社畜から経済的自立(FIRE)を目指す

40歳代の平凡なサラリーマンが経済的自立(FIRE)を目指して行動する軌跡とそれに関する情報をお届け(副業・節約・投資・FIRE)

MENU

【自己覚醒】サイドFIREに必要な「サラリーマン脳」からの脱却 ~やりたいことを仕事にするために~

こんばんは、ToMO(@tomo2011_08)です。

 

私は、サイドFIREをして自分のやりたいことを仕事にしたいと考えています。

サイドFIREのために、お金を貯めて、投資をしてお金を増やすということは順調に進捗しています。

しかし、サイドFIREをした先に、何をやりたい、何を仕事にしたいということがどうしても浮かんできません。

 

以下の記事でサイドFIREについて書いていますので、宜しければご覧ください。

tomokutchi.hatenablog.com

 

以下の記事でもやりたいことがわからないことについて書いていますので、宜しければご覧ください。

tomokutchi.hatenablog.com

tomokutchi.hatenablog.com

 

朧気ながら、人々の役に立ちたい、新しいものをつくりたいというやりたいことは浮かぶのですが、それをどういうプロセスで仕事にできるかということがイメージできません。

どうしても、先にリスクが浮かんできて、これは無理、これも無理とストップをかけているような状況です。

 

その中で、いろいろ調べていると「サラリーマン脳」という言葉を目にして興味をもちましたので、今回はその記事を書きたいと思います。

 

 

何かに挑戦をしようとしてストップがかかっている方、サラリーマンでいることに不満や不安がある方におすすめの記事になります。

 

 目次

 

「サラリーマン脳」とは?

「サラリーマン的な思考をベースとした脳」を指します。

「サラリーマン脳」は、従業員脳とも言われ、それとは別に経営者脳という言葉もあります。

 

私も含め、大部分の方は、「学校を卒業したら、企業に就職をして、月給をもらう」ということが当たり前だと思っていると思います。

月々給料をもらうことは当たり前だし、長期間勤めれば昇進するのが当たり前、組織のルールや規律を遵守することも当然と思い込んでいます。

 

このように思い込んでいること自体が、「サラリーマン脳」である特徴です。

すべての活動が受動的であるともいえます。

 

上からの指示がないと、自分からは能動的には行動できなくなってしまいます。

何かをすることによるリスクを過剰に恐れ、ひたすら責任を逃れることばかり考えるようになるという感覚です。

 

これは何もよいところがないように思いますが、サラリーマンとして生きていく上では必要な能力だったりします。

自分でなりたくてサラリーマン脳になってしまったのではなく、サラリーマンとして優秀がゆえに、サラリーマン脳の持ち主になってしまったのです。

 

 

 

「サラリーマン脳」の特徴

では、「サラリーマン脳」の特徴について、1つづつ見ていきましょう。

 

月々給料をもらうことは当たり前

サラリーマンである限り、月々給料をもらい、有給も好きな時に取得できます。

一定時間の労働をすれば、最低賃金の給与をもらえるのが社会のルールになっています。

 

営業マンであれば、最悪売れなくても給与は出ます。

売れることでインセンティブは付きますが、売れなくても基本給はもらえます。

 

つまり、会社の利益に貢献していなくても一定時間を会社に捧げれば給与はもらえて、目標を達成できなくても有給も取ることができます。

 

 

 

長期間勤めれば昇進するのが当たり前

一般的な仕事は、3年が区切りと言われています。

3年仕事すれば、どんな人でもある一定水準のレベルで仕事できるようになり一人前と呼ばれるようになります。

 

一人前になったときには、昇進が当然あるものだと思っています。

「サラリーマン脳」がこびりついている人ほど、昇進が当たり前と思っている傾向が強く、降格やボーナスカットがあれば不機嫌になります。

 

ルールや規則を遵守するのは当たり前

全てのルールや規則を遵守しようとします。

 

確かにルールや規則を守ることは大切で、組織には一定のルールや規則が必要であることは間違いありません。

しかしながら、ルールや規則だけがすべてではないです。

 

しかし、「サラリーマン脳」が強い人ほど、とにかくルールや規則を守ろうという意識が強いです。

 

その理由としては、ルールや規則が絶対だと昔から教えられてきたから、ルールや規則が後々自分を守ってくれると思っているからということがあります。

 

 

 

なぜ「サラリーマン脳」になってしまうのか?

