です。
エリクソンによれば、人は中年期に入ると、「自分」という狭い意味の成功では十分満足感を得にくくなり、心身を充実させるためには、周囲の人、ひいては社会の役に立っている、という意識が重要だとしています。
仕事でそのような周囲の人、社会の役に立っているという意識を感じられるのであればよいですが、そういったことを感じられない、感じにくいという方は要注意かもしれません。
私も、仕事が変わって部下もつかず、社会への貢献も感じにくい状況です。
そのため、こういったブログなどを通して、社会に少しでも貢献できればうれしいなということで始めました。
ブログは、ネット上の話なので、なかなか人の役に立っていることを認識しにくいのですが、ブログを見てくれている人が増えているのを見て、少しは人の役に立てているかなと感じています。
自分のやりたいことの見つけ方については、以下の過去の記事をご覧ください。
私と同じように、会社や家庭で苦しい思いをされている、悩んでいる方は、会社とは別に副業等で周りの人や社会への貢献ということを意識してみてはいかがでしょうか。
副業については、以下の過去の記事をご覧ください。
周りに人や社会に貢献できる活動に参加されるのも良いのではないかと思います。
少しでも私の記事が、苦しんでいる方の救いになればうれしいです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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