社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

40歳代の平凡なサラリーマンが経済的自立(FIRE)を目指して行動する軌跡とそれに関する情報をお届け(副業・節約・投資・FIRE)

MENU

【投資】日本・米国高配当株投資の特徴 ~自分に合った投資をする~

こんにちは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

前回は、「FIRE」に必要な知識やメリット・デメリットについて書かせて頂きました。

 

「FIRE」を達成するためには、「貯める力」・「稼ぐ力」・「増やす力」を向上させる必要があります。

「貯める力」・「稼ぐ力」・「増やす力」については、これまでの私の記事をご覧ください。

関連するいくつかの記事を貼っておきます。

 

節約をして、お金を貯めましょう。(貯める力)

tomokutchi.hatenablog.com

tomokutchi.hatenablog.com

 

お金を稼ぎましょう。(稼ぐ力)

tomokutchi.hatenablog.com

tomokutchi.hatenablog.com

 

投資をして、お金を増やしましょう。(増やす力)

tomokutchi.hatenablog.com

 

また、以下のリベ大の両学長の本を読んで、さらに知識を深めることをおすすめします。

 

 

「増やす力」は、具体的には投資をして資産を増やすことが必要になってきます。

投資で「増やす力」を向上させるのです。

 

これまでの私の記事で、投資信託インデックス投資(S&P500)に長期的に積立投資することが一般的に言われていることを書いてきました。

 

私も今年から投資信託インデックス投資を始めており、毎月積み立てています。

インデックス投資分だけでいうと、現在のところ、600万円投資していて69万円のプラスになっています。

詳細は、以下のリンク記事をご覧ください。

 

tomokutchi.hatenablog.com

 

私は、インデックス投資の他に日本の高配当株にも投資しています。

ただ、将来有望で有力な企業はアメリカにあります。

そこで、今回は日本と米国のどちらの高配当株に投資するべきなのか考えたいと思います。

 

 

高配当株投資に興味がある方、投資に興味があり投資を検討されている方におすすめの記事になります。

 

目次

 

高配当株投資とは?

高配当株とは、配当利回りが高い銘柄のことであり、配当金を多く出してくれる銘柄のことです。

つまり、高配当株投資とは、高配当株に投資して配当金を目的とした投資スタイルということができます。

 

配当利回りとは、1株あたりの配当金の割合のことです。

企業は、事業で得られた利益の一部を株主に配当金として還元しています。

例えば、1株が500円の銘柄があり、配当金が40円/株だとすると、配当利回りは8%となります。

 

一般的に、配当利回りが3%以上ある銘柄を高配当株と呼びます。

 

 

日本の高配当株の特徴

日本の高配当株の特徴は以下の3つがあります。

  • 配当金を日本円で受け取れる
  • 配当金にかかる税金は20.315%のみ
  • 簡単に減配する

 

配当金が日本円で受け取れる

日本の会社なので、日本円で配当金を出します。

為替リスクがありません。

 

配当金にかかる税金は20.315%のみ

配当金には、一律20.315%の税金がかかります。

 

 

 

簡単に減配する

高配当株投資をする上で、「連続増配年数」という重要な指標があります。

連続増配年数とは、増配を続けている年数を意味します。

 

長期間にわたって「増配を続けている」企業は、それだけ長期的に業績を伸ばしていたり、一時的に業績が落ちても配当を出せるようにしっかりとした利益を蓄積できている「優良企業」です。

 

最も連続増配年数が長いのは「花王」で30年です。

20年以上増配している企業は5社しかありません。

しかし、アメリカ企業で20年以上増配している企業は100社以上あります。

 

日本では、会社は社員・お客様のものという意識が強いので、株主は軽視しがちです。

そのため、業績が悪化すると、すぐに減配します。

 

 

 

米国高配当株の特徴

  • 株価の伸びが期待できる
  • 増配に期待できる
  • 税金が約28%かかる
  • 為替リスクがある

 

株価の伸びに期待できる

 

上記の図は、高配当株を集めた、米国ETF(VYM)の株価チャートです。

米国の株価は長期的にみると右肩上がりです。

 

増配に期待できる

アメリカでは、60年以上も増配している企業が9社もあります。

また、25年以上増配している企業は100社を超えます。

 

アメリカ企業の役員の多くは、会社の業績の責任を取る立場にあります。

減配するということは、自分の評価を下げることになりますので、減配はしにくいです。

 

 

 

税金が約28%かかる

米国企業から得た配当金に対しては、米国の税金10%と、日本国内の税金20.315%が二重でかかります。

 

配当金を100ドルだとすると、米国で税金10ドル(100ドル×10%)がかかりますので、手元に残るのは90ドルです。

また、その90ドルに対して日本国内の税金20.315%がかかりますので、90ドル×20.1315%=約18.28ドルの税金を払います。

 

つまり、最終的に手元に残るのは、71.72ドルですので、約28%を税金で取られていることになります。

 

為替リスクがある

米国株を買うということは、ドルで購入する必要がありますので、為替の影響を受けます。

円安になれば、その良さを享受できますが、円高になると、その分だけ配当金が目減りしてしまいます。

 

 

 

まとめ

ここまで、日本株・米国株それぞれの高配当株の特徴を説明してきました。

これらの特徴から、以下のように整理することができます。

 

日本円で安定した配当金を得たい方は、日本の高配当株

株価の値上がり、配当金の増加に期待したい方は、米国の高配当株

 

この特徴を考慮した上で、ご自身の状況も加味して、投資先を決めてください。

 

 

私の高配当株投資の方針としては、現時点では日本の高配当株としたいと思います。

理由は、現在円安の状態、為替が安定しない状況であることがあります。

とはいえ、株価の値上がり、配当金の増加を期待できることは大きいので、為替がある程度安定したときには米国の高配当株の投資に切り替えるべきと考えます。

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事がいいと思ったら、いいねや読者登録をよろしくお願いします。