こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。
私はサイドFIREを目指しており、日々「稼ぐ力」、「貯める力」、「増やす力」を向上して、自己資産の向上を進めています。
自己資産は順調に増えており、会社を辞めても数年は何もしなくても生活していける程貯めることができました。
以下は、私の自己資産チェックの記事になりますので、宜しければご覧ください。
しかし、完全に引退するまでにはまだまだ資金が必要で、働き続けなければいけない状況です。
そのため、嫌な仕事を辞めることができない、やりたいことも分からない、今の仕事を65歳・70歳まで続けられるのかと悩みながら何となく続けざる負えないという方は多いのではないでしょうか。
嫌な仕事は長く継続することはできません、継続したとしても精神は削られてヘトヘトになってしまいます。
ほんとうにやりたいことでなければ、いきいきと長く続けることはできません。
私も同じように悩み、副業で自分で稼いでみたり、資金を投資に振ったり、やりたいことを考える毎日です。
今回は、私がやりたいことを考える上で読んだ、「やりたいことはよくわかりませんが、私の適職を教えてください!」という本の紹介をしたいと思います。
私と同じように悩んでいる方に、少しでも参考になればうれしいです。
やりたいことを見つけたい方、今の仕事が嫌で抜け出したい方、いきいきと働きたい方におすすめの記事になります。
目次
本の概要
大手企業の今の仕事を続けていて良いのか悩んでいる30代男性と、キャリアカウンセラーの会話形式の内容になっていて分かりやすく、すらすら読むことができます。
30代男性の考えていることが、世の中の平均的なサラリーマンの考えと一致しているため、共感できるところが多いと思います。
この本を読めば、以下のようなことが実現できるというコンセプトです。
- 自分の「本当にやりたいこと」が見つかる
- 自分の強みと個性を理解できる
- 「本当にやりたいこと」を仕事にできたら、ストレスフリーで稼げる
- 幸福度の高い人生を手に入れられる
実際読んでみて、本を読んだら上記のようなことを実現できるかというと、そんな甘いことはないです。
ただ、このようなことを実現するためのヒントを得ることはできると思います。
興味があれば、是非本を購入して読んでみてください。
私が参考になると感じた内容
私がこの本を読んで、参考になるなと感じた部分をピックアップしてご紹介したいと思います。
キャリアチェンジの5つの誤解
この本では、キャリアチェンジするのに障壁となる以下の5つの誤解があると書かれています。
- 安定した仕事につくのが一番
- 我慢していれば報われる
- 自分にはやりたいことなんてない
- やりたいことを仕事にするにはお金や才能がいる
- 失敗したら、二度と這い上がれない
これらは正しそうに思えますが、過去そうだった、ただの思い込みということが多いです。
日本の企業の業績は落ちて、終身雇用も崩壊している、情報化が進んで誰でも情報を手に入れることができる今、これらは当てはまらなくなっています。
「やりたいこと」や「強み」を軸に仕事をすれば、キャリアチェンジもできるし、お金も得て、能力も磨かれるということが書かれてあります。
5つの誤解をしていることで、仕事の選択肢を狭めることになっているということです。
まずは、広くやりたいことを考えることが重要です。
やりたいことの考え方
やりたいことを考えるということは、私も悩んでいることになります。
この本では、やりたいことを考えるときに以下のことを気を付けるべきと書かれています。
- いきなり「やりたい職業」を探さない
- わくわくセンサーを作動させる
- お金や時間の制限を外して考える
- 好きな場所から考えてみる
- 過去を振り返って、感情を呼び覚ます
- 自然と手にする本からヒントを得る
- 自分の行動を妨げる「トラウマ」と向き合う
- 自分に嘘をつかない練習をする
- AIに奪われない仕事を探す
これをヒントに、やりたいことを書く出すことから始めてみましょう。
やりたいことが分かって方向性を決めていく段階で重要になってくるのは、「自身の強み」です。
人の強みは、「積み上げ型の強み」と「本来備わっている強み」に分けられます。
「積み上げ型の強み」は、後天的に見につけたスキルや経験のことです。
例えば、「営業経験が20年ある」「プログラミングの資格を持っている」などといったことです。
一方で、「本来備わっている強み」は、「人をまとめるのが得意」「整理整頓が得意」といったことです。これが個性と同義のものです。
やりたいことを考えるときには、「積み上げ型の強み」よりも「本来備わっている強み」をより意識するのが良いと書かれています。
そうすることで、特徴があり、他と差別化ができた商品になります。
「やりたいこと」×「強み」=「本当にやりたい仕事」
「本当にやりたいこと」は「やりたいこと」と「本来備わってる強み」を掛け合わせることで見えてきます。
これまでに見つけた「やりたいこと」や「強み」を掛け合わせて、「本当にやりたいこと」を発見しましょう。
「本当にやりたい仕事」を発見したら、キャリアチェンジのスタイルについて考えます。
キャリアチェンジのスタイルとは、「本当にやりたい仕事」をどういうスタイルで実現するのかということです。
「転職」、「起業」、「副業」、「今の会社に残る」のいづれで実現するのかということです。
それぞれのスタイルの特徴から、「本当にやりたい仕事」を実現するのに最適な方法を選択します。
自分の理想的な仕事をイメージする
自分の理想的な仕事をイメージするときに、「自分の強みで助けられる人」もしくは「自分が助けたい人」を考えるという方法があります。
キャリアチェンジを考えるには、自分だけではなく、相手も考えたほうが具体的になるということです。
「自分の強みで助けられる人」とは、例えば「人のキャリアに関する相談を受ける」ことが得意であれば、「キャリアについて悩んでいる人」ということになります。
悩んでいる人を、どのように助けるかを思い浮かべます。
「自分が助けたい人」とは、例えば「途上国の貧困層」を助けたいということであれば、そこから自分の「やりたいこと」や「強み」を当てはめて商品を考えるということです。
大きな目標を達成するためのステップ
この本では、大きな目標を達成するためのステップとして、以下のステップが提示されています。
- 自分の「やりたいこと」を見つける
- 自分の「強み」を見つける
- 小さい行動から始めてみる
- 失敗に慣れ、素早く起動修正する
- 「自分が役立てる人」に価値を提供し続ける
私もそうですが、行動して失敗することをすごく恐れ、行動できません。
しかし、小さい行動であればできるかもしれません。
考えすぎて思考停止になるくらいであれば、何か行動に移すということが重要ではないでしょうか。
関連記事
これまで、私は自分のやりたいことに関する本をたくさん読んで、記事を書いてきました。
参考に、やりたいことに関する読んだ本と記事を貼っておきますので、宜しければご覧ください。
まとめ
この本を読んで、色々な角度から「やりたいこと」や「キャリア」について検討する方法が書かれています。
カウンセリングを受けている笹山さんは、共感できて、カウンセリング内容がすっと入ってきます。
キャリアチェンジする際に、検討方法に問題があり、キャリアチェンジ後に後悔するということを失くすのに役に立つ本だと思いました。
ただし、検討に時間をかけて行動ができないということは気を付けないといけないと思います。
この本でも、検討はある程度できた時点で仮決めして、行動し、行動しながら具体化や修正を適宜行うことが書かれています。
私も行動はしていますが、それが「やりたいこと」や「強み」につながっているかと言われれば、そうでもないです。
検討で思考停止して行動に移せない、検討が十分ではなく「やりたいこと」や「強み」につながらないことを取り組んでいるという方は、一度この本を読んでみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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