人間は誰でも、学校を出て社会人になる時は、不安がある一方で希望もあるはずです。

自分はこんな仕事がしたいとか、将来はこうなりたいという目標があるのは当然です。

 

ところが、いったん組織の中に入ってしまうと、すべてにおいて自分の意志だけでものごとを決めることができなくなってしまいます。

 

もちろん、社長の鶴の一声で何事も決まるような会社ではこれは当然ですが、必ずしもそのような独裁的な会社ではなく、普通の会社であっても、組織で決まれば、それは個人の意思よりも優先されるのは仕方のないことです。

 

結局、組織の中でものごとを進めようとすると、根回しとか、社内力学とか、そういうバランス感覚を重視せざるを得なくなります。

それに、自分のやりたいことを、ある程度根回しをしながら進めていったとしても、どこでどんでん返しを食らうか分かりません。

 

会社という組織の中で、自分が関わるすべての案件を、自分が考えているように通すためには、気の遠くなるようなパワーが必要になります。

したがって、これだけはどうしても実現したいという案件以外については、大勢が決定するまで待つのはやむを得ないです。

 

他人の館得に捕らわれることからの解放については、以下の記事で書いていますので、宜しければご覧ください。

tomokutchi.hatenablog.com

 

社内の偉い人は、「1人1人が経営者の視点を持て!」などといいますが、いくら経営者の視点を持っても、それに見合う権限が与えられていないわけですから、そんなことは無理です。

 

必然的に、仕事において自分のやりたいことを考える、ということは次第に遠ざかっていきますし、仕事以外のことでも、自分のやりたいことを明確に意識するという習慣がだんだんなくなっていきます。

 

かくして「サラリーマン脳」に侵された結果、やりたいことをやれと言われていも、何をやっていいか分からないということになるのです。

 

「サラリーマン脳」からの脱却の必要性

「サラリーマン脳」が完全にダメだということではなく、会社にいる間は「サラリーマン脳」で何の問題もありません。

むしろサラリーマン脳でなければ、余計な摩擦と労力を費やすことになるかもしれません。

 

しかし、サイドFIREをして会社を辞めて、自分のやりたいことを仕事にするということを考えた時には、「サラリーマン脳」は排除するように努めるべきだと思います。

 

現代では、得体の知れない「老後不安」に誰もが影響を受けています。

その結果、そればかりに気を遣い、ひたすらお金を貯めていく一方で、自分のやりたいことが何かもわからないまま、引退・定年を迎えます。

 

そうなると、せっかくサイドFIREしてもやりたいことを仕事にできない、お金を使って充実した老後を過ごすことができないという事態になってしまいます。

そんな事態のまま、人生の最後を迎えた時に何千万円あったとしても、それはまったく意味がありません。

そのお金をそれまでに自分のやりたいことに使っていれば、あるいは欲しいものを手に入れていれば、どれくらい充実した人生がおくれたことでしょう。

死ぬ間際になって、これだけのお金を、もっとやりたいことに使っていればという後悔をしたくありません。

 

そうはなりたくないので、今から「サラリーマン脳」を捨て去り、自分のやりたいことを探すべきだと思っています。

 

 

 

どうすれば「サラリーマン脳」から脱却できるのか?

これは、それほど簡単なことではありません。

なぜなら前述したように、会社の中で頑張って上を目指そうとすると、自分1人が突出した存在のままというのは難しいからです。

事なかれ主義でなければダメというわけではなく、最終的にものごとをスムーズに進めるためには、周りにも配慮しなければなりませんし、我を通すだけではうまくいきません。

必然的に「サラリーマン脳」を続けざるを得ないのです。

 

そもそもいったい何のためにそんなことをするのかといえば、会社の中で偉くなりたいからです。

実力主義とか成果主義とかいいますが、人事は好き嫌いで決まることが多いです。

もちろん、仕事ができなければ話になりません。

当然成果を出した上で、協調性とか人間関係を大事にしながら、うまくバランスをとりつつ仕事を進めていくのが理想です。

結果として、自分のやりたいことを第一に主張するということはしないという「サラリーマン脳」になってしまいます。

 

しかし、会社の中で偉くならなくてもよいと思ったら、周りとぶつかろうが、上に嫌われようが、主張すべきことが主張するという仕事スタイルになります。

 

仕事の成果をあげるだけではなく、「サラリーマン脳」をフルに使って周りに気を遣い、いろいろなことに我慢してきたのも、上からの評価を受けて出世したいという心の重圧があったからです。

しかし、出世しなくてもよいのであれば、自分の思うことを素直に表せばよいのです。

 

もちろん、受け入れられる可能性は低いでしょうが、だからといって残念に思う必要はありません。

そんなものと割り切ればいいのです。

 

気持ちを切り替えることで、仕事だけではなく、趣味や生活の面でも、自分のやりたいことを考えられるようになってくると思います。

それが、「サラリーマン脳」からの脱却です。

 

 

 

私のサラリーマン脳からの脱却

これまでは、サラリーマンになれば一生食べていけました。

しかし、今後はそうではありません。

 

日本企業はそれほど強くはなく、リストラなしでは生き残れません。

日本自体が少子高齢化で弱体化していく中、日本企業もそれにつられて弱くなっていくでしょう。

そのため、今後は今よりも多くリストラは行われるようになると予測します。

給料も下がっていくでしょう。

若ければリストラされても次があるかもしれませんが、40代50代ともなると次が見つけられず、サラリーマンではなくなってしまうかもしれません。

その場合に、「サラリーマン脳」のままでは生活費を稼げなくなるかもしれません。

 

自分の幸せを考え、サイドFIREして、自分のやりたいことを仕事にしたいというのならなおさら「サラリーマン脳」からの脱却が必要です。

自分のやりたいことを発見して、それを仕事にするために一直線に努力しなければいけません。

 

私は自分のやりたいことを仕事にしたいと思っていますので、「サラリーマン脳」からの脱却をしようともがいています。

しかし、20年以上サラリーマンをしているとこびりついた「サラリーマン脳」から脱却することは非常に難しいです。

脳が自動的にリスクを検知して、リスクを回避するために、自分のやりたいこととは違う周りから同調されるような行動を指示します。

そのような繰り返しにより、自分のやりたいことさえ分からない状況になっています。

 

私は自分のやりたいことが分からない中、それで止まっていられないので、副業を始めています。

副業をすることで、売上をどのように上げていくのか、どうすればみんなが興味を持ってくれるのかなど、自律的に考え、行動するようになります。

副業は、周りを気にせずに自分のやりたいようにできます。

しかし、その責任は全て自分自身にあります。

 

収入源を複数持つことの重要性については、以下の記事で書いていますので、宜しければご覧ください。

tomokutchi.hatenablog.com

tomokutchi.hatenablog.com

 

そのため、副業は「サラリーマン脳」からの脱却につながる可能性もあります。

本業の中でも、出世や周りを意識せずに、自分のやりたいことを主張することも「サラリーマン脳」からの脱却に貢献すると思います。

 

 

みなさんも、自分のやりたいことをするために、「サラリーマン脳」からの脱却に挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

この記事がいいと思ったら、いいねや読者登録をよろしくお願いします。