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【納税】サラリーマンの副業に関わる住民税 ~馬鹿にならない住民税の計算方法・納付方法~

こんにちは、ToMO@tomo2011_08です。

 

最近、税金などの支払いの請求が多数来ますね。

 

先月は固定資産税(14万円)に自動車税(4万円)、10年毎の火災保険(6万円)、先々月は旅行や買い物費、2月は確定申告(6万円)と、生きているだけで大きなお金が消えていきます。

世知辛い世の中です。。。

 

先月の固定資産税・自動車税の納付の記事は以下になりますので、宜しければご覧ください。

 

tomokutchi.hatenablog.com

 

 

そんな私に、先ほど住民税の請求(4.6万円)が来ました。

本業のサラリーマンの所得に対する住民税は、会社の給与から天引きで支払ってくれているので、副業分の住民税が今回来たということなのです。

 

 

 

今年2月に副業所得の確定申告をして6万円を納付したのですが、そこには住民税は含まれていなかったようです。

恥ずかしながら、今年初めて副業をして納税をしたので、副業分の税金は確定申告時に全て支払ったという認識でした。

 

2月の確定申告の記事は以下になりますので、宜しければご覧ください。

 

tomokutchi.hatenablog.com

 

今回は自分の勉強も兼ねて、サラリーマンの副業に対する税金について解説をしたいと思います。

 

サラリーマンで副業を始めた方、これから副業を始めようと検討されている方におすすめの記事になります。

 

 目次

 

副業収入に掛かる税金

副業の稼ぎについては、基本的に20万円超の場合に確定申告をして、税金を納付する必要があります。

ただし、副業による所得が20万円以下でも、確定申告しなければならないケースもあるので注意が必要です。

 

サラリーマンは毎年年末調整をしていますが、あくまで会社の給料についての手続きであり、副業収入は含まれていません。

そのため、副業をしているサラリーマンは年末調整をしたとしても、確定申告が必要になります。

 

確定申告や税金に関する記事は以下になりますので、宜しければご覧ください。

 

tomokutchi.hatenablog.com

 

 

 

副業した場合に納付する税金と額

副業をすると税金は、「所得税」と「住民税」が掛かります。

 

所得税は、本業と副業の所得を合算した数値から計算されます。

もし本業で300万円の所得があり、副業で50万円の所得があった場合、350万円が総所得として所得税が計算されることになります。

 

住民税の計算方法

住民税の計算は単純で、所得の10%の金額になります。

住民税は所得の額に関係なく、一律で誰でも10%と決まっています。

所得が10万円であれば、1万円が住民税になるということです。

 

住民税の計算式は、(課税所得 × 10% + 均等割 + 調整控除額)となります。

 

所得税の計算方法

所得税=(合計所得 - 所得控除)× 税率

 

所得税控除とは、所得から引くことができる金額のことです。

基礎控除(38万円)や扶養している者がいれば、人数に応じて扶養控除などがあります。

 

所得税は、所得によって税額が変わります。

所得税には、「累進課税制度」という制度があり、所得が高ければ高いほど税額も高くなります。

 

以下のように、所得によって支払う税率が変わってきます。

 

  • 195万円以下:税額0%
  • 195万円~330万円以下:税額10%(控除額9万7500円)
  • 330万円~695万円以下:税額20%(控除額42万7500円)
  • 695万円~900万円以下:税額23%(控除額63万6000円)
  • 900万円~1800万円以下:税額33%(控除額279万7500円)

 

ここで注意が必要なのが、住民税は所得額に関わらず所得があれば支払わなければいけないということです。

確定申告をしなければならない、所得税を納付しなければならないのは、副業所得が20万円超の場合です。

住民税は、副業所得が20万円以下でも納付の義務があります。

副業所得が20万円以下であっても、市区町村に所得の申告をしましょう。

 

 

まとめ

私は2月にe-Taxで確定申告を実施して、税金を6万円納付しました。

つまり、確定申告時に納付したのが「所得税の方だったということです。

 

そして、今月税金として納めなければならない、もう一方の「住民税」の請求が来ているという状況です。

副業すると、税金の請求が2回来るということが今回判明しました。

 

そういえば、e-taxでの確定申告時に「住民税・事業税に関する事項の入力」で「自分で納付(普通徴収)」と「給与から差引き(特別徴収)」から選択した記憶があります。

「給与から差引き」にすると会社に住民税の連絡がいくので、「自分で納付」を選択しました。

 

詳しくは、以下の記事で解説していますので、宜しければご覧ください。

 

tomokutchi.hatenablog.com

 

私の副業の所得は53万円で、所得税が6万円、住民税が4.6万円でした。

つまり、53万円から税金で10.6万円引かれましたので、残ったお金は42.4万円ということになります。

なんともえげつないですね。。。

株式の利益に対する税金は20%なので、それよりはましということになるのか。

 

「市民税・県民税領収証書」と言われる請求書が来ている方は、納付期限の6月30日までに納付しましょう。

期限までに支払わなければ、割増金額が必要になってきますので注意してください。

 

 

 

請求書にeL-QRが印字されている場合は、楽天Payで支払うことによって1%の還元を受けることができますので、おすすめです。

以下の記事で詳細を解説していますので、宜しければご覧ください。

 

tomokutchi.hatenablog.com

 

今回は、副業したときの税金について解説させて頂きました。

サラリーマンであっても副業される方は、どんどん増えています。

少しでもみなさんの参考になれば、うれしく思います。

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